
「生きかたを、遊ぶまち」をコンセプトに掲げる、相鉄本線・星川駅〜天王町駅間の高架下施設「星天qlay」では、2026年2月21日(土)、「星天qlayの日」を開催しました。
今回は、Eゾーンでのライブ&マルシェ、さらに「ちょい飲みはしご酒」を実施。B〜Dゾーンでは、ワークショップや読み聞かせ、キッズパークなど、子どもから大人まで楽しめる多彩な企画が登場!
音楽に足を止める人、Eゾーンをはしごしながら楽しむ大人たち、芝生で遊ぶ子どもたち、新しい体験や物語に触れる機会。星天qlayのたくさんの場所に人が集い、そこでの時間を味わう一日となりました。
当日の様子をレポートします!
■ Eゾーン|ライブ&マルシェ 
Eゾーンでは、朝のお囃子からスタートし、一日を通して音楽ライブとマルシェを開催。通りすがりの人も自然と足を止め、にぎわいが途切れることのない空間が広がっていました。

⚫︎川島囃子
今回は、川島町を中心に活動する川島囃子のステージからスタート。
和太鼓や笛の音にあわせて、獅子舞や福の神が登場。無病息災を願いながら、獅子舞が来場者の頭を噛んでまわる姿に、自然と笑顔と人だかりが生まれていきます。
みなさまの健康や幸せを祈願しながら、イベントの幕が開きました。

川島囃子さん:「初めての場所でしたが、みなさんが笑顔で楽しんでくださって、とてもうれしかったです。
お囃子はもともと五穀豊穣や無病息災を願って、何百年も続いてきたもの。こうして通りすがりの方にも見てもらえる機会があるのは、とてもありがたいですね。
人に喜んでもらえることが、自分たちの喜びにもつながっています。」

⚫︎BAAB
続いては、昭和の懐かしい楽曲を中心に演奏を披露した、結成2年のユニットBAABさん。客席には、普段ライブハウスで一緒に時間を過ごしている仲間たちも集まり、演者と観客が一緒に場をつくっていくような、あたたかい時間が流れていました。
BAABさん:「屋外での演奏は今回が初めてでした。いつも演奏しているライブハウスとは、響きも雰囲気も異なる場所だったので新鮮でした。年を重ねてから新しいことを始めるのは、本当に楽しいですよ。
以前西谷のほうに住んでいたこともあり、相鉄線に乗ることはありましたが、天王町駅前がこんなに綺麗になっていて驚きました。そんな新しい場所で、私たちも初めてのことを体験できて、とてもよかったです!」

⚫︎Ather Gate MiMi
やさしいギターの音色とともに、聴き馴染みのあるバラードや懐かしの楽曲を披露。ポロンと響く音に、会場の空気がふっとやわらぎ、会場全体がしっとりと、あたたかい雰囲気に。
Ather Gate MiMiさん:「お天気にも恵まれ、とても気持ちよく歌わせていただきました!」

⚫︎Courage & 銀座 Jewel
続いて登場したのは、2025年12月22日に結成された4人バンドCourage & 銀座 Jewelさん。地元・天王町にゆかりのあるメンバーで結成されたバンドで、Eゾーンは日頃からよく訪れる場所なのだとか。
ステージでは、メンバー紹介やバンドに込めた思いが語られたあと、演奏へ。雰囲気は一気ににぎやかに変わり、最後には即興演奏も披露されました。
ビールを片手に、少し顔を赤めて盛り上がる皆さんの姿がとっても印象的。楽しそうな親御さんの姿をみて、子どもたちも嬉しそうに、一緒に音楽をたのしみます。アーティストと観客が一緒に音楽を作り上げ、まるでフェスのようでした。
Courage & 銀座 Jewelさん:
「自分たちの地元で、こうして音楽を届けられることがとてもうれしいです。こういうイベントがあるまちって素敵だな、ここに住んでいてよかったなと思いました。
即興も交えながら、誰でも参加できるようなスタイルを意識しました。通りがかりの方も足を止めてくださって、子どもたちも楽しんでくれていてよかったです!」

⚫︎はすみまき
ステージのトリは、広瀬香美氏のバックコーラスとして全国ツアーにも参加されたご経験を持つ、はすみまきさん。カバー曲からオリジナル曲まで、エネルギッシュな歌声を披露してくださいました。
お酒を飲みに、Eゾーンに人が集まる夕暮れ時。はすみさんの明るい歌声が、そんなみなさんの耳にも入り、ステージを覗く方や、身体を揺らして楽しむ方の姿も。みなさんの心をよりワクワクさせてくださる演奏でした。
はすみまきさん:
「屋外での演奏でしたが、お天気にも恵まれて安心しました。今日初披露する曲もあり、緊張もありましたが、手拍子をしてくださる方や、演奏後声をかけに来てくださる方などがいて、とても嬉しかったです。はしご酒、とっても素敵なイベントですね。お酒を楽しみながら楽しんでくださる方の姿を見て、こちらも幸せな気持ちになりました。」
Eゾーンでは、ライブとともにマルシェも開催され、こだわりの詰まった出店が並びました。

⚫︎Carino(カリノ)
ネイティブアメリカンのファッションをモチーフにした、肩にかかるほどのロングピアスやビーズアクセサリーが並んだCarinoさんのブース。光にあたってきらきらと輝くのが素敵で、湘南など海沿いでの出店が多いCarinoさんのアクセサリーは、海に入るときにも外れにくい仕様になっているのも特徴です。
桜貝をくだいてつくったピアスなど、ひとつひとつが一点もの。星天で海を想う、ときめきの詰まったブースでした。

⚫︎HARU icing cookies
かわいくて、食べてもおいしいアイシングクッキーを販売。お花やイチゴなど、細やかなデザインが施されたクッキーは、まるで食べ物とは思えないほど。
ほんのり甘くサクサクとした食感で、ライブの合間に足を止めて購入する方の姿も多く見られました。

⚫︎幸美(saibi)
メイキャップアーティスト幸美によるフェイスペイントのブースにも、次々と子どもたちが集まっていました!
肌にやさしい顔用ペイントで、小さな顔に絵を描いていく時間は、とても穏やかでほっこりとするひとときに。他の出店者さんもやさしく見守る中、完成するとたくさんの大人たちから「かわいい!」という声が上がり、子どもたちも笑顔に。その場にいる人たちみんなが笑顔になる出店ブースでした。
■ Eゾーン|ちょい飲み はしご酒

Eゾーンでは、チケットを購入して各店舗のドリンクやフードをお得にちょっとずつ楽しめる「ちょい飲みはしご酒」第2弾を開催!
お店のこだわりのお酒とおつまみを少しずつ楽しめる設計になっており、店舗それぞれの個性を楽しみながら、Eゾーンを回遊できる特別な機会。チケットを片手に「次はどこにいこう?」と話し合う、地域のみなさんの姿がありました。

芝生広場では、兼田さんが代表を務めるfragrante tipicoより、ガレッドやドリンクなどを販売するキッチンカー「SANDS」の出店も。出来立てのあたたかいガレッドが美味しく、親子連れが集まる人気スポットでした。
Eゾーンのテナントの皆さんで企画・運営を行っているちょい飲みはしご酒。今回は、そのお一人であるfragrante tipico 兼田さんからお話を伺いました。
fragrante tipico 兼田さん:
「はしご酒企画は、Eゾーンの店舗みんなで、“何か人が集まることをやりたい”という思いから始まりました。
各店舗でコンセプトもターゲットも違うのですが、共通していたのが“お酒”だったんです。そこから、全店舗を回れるはしご酒イベントができたら面白いんじゃないか、という話になって。まずは地域の方に知ってもらうことが一番の目的で、利益は度外視でスタートしましたが、前回とても好評で、今回につながりました。今後もどんどん良い企画になるようブラッシュアップしていきたいです!」
■Bゾーン|バリスタ体験&紙芝居の読み聞かせ

● Bゾーン(qlaytion gallery)|バリスタ体験!ペアリングでもっと楽しむコーヒー (タリーズコーヒー)
タリーズコーヒーのスタッフによるハンドドリップのレクチャーと、コーヒーと焼き菓子のペアリング体験を開催しました。
スタッフのレクチャーのもと、ドリップパックに丁寧にお湯を注ぎます。自分で淹れたコーヒーを、タリーズで実際に販売されている焼き菓子とともに味わいながら、ペアリングのコツも学ぶことができます。

体験用とお土産用、2つのドリップパックが配られ、自宅でも美味しいコーヒーを楽しめるのも、今回の体験に含まれたうれしいポイント。子どもからご年配の方、そしてご予約いただいた方から当日ふらっと興味をもって足を運んでくださった方まで。たくさんの方に体験いただく機会となりました。
タリーズコーヒーさん:
「前回、11月の星天qlayフェスでは、子ども向けのイベントとして開催しましたが、今回はより多くの方に楽しんでいただけるよう、大人の方も参加できる内容で開催しました。
タリーズのコーヒーのおいしさや、お菓子とのペアリングの楽しさを知っていただくきっかけになれば嬉しいです。今日の体験を思い出しながら、ご自宅でもコーヒーの時間をより楽しんでいただけたらと思います。」

●Bゾーン(qlaytion gallery)|ほどがや えかたり~べのオリジナル紙芝居!
タリーズのバリスタ体験の隣では、読み聞かせボランティアによるオリジナル紙芝居の上演が行われていました。今日の上演を楽しみに訪れた方や、通りすがりに立ち寄った方など、徐々に観客が増え、会場は多くのお客さんで大にぎわい。ほどがや えかたり〜べの皆さんの声の響きや表現の豊かさから、聴いている皆さんも、明るい場面では笑顔に、悲しい場面では、一緒に悲しい顔に。物語に引き込まれていきます。
ほどがや えかたり~べさん:
「初めての会場でしたが、たくさんの方に集まっていただいてうれしかったです。
qlaytion galleryは読み聞かせにぴったりな空間ですね。
室内の証明が、紙芝居をいい具合に照らすことができましたし、とっても良い会場で感動しました。皆さんが最後まで集中して聞いてくださったのも、とてもうれしかったです。」
■ Cゾーン(芝生広場)|キッズパーク

Cゾーンの芝生広場では、子どもから大人まで楽しめるキッズパークを開催!のびのび遊べる芝生の上で、体を動かしたり、段ボールで想像力を広げて楽しむことができるエリアです。
⚫︎ダンボールでお城づくり!|Moco-ya(モコヤ)

ダンボールを使ったお城づくりで、子どもたちは夢中に!たくさんある段ボールから、好きなサイズを選んで、ならべて、くっつけて。気づくと芝生広場にはたくさんのお城でいっぱいに!
参加者のお子さんたちが自由に思い思いのお城を組み立てて、大人の方もお子さんと一緒に楽しんでいる姿に、見ているこちらもほっこり。
声をかけ合いながら、次々とお城が増え、最後のお片付けまでをみんなで楽しく行いました!
Moco-ya(モコヤ)代表 山田さん:
「星天qlayは、こんなに広い芝生の上で安心して遊ぶことができて、お子さまに優しい環境ですよね。とても素敵な場所だと感じました。
普段ワークショップを行っている空間よりも広く、子どもたちものびのびと楽しんでくれていて、よかったです!」

■ Dゾーン(YADORESI)|YADORESI リビングトーク
Dゾーンのシェアレジデンス「YADORESI」では、住民たちの暮らしをのぞくことができる特別な一日、「OPEN DAY」を開催。
OPENDAYに合わせて行っている「リビングトーク」では、星川・天王町、横浜エリアなどで活動するゲストをお迎えし、リビングでのトークセッションや語らいを通して、地域の方々がゆるやかにつながる時間をつくっています。
今回は、天王町にサロンを構える「ドッグサロンあや」さんをゲストにお迎えし、ワンちゃんとの暮らしやまちとの関わりをテーマにトークイベントを開催しました。

学生時代に天王町でアルバイトをしていたことをきっかけに、大家さんが所有する場所でドッグサロンを構えて30年。犬とまちに寄り添う暮らしを大切にされているあやさん。
「好きな場所で好きな仕事ができることは幸せ。本当に夢がかなったような感覚です」と語ります。
「ワンちゃんとお友達のように過ごしたい。」
「一匹として同じ子はいない。ワンちゃんと向き合い、教わりながら自分の人生を積み重ねていくのだと思う。」
「このまちで暮らすワンちゃんに寄り添えていることが嬉しい。1代目、2代目、3代目と、何十年も通い続けてくれるお客さまもいらっしゃるんです。」
そう話すあやさんは、ワンちゃんやお客さまとの数々のエピソードとともに、お店への想いを共有してくださいました。

会場には、普段からあやさんのお店に通う方から、これからワンちゃんを飼ってみたいという子どもたちまで、地域のさまざまな方が参加。
あやさんのお話を通して、ワンちゃんとの時間の過ごし方だけでなく、まちや仕事との向き合い方についても、改めて考えるきっかけとなった方が多かったのではないでしょうか。
愛情をもって仕事と向き合うあやさんの言葉に、気づきとともに自然と心があたたまる、そんなトークセッションとなりました。
ドッグサロン あやさん:
「普段はあまり若い方と関わる機会がないので、こうしてお話を聞いていただき、終わったあとに“面白かった”と言っていただけて、私自身とても楽しかったです。
やっぱりまずは自分が楽しむことが大事ですし、それが周りにも伝わっていくといいなと思っています。トークも初めてで、行き当たりばったりな部分もありましたが、コミュニティビルダーさんが司会として進行してくださったので、それにお任せしてリラックスして参加することができました。」

終わりに
音楽に耳を傾け、ふと足を止める人、はしご酒を楽しむ人、芝生で遊ぶ子どもたち、初めての体験や物語に没頭する人。この日、星天qlayのあちこちで、小さな出会いや会話が生まれていました。
何かを目的に訪れた人も、たまたま通りかかった人も、それぞれの過ごし方で、この場所ならではの時間を楽しむことができた1日。
「生きかたを、遊ぶまち」というコンセプトのもと、人と人がゆるやかに交わり、思い思いに時間を過ごす風景が、またひとつ積み重なりました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!