「住む」と「働く」の心地よい両立を。対照的な空間でつくる職住近接のスモールハウス
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ここはチェコ共和国。
Zen houseが手掛けたちょっとユニークなこの建物は、写真のように2つに分かれユニークな構造をしている。
1つは住むための建物で、1つは仕事場として建てられたものだ。
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物理的にも心理的にも住むことと働くことの距離をできる限り近づけ、それでも混同はしない。2つの建物は外に続く短い廊下で繋がっている。その周りにある庭は、食事も楽しめるようなダイニングスペースとなっている。
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シンプルな木のフレームに取り付けられている壁は、透明なアクリルのパネル。木の構造を外から見ることができ、それがそのまま家のデザインとなっている。ボール紙やベニア板などの、非常に安価な素材でできており、より多くの人にとって手が届きやすい住まいであることも魅力的な点だ。
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![](https://i0.wp.com/www.designboom.com/wp-content/uploads/2016/11/petr-stolin-architects-zen-houses-czech-republic-designboom-09.jpg?resize=818%2C532)
働くための空間の内装は白、もう一つは黒と対照的。これだけ色が違うと、すぐにモードを切り替えることができそうだ。作業部屋はシンプルで、大きな窓から切り取られて見えるのは緑の大きな木。リラックスして作業が進められる。どの面にも窓が取り付けられており、自然光を取り入れることができるのもいい。
リモートワークやノマドワークが注目される今、これからのライフスタイルを考えていく上で、仕事場と住まいをどう分けていくかは大きな問題のひとつ。この建築ではそれが見事に織り成され、非常に豊かなライフスタイルが実現できているようにみえる。