【鶴川団地暮らしレポートvol.6】 鶴川団地自治会 presents “ドンド焼き”

こんにちは、鶴川団地コミュニティビルダーの石橋です。

団地や団地周りにも友達ができたり、行きつけのお店ができたり、鶴川に暮らしている感覚を得ながら楽しく生活しています。団地に遊びにきてくれた友人に、「いい団地だねえ」なんて言われると新参者ですがとても嬉しいものです。

ドンド焼きに行ってきました

2022年の最初の鶴川団地での出来事はこちら、ドンド焼きです。

日本各地でお正月明けの、1月15日頃に行われるドンド焼きですが、まさか団地の中でも開催されるとは知りませんでした。場所は、団地の中にある公園、わんぱく広場です。

実はお恥ずかしいことに、私、ドンド焼きに参加するのは人生初。調べたところ、わらや竹と共に正月飾りの門松やしめ縄などの縁起物などを持ち寄って、焚きあげるということで、ささやかながら我が家の正月飾りを持参することにしました。

せっかくなので、準備のお手伝いでもと思い、1時間ほど早めに伺ったところ自治会の旦那様方がすでにせっせと竹や木材を組み立てられていました。それにしても気持ちの良い天気。

防火用に水を張ったバケツや消火器を用意。

手前には、焼き芋用の熾き火台。年季が入っています。ドンド焼きは団地が造成された初期の頃から毎年開催されているとのことで、準備も慣れた様子でサクサクと進んでいきます。

サツマイモを濡らした新聞紙で包んでいきます。とても嬉しそう。昨今イベントが少ないので、喜びもひとしおといった感じがあります。

鶴川団地の生活支援アドバイザーで団地内で折り紙のワークショップも開催されている、佐藤さんも千羽鶴を持ってご到着。点火の時間が近づくにつれ、だんだんと人が集まってきました。

ドンド焼きでは、書き初めなどを燃やすと字が上達するという言い伝えもあるそうで、正月飾りの他にも絵画などの作品もありました。点火前に、日本酒でお清め。

火がつくとみなさん次々に、持ち寄ったものを投げ入れていきます。竹の中の水分が弾けて、「パァン、パァン」といい音が鳴り響きます。この音で厄除や無病息災を祈願するそうです。

我が家の正月飾りも忘れぬうちに。

子供も、大きな火にも負けずどんどん投げ入れてきます。

土曜日だったこともありファミリーの姿もちらほら。

なんと子供たちには、マシュマロが用意されていました!自治会のみなさまのなんとも素敵な心づかい。

そして、お待ちかねの焼き芋入刀です。焚き火で焼き芋なんて何年ぶりだろうという多幸感。ねっとり甘くて、ホクホクとして1月の寒空にいちばんのごちそうをいただきました。

例年よりは人は少なかったとのことでしたが、団地の先輩方ともたくさんおしゃべりができて、とてもよい土曜日の昼下がりでした。

最後はみんなで消火!

来年は、書き初めでもして、ドンド焼きに持っていきたいなあなどと浸りながら撤収しました。