\ 現代アートのたまり場 Vol.6 / 写真編 写真と現代アート ~木村伊兵衛賞から東京都写真美術館まで~

◉現代アートのたまり場について

世界的に大ブームとなっている「現代アート」。

そのブームに合わせ、世の中には「現代アート」に親しむ為にアートを体系的に理解することが出来る様々なアートの入門書や講座等が開かれています。

そんな中で、この「現代アートのたまり場」は、美術家であり、新宿三丁目にあるアートライブラリーカフェバー「A’holic」の店主である森川穣さんによる、初心者からアート好きまで誰でも楽しむことが出来るアート史講座と、そこに集まった人たち同士でアートに纏わる事を気軽に話すことが出来るテーブルトークが合わさったイベントとなります!

これからアートを知りたい方々が楽しんで参加していただけるような、「現代アート入門」にもぴったりな内容となっておりますので是非お気軽にご参加ください。

さて、第6弾は前回に引き続き写真編をお届けします!

今回のテーマは、「写真と現代アート ~木村伊兵衛賞から東京都写真美術館オープンまで~」です。

写真は今や世界的に主要なメディアの一つです。スマホやカメラを用いて、日々沢山の写真がとられています。それほどまでに我々にとって身近な存在となった一方で、写真はアート作品としても地位を確立しています。これまで写真はどのような道程を経て、日本で、世界で、アート作品として認められてきたのでしょうか?

今回はそんな、写真と現代アートの関係に迫ります。

今回のお話は、1975年に設立され、今では写真家の登竜門とも呼ばれている、「木村伊兵衛賞」の誕生からスタートします。この賞から数々の写真家がステップアップしていき、日本といえば写真といっても過言ではない程重要なメディアになっていきました。

また、時を同じく70年代以降、ドイツではベッヒャー夫妻が革新的な写真を発表し、その教え子たちも目覚ましい活躍を見せていきます。80年代に入ると、アメリカからシンディ・シャーマンが登場し、写真と現代アートはいよいよ融合していきます。

日本でも森村泰昌、やなぎみわ、杉本博司と写真を使った現代作品を発表する作家が現れ、1995年、いよいよ初の公立写真美術館、東京都写真美術館が開館しました!

今回もアートの歴史を紐解きながらその理由と変遷を辿っていく事で、現代アートの文脈を理解していく1つのきっかけ作りになればと思います!

今やとても身近だけど、意外と知らない写真の事。写真や現代美術が気になっているけどとっつきにくいと思っていた方、とても良い機会となりますので、是非ご参加ください!もちろん、写真好きな皆さんのご参加もお待ちしております!

◉A’holicについて


2019年4月に新宿三丁目にオープンしたアートライブラリーカフェバー「A’holic」。現代美術のカタログや創刊号(1948年)からの美術手帖などアート関連書籍を中心に、建築やファッション、舞台などにまつわる書籍1,000冊に囲まれながら、珈琲やアルコールが楽しめる。

◎こんなヒトに来て欲しい

・現代美術が気になっているけどとっつきにくいという方
・「写真」が好き、その歴史に興味がある方
・ビジネスや暮らしのヒントのためにアートの世界に触れてみたい方
・現代アートに親しむきっかけを掴みたい方
・アート、カルチャーに興味、関心がある方
・これからの暮らしについて考えたい方
・A’holicが気になっていた方

◎イベント概要

【日時】
2020年4月4日(日)20:00~22:00

【定員】
20名
*定員に限りがございますので、お早めにご注文願います

【参加費】1000円

【申込方法】http://ptix.at/5WRVep
*peatixチケットサイトが支払い窓口*

※万が一当日ご参加出来なかった場合、アーカイブ動画をお送りすることができます。

【主催】
YADOKARI株式会社×A’holic

◎スケジュール

19:55 チェックイン
20:00 全員で自己紹介
20:30 アート史講座
21:30 質疑応答・テーブルトーク
22:00 完全終了

◎スペシャルゲスト


森川穣
美術家/A’holic店主

1983年生まれ。美術作家。
京都精華大学卒業後渡英しロンドン大学チェルシーカレッジにて大学院資格過程修了。
帰国後京都にてアーティストランスペースstudio90を開設。
国内外で展覧会やキュレーションを行う。
主な展覧会に「確かなこと」於京都芸術センター(2010)、「das licht」於Galerie zur Matze(2015)等
2019年4月に、アートライブラリーカフェバー「A’holic」をオープン。
http://minorumorikawa.com

◉ファシリテーター


伊藤幹太
YADOKARI株式会社

1995年生まれ。中央大学総合政策学部卒。2019年よりYADOKARI にジョイン。プロデューサーとして、様々な企画プロデュース・まちづくり支援などを行う。横浜にある自社施設Tinys Yokohama Hinodechoではフードとイベントのプロデュースを担当。様々なクリエーターや現代アーティストと共に、主に食やアートを通じたコラボ企画を多数実施。日ノ出町・黄金町のまちづくり・ブランディングに携わっている。