自然との一体感を楽しめる、人に優しいプレハブキャビン「TimberCab 550」

via: smallhousebliss.com

「TimberCab 550」は、アイダホ州北部の Lake Pend Oreilleという湖の畔に建てられたプレハブキャビン。北はカナダ、東はモンタナ州、そして西はワシントン州と、国境と州境近くにあるLake Pend Oreille周辺は、ゴツゴツした岩山に囲まれながらも、 国立公園が数多く点在するため 、カヌーやキャンプなどのアウトドアが楽しめる場所でもあるという。
そんな、自然豊かな湖を一望できるTimberCab 550は、まさに自然と一体となれる小さなキャビンハウスだ。

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TimberCab550はその名の通り、広さが総床面積550平方フィート(51.1㎡)というプレハブのキャビン。このTimberCab 550は、ワシントン州シアトルにあるFabCabという会社が取り扱っているプレハブハウスで、その中でも一番小さいモデルだ。長方形型のキャビンは、ベッドルーム1つとバスルーム1つ、それにキッチンとリビングルームがセットになったコンパクトな作りになっている。

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そのような小さな作りながら狭さを全く感じさせないのが、このTimberCab 550の魅力 。キャビンの角という角に大きな窓を取り付けることで内外の境界線をなくし、小さな空間を大きく見せるよう工夫がなされている。

そしてもう一つは、リビングルームとベッドルームの間の壁を天井まで施さずに、上の空間をわざと空けている。それによって、壁があるとどうしても感じてしまう閉塞感を、この小さな空間のお陰で感じずにすむのだ。
更に、その大きな窓からは湖を一望できるようになっているので、四季折々の美しい風景を思う存分満喫できる。

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そしてTimberCab 550のもう一つの特徴は、 車椅子でも快適に過ごせるようにバリアフリーになっているところ。各ドアは通常より広めで、どの部屋の境界線もシームレス(継ぎ目がないこと)化されている。そのため、ストレスを感じることなく車椅子での移動が簡単にできるのだ。

ベッドルームとバスルームのドアは引き戸になっており、これも車椅子でも開けられやすいようにとの配慮だ。加えて、車椅子でも一人で容易に行き来できるようにと、キャビンのバスルームはゆったりしたスペースでできている。

TimberCab 550 05 小さいながらも快適に過ごせるように、たくさんの工夫が施されたTimberCab 550。アイダホの厳しい自然と一体になりながらも人に優しいキャビンは、今日も静かに湖を見つめるように静かに立っているのだろう。
TimberCab 550 06 Via: smallhousebliss.com