
スウェーデンの首都ストックホルムには、サファイアを彷彿とさせるような群島があります。そこには「sauna」という、素朴で上品なお家が佇んでいます。

そのお家はGeneral Architectureによって設計されました。カラマツの色をそのまま活かしており、周りの風景になじんでいます。主な用途は休日用の小屋といったところでしょうか。未使用時は完全に閉じられるようなつくりになっています。

おかげで内部は劣化することもなく、再び訪れる際には温かく受け入れてくれます。この家が景観になじむように、私たちもこのお家にすんなりとなじめることでしょう。

住まいにおいて「なじみやすさ」はとても重要なポイントです。General Architecture はどのようにしてそれを追求しているのでしょうか。
彼らは入念なリサーチによりユーザの求めるものを的確に把握します。さらに「クラシカル」な建築をつくることをアイデンティティとしています。

クラシカルを直訳すると「古典的な」とか「人文的な」という意味になります。彼らの「クラシカル」は、歴史的な重みや人の営みを感じられる建築を心がけるということでしょうか。
現代人や昔の人々の営みを知ることで、なじみやすいお家のヒントが見つかるかもしれませんね。

Via:
archdaily.com
General Architecture