【VANLIFE DESIGN CONTEST 2022開催!】 「車」が持つ可能性を最大限に引き出す新しいライフスタイルを求めて
自分好みにカスタマイズされた車を走らせ、気の向くままに自分の好きな場所で生きる。
アウトドア需要の高まりやテレワークの浸透によって、新たな暮らしの選択肢として注目を集めている「バンライフ」。東海エリアにおける2021年度 SUV 販売台数6,000台以上を誇る株式会社グッドスピード(以下、グッドスピード)は、顧客の車中泊やキャンピングカーへのニーズ拡大を受け、2022年10月、新たなショールームを建設し「GOODSPEED VANLIFE 春日井店」をリニューアルオープンさせた。
新店舗のオープンを記念して開催される「VANLIFE DESIGN CONTEST 2022(バンライフデザインコンテスト2022)」は、「SUVといえば、GOOD SPEED」を掲げるグッドスピードと、「世界を変える、暮らしを創る」をビジョンに掲げるYADOKARI株式会社が初めてタッグを組んだプロジェクトだ。
大人から子どもまで誰もが参加でき、最優秀賞に選ばれた作品は実際に車両が製作されるという夢のようなコンテストは、どのようにして実現することになったのだろうか。GOODSPEED VANLIFE 春日井店店長の寺田守良さん、グッドスピードセールスプロモーション課真野友宏さん、YADOKARI株式会社の共同代表さわだいっせいと上杉勢太が、新たなショールームのオープンと、コンテストの実現に至る背景を語った。
ーグッドスピードが、新たにバンライフのブランドを立ち上げたのはなぜでしょうか?
寺田:グッドスピードは2002年に創業し今年で創業20周年を迎えました。創業以来SUVに特化した専門店展開を行い「SUVといえば、GOOD SPEED」というブランドメッセージを掲げ、SUVの販売を行っておりますが、SUVの他にも、ミニバン専門店や輸入車専門車などの専門店も展開しています。近年キャンピング仕様のカスタムがブームとなっていることもあり、元々行っていたハイエースやキャンピングカーのカスタム販売やレンタルの事業をさらに拡大するために、2020年10月に「バンライフ」の名を冠した「GOODSPEED VANLIFE」 というブランドを立ち上げました。
真野:お客さんと接点を持つという意味では、会社として積極的にSNSは活用しています。インスタグラムは店舗のアカウントとは別に「GOODSPEED VANLIFE」のブランドのアカウントも運用しているのですが、そちらは店舗情報というよりはバンライフにまつわる様々な情報を発信し、バンライフに親しみを持ってもらうことで、いずれは投稿を見てくださった方に顧客になっていただければと思っています。
▼GOODSPEED VANLIFEのインスタグラムアカウントはこちら!https://www.instagram.com/goodspeedvanlife/
—「GOODSPEED VANLIFE」 を立ち上げ、よりいっそうハイエースやキャンピングカー関連の事業に力を入れることになったということですが、今回「GOODSPEED VANLIFE 春日井店」がリニューアルオープンすることになった背景をお聞かせください。
寺田:2021年1月に「グッドスピード春日井ミニバン専門店」がリニューアルし、併設店として、 現在の店舗の前身となる「グッドスピード春日井ハイエース・キャンピング専門店」がオープンしました。その店舗ではお客様から車中泊のできるハイエースやキャンピングカーに関するご要望をいただくことが多かったので、それならショールーム自体を新設しようということで、2022年10月に「GOODSPEED VANLIFE 春日井店」としてリニューアルオープンすることになりました。
この店舗のデザインは0からスタッフが意見を出し合って作っていて、グッドスピードの他の店舗にはない木目調のデザインが特徴です。「遊びが仕事、仕事が遊び」をテーマに店舗作りを行い、内装や家具にもこだわり、ログハウスをイメージした仕上がりになっています。リニューアル前も月に1度ワークショップを行っていたので、そういった企画で使うワークショップルームも自分たちで考えて提案しました。
さわだ:車の販売店ではなかなか見ないデザインで、アウトドアショップのような雰囲気ですよね。ワークショップ部屋では、子どもたちが何か作ったりすることもあるんですか?
真野:2022年10月8日に開催したオープン記念イベントの際は、この部屋でお子様連れの家族がモルックを作るワークショップを行いました。今後もそういったイベントやワークショップを開催し、ユーザーさんと繋がり続ける店舗でありたいと思っています。中古車販売店は、車検で2年に1度、整備で半年に1度、というように車を購入した後はなかなか店舗に足を運んでいただく機会がなくなってしまうので、「月に1度遊びに来る場所」という感覚になって頂けるような店舗を目指しています。
ーリニューアルオープン記念イベントのお話がありましたが、イベント当日はGOODSPEED VANLIFE 春日井店はどのような様子でしたか?
寺田:当日は50組以上の方にご来店いただき、以前からユーザーであったお客様は「やっとできたね」と声をかけてくださいました。ドッグランを併設しているので、ご家族とペットを連れて来店される方も多かったです。初めての試みとして保護犬・保護猫の譲渡会も行ったのですが、そちらにも想像以上に多くの方が参加してくださいました。
さわだ:ユーザーさんがリニューアルオープンを心待ちにしてくださっていたのは嬉しいですね。ログハウス風の店舗にドッグランが併設しているという個性的な空間と継続的に開催されるイベントなど、お客さんとのコミュニケーションが円滑になるような仕掛けがいくつも作られているんだなと感じました。一般的な中古車販売店と比べてお客さんとの距離が圧倒的に近くなりそうですね。
寺田:そうですね。イベント時に限らず、スタッフ皆が1人1人のお客様と関係性を築いているので、例えば僕が不在の時に僕が担当しているお客様がいらっしゃっても、他のスタッフが円滑にコミュニケーションを取れる環境になっていると思います。
ー「バンライフ」というワードが少しずつ注目を集めるようになってきたなかで、どのような経緯でVANLIFE DESIGN CONTEST 2022を開催することになったのでしょうか?
上杉:YADOKARI株式会社(以下、YADOKARI)としては、「バンライフのデザインコンテスト」の企画は5年ほど前から温めていました。世界中のバンライフやタイニーハウスの視察をするなかで、単なる移動手段ではなく、未来の新しい価値を作るものとして「車」が持つ可能性を強く感じています。
コンテストをやるからには、応募していただいた車両がきちんと実現されることと、車自体に価値を見出しプロダクトとして扱っている会社さんと行いたいという想いがあり、真野さんがYADOKARIのオフィスに来てくださったときに、「これからの車の未来を実現するデザインコンテスト開催をご一緒できませんか?」とお話をさせていただきました。
真野:我々は同業他社と比べるとバンライフ事業については後発なので、他とは違う新しいことをしなければ先に進むことができないという気持ちがあります。そのためただ広告を打つのではなく、今回のような参加型の企画を行うことで店舗に足を運んでいただくきっかけが作れればと思い、社内で企画の説明をしました。上層部も新しいことだからやってみようと後押ししてくれたので、今回のコンテストがハイエースのカスタムやキャンピングカーのレンタルができる「GOODSPEED VANLIFE 春日井店」を知ってもらうきっかけになれば嬉しいです。
寺田:「すごく面白い企画ですね」というのが、真野さんから話を聞いた時の第一声でした。一般の方から募集したアイデアをもとに車両を作り上げるというのは聞いたことがないので、率直に面白いなと。
コンテスト自体が当社初の試みですが、一般の方が「自分だったらこんな風に車両をアレンジするのに」と感じていることを作品として見せていただくことで、お客様が本当に理想としているバンライフを知ることができ、今後のお客様へのご提案にも活かせるのではと期待しています。
上杉:最優秀賞作品が実際の車両になるという特典は、本当にすごいことだと思うのですが、賞品を決めるにあたって社内でディスカッションなどはあったのでしょうか?
真野:ありましたね。車検の問題もあるので、全く同じものを作るのは難しい部分もあるかもしれませんが、可能な限り理想に近い車両を作ることができたら、コンテストをやる意義があると思っています。ただハイエースを貸し出すのではなく、考えて下さった車両にできる限り近いものをお渡しして、それに乗っていただくことで、よりバンライフを楽しんでいただきたいです。
上杉:すでにエントリ―も届いていますが、作品応募に向けた熱いメッセージを書いてくださる方がすごく多いんですよ。「このコンテストに出会うために絵を描いて、妄想していたのかと思い、嬉しくて震えます」や、「憧れのバンライフを必ず形にします」など、熱量の強い方がエントリ―してくださっている印象です。
YADOKARIはこれまでに住まい系のコンテストを開催したこともありますが、車一台のバンというのはデザインしやすい大きさだと感じています。住宅のデザインや空き家の再生だと規模が大きくなりすぎてしまいますが、今回のコンテストは「バン」という手の届く小さな空間を自分の理想のライフスタイルとかけ合わせてアレンジできるので、子どもから大人まで参加することができるものになっていると思います。
寺田:僕はシートアレンジやバンコンの中をかなりの数見ているので、そういった車両の内部を全く見たことのない方がどういった作品を考えて下さるのかすごく楽しみにしています。
上杉:YADOAKRIは共にタイニーハウスのデザインコンテストを実施して今年で6年目になるのですが、年々応募者が増え、少しずつそのまちにコミュニティが出来ていく過程を見てきました。これまでの経験から、今回のコンテストは応募してくださった方々が、店舗に飾られた自分の応募作品を見に来たり、完成した入賞作品の車両を見に来たりという流れができることは間違いないだろうなと思っています。完成した車両のお披露目と共に車中泊のキャラバンイベントができたら楽しそうですよね。
日本の皆さん、ひいては世界の皆さんと、車の未来を一緒に考えていくコンテストになるだろうと思っているので、今回こういった形でご一緒させていただき、長年温めてきた想いが形にできて嬉しく思っています。
真野:この1回に限らず、継続して開催できる企画にできたら嬉しいですね。例えば毎年春に向けてコンテストを開催して、「毎年この時期になったら応募作品飾られるよね」と言っていただけるような企画にしたいと思っています。
ー最後に、GOODSPEED VANLIFE 春日井店の店長である寺田さんから、作品の応募を考えている方に向けてメッセージをお願いします。
寺田:ありきたりなものではなく、自分や審査員の方の想定から外れるようなもの、誰も思いつかないであろうものを考えて、ぜひ応募していただければと思います。ハイエースという車両や実現可能性にこだわらず、空想上のアイデアで構わないので、「その手があったか!」と思えるような作品を期待しています。
単なる移動手段としてではなく「車」そのものに価値を生み販売やレンタルを行ってきたグッドスピードと、タイニーハウスやバンを使った様々な事業を手掛けてきたYADOKARI。そんな2社が行う今回のコンテストには、「車」の可能性を最大限に引き出した、今までにない新しい暮らしのアイデアが集まってくるだろう。
あんな車があったらいいな。こんな暮らしをしてみたいな。
そんな想いを自由に羽ばたかせて、あなただけの、これまでにない「バン×暮らし」のアイデアをぜひご応募ください!
▼VANLIFE DESIGN CONTEST 2022詳細はこちら!
https://vanlife-design-contest.jp/
▼GOODSPEED VANLIFE 春日井店
2021年1月にオープンした、グッドスピードのハイエースのカスタムおよびキャンピングカーの専門店。ハイエースをベースとした車中泊ベッドキットカスタムやキャンピングカーの製作および販売、キャブコンタイプのキャンピングカーを低価格でレンタカーとして利用できるサービスを提供している。車中泊やキャンピングを始める潜在顧客を見つけ出し活性化によって販売増加を狙うため、2022年10月に新たにショールームを建設し、新店としてオープンする。新たなショールームは約80台の在庫を取り揃え、軽自動車をベースにしたキャンピングカー、ハイエース、本格的なキャブコン・バンコンをラインナップ予定。
所在地: 愛知県春日井市東野町9丁目7-11
営業時間:10時00分~19時00分
定休日:火曜日(祝日は営業)
電話番号:0120-36-4092