TPOに応じて伸び縮みできる家!? オランダのガーデンハウス
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オランダの南部ドメル川沿いにある工業都市・アイントホーフェンに、建築家が母親のために建てたガーデンハウスがある。ダグラスの木を基調に建てられており、のどかで素朴な家のように見える。
大きさは45.0スクエアメートルだが長さは状況次第で変化するという。なんとこの家、伸びたり縮んだりすることができ、伸びた時は最大12m、縮んだ時は6mの長さになる。TPOに応じて調節できる家というコンセプトで建てられたという。
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外から見ると普通の小屋だが、実は二重構造になっていて、中からスライドできる。そして一回り小さな相似形のフレームが押し出せるようになっていて、そのフレームにはガラスが貼られている。
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つまり、この家は4つのバージョンがあるのだ。晴れの日はパカリと家を割ってオープンなスペースにし、雨が降り出したら元に戻せばいい。雨が降ってて風が強くても、日が照っていれば家の外側だけ割ればいい。お客さんや友だちがたくさん来たときは、家を広くするために中側のフレームを外に出せばいいのだ。
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寒い日に完全にオープンにしてしまっても、小さなノルウェー式のストーブがあるので大丈夫だ。どんなときだって快適に暮らせる家なのだ。状況に応じて形を変えることのできる家は、まさに未来の住まいではないだろうか。