目の覚めるような真っ白なコンクリートのブロックが積み重なった建物。その隙間から覗く植物の鮮やかなグリーンとのコントラストが実に爽やかで美しい。

初夏の彩りを思わせるこの建物は、ベトナムのホーチミン市の市街地に建てられたもの。建築を手がけたのは、ホーチミンを拠点に活躍する大手建築事務所Vo Trong Nghia(ボー・トロン・ニア)建築事務所と、同じくホーチミンを拠点に活躍する日本人建築家の西澤俊理氏と佐貫大輔が率いる建築事務所Sanuki + Nishizawaだ。

ザンビア家

ぼくはザンビアで泥の家を建てたのをきっかけに、自分が「生きるための技術」を少しも持ってないことに気づきました。ザンビアでは子供でも野菜を育てられるし、家も建てられるのです。 ザンビアの友人に「日本人はどうやって生きているんだ?」と聞かれ「読み書きができるから仕事をしてお金を貰う。」と答えると、「それではザンビアじゃ生きていけない。」と大爆笑されました。

生きる芸術=ライフスタイルをつくるために

想えば2011年、東日本大震災をきっかけに、自分の「生き方」をつくり直す決意をしました。この時代に他の国のひとたちが、どうやって暮らしているのかを知りたくて、2013年にヨーロッパとアフリカを旅したとき、土と水で建てる泥の家に出会いました。

「生きる」とは、どういうことなのでしょうか。旅から日本に戻り、地球の広さから考えれば、日本国内なら何処でも住めると考え、すぐに空き家を探しました。そして愛知県津島市の築80年の長屋に出会いました。テレビも冷蔵庫も洗濯機もなしで、長屋に暮らしながら家を改修するうちに、失われつつある「生活」を発見しました。

外観

電力会社と一切繋がらず電気を自給自足する、完全オフグリッド生活を始めて1年半。この生活がもたらしてくれた一番のものは気持ちの変化だというサトウチカさん。後編では電力会社から自立することで得られた自信と誇りについて語っていただいた。

前編はこちら ⇒ 【インタビュー・前編】電力の完全自給自足。「オフグリッド」という未来の暮らし方:サトウチカさん

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2011年に起きた東日本大震災からの福島第一原子力発電所の事故を機に、今までの価値観が崩れたというサトウチカさん。 「このままではいけない」という思いから生き方を変え、太陽光パネルを設置し電力会社と契約せずに自宅で電力を自給自足する「オフグリッド」生活に踏み切った。

その暮らし方は閉塞感を抱える現代社会の注目を集め、各メディアの取材もあとを絶たない。 今回はそんなサトウさんに電力完全自給自足を始める契機となった「あの日」の事故から、オフグリッド生活で生まれた気持ちの変化についてお話を伺った。

41d0FPqn1NL バーベキューに山登りにキャンプ。週末は郊外でゆったり過ごす時間を楽しみ、都会の生活圏に帰っていく人が周りに増えてきている。これまであまり自然の中で過ごすことに気が向いていなかったが、「モノやお金がなくても、豊かに暮らせる。―もたない贅沢がいちばん」を読んでから少し気が変わってきた。

愛媛県大三島にて。海は毎日のように見ていますが、やはり離島の海は格別で思わずテンションがあがります。

愛媛県大三島にて。海は毎日のように見ていますが、やはり離島の海は格別で思わずテンションがあがります。

こんにちは、SUKI→JAPANの狩野です。 先日、娘が生後3ケ月をむかえたこともあり、産後初の遠出で瀬戸内に行ってきました。生活拠点である鎌倉は自然にも歴史的名所にも恵まれているため、都心で生活していた頃に比べると日常で旅行感覚が味わえたりもします。とはいえ、私にとって旅行の醍醐味は地元の人や異なる文化との出会いであって、近隣の自然や名所をまわることで満たされるものではありません。最後の遠出は4ヶ月前に訪れた高知、そろそろ旅行による新しい出会いや発見を欲していました。

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