タイニーハウス、最前線

【海外事例】離島にも、山の奥深くにも。ヘリコプターでも運搬可能なタイニーハウス「Niwa」

2025年04月10日

via: ek-mag.com

険しい山の中や、船でしか行けない離島。そんな場所にも、美しく機能的な住まいを届けることができたら──。Kotoが手がけるタイニーハウス「Niwa(ニワ)」は、その願いを現実のものにする小さな住まい。

トラックだけでなく、船舶、飛行機、さらにはヘリコプターでの輸送も可能な構造を採用しており、これまで建築が難しかった山間部や島嶼部にも設置ができるという。

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Koto誕生の背景──自然に寄り添う空間を求めて

Kotoは2017年、建築家ジョナソン・リトルとその妻ゾーイ・リトル、デザイナーのセオ・デイルズによって設立された。ジョナソンはノルウェーの建築事務所Snøhettaでの勤務を通じ、北欧のミニマリズムや自然との共生に強く影響を受けた。家族のために設計した小さな屋外ルームや読書スペースをきっかけに、大人も過ごせる静かで洗練された空間づくりへと発展し、Kotoの設立につながった。

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Niwaの特徴──設置場所を選ばない柔軟な設計

Niwaは、部材があらかじめパネル状に加工されており、コンパクトに梱包された状態で出荷される。そのため、トラックだけでなく、船舶や飛行機、ヘリコプターなどさまざまな手段で運搬が可能で、従来は建築が難しかった山間部や島嶼部などでも設置が可能となった。
Kotoの共同創業者ジョナソン・リトルは、「建築を通じて人と自然をつなぐことが私たちの使命です。Niwaによって、これまでアクセスが難しかった場所にもKotoの空間を届けることができるようになりました」と語る。

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用途と広さに応じて選べるプラン構成

Niwaは使用目的や設置環境に応じて複数のタイプが用意されている。必要に応じて複数棟を組み合わせることで、拡張性のある空間づくりも可能だ。

Small:スタジオまたはサウナ向け

Medium:スタジオ、サウナ、またはスリープキャビン(宿泊用)

Large:スタジオまたはスリープキャビン

いずれのモデルも、Kotoを象徴する焼杉仕上げの外装、大きな開口部による採光、特徴的な切妻屋根を備えており、周囲の景観に美しくなじむ。使用される木材はすべてFSC認証を取得した持続可能な資源で、室内には自然光が心地よく差し込み、居住性と環境配慮を両立している。

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小さな住まいが生む、新しいライフスタイル

都市の喧騒の中でも、豊かな自然の中でも、自分らしく過ごせる場所を持つこと。それはこれからの時代に求められる新しい住まいのかたちなのかもしれない。Niwaは、そんな想いに応える柔軟なデザインと確かな思想を備えた空間だ。住む場所に縛られず、心地よく、そして自然とつながる。Niwaは、私たちの暮らしに新たな選択肢をもたらしてくれる。

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