【インタビュー】タイニーハウスから望む日本百景。「GLAMPING HILLS AKAGI〜グランピングヒルズ赤城〜」誕生!

2023年11月、群馬県の中央に位置した渋川市赤城町に新たなグランピングリゾート「GLAMPING HILLS AKAGI〜グランピングヒルズ赤城〜」がオープンしました。

赤城山は、群馬を代表とする夜景スポットのひとつ。日本百景のひとつにも選ばれている大スケールの夜景を一望できる施設です。
そんな絶好のロケーションに佇むグランピングリゾートの客室に、YADOKARIのオリジナルタイニーハウス「Tinys INSPIRATION」をご活用いただいています。

今回は施設を運営するブライトン株式会社ゼネラルマネージャーの矢部さんに、施設の魅力やタイニーハウスをご検討されたきっかけについて、お話を伺いました。その内容をご紹介します!

ーー新たに誕生した「GLAMPING HILLS AKAGI〜グランピングヒルズ赤城〜」とはどんな施設なのでしょうか?

矢部さん(以下敬称略):1番の魅力は、目の前に広がるアートのように壮大な景色です。榛名湖の裾に広がる渋川や、伊香保の夜景、満天の星空をお楽しみいただけます。

当施設がある場所の標高は600mほどとそれほど高くはないからこそ、見上げることも見下ろすこともなく、常に目の前に美しい景色がある非日常をご堪能いただけることが、大きな特徴です。

満天の星空と四季折々の自然風景が非日常的な時間を演出してくれる。(写真提供:ブライトン株式会社)

矢部:またご夕食には、当施設自慢の“地産地消”グランピングBBQをご用意しています。お肉やお野菜などの厳選されたご当地食材をふんだんに使用し、ここ赤城だからこそ味わえる贅沢な味をお楽しみいただけます。

矢部さんが特にこだわったというお肉は和豚を扱う地元企業「グローバルピッグファーム株式会社」のもの。(写真提供:ブライトン株式会社)

矢部:また1日2組限定で、施設内にあるバレルサウナをご体験いただけることも魅力の1つです。木の香りやぬくもり溢れるサウナと水風呂、そして赤城の澄んだ空気の中でととのい、癒しのひと時を過ごしていただけたら嬉しいです。

ーー続いてタイニーハウスについてのご質問に移らせていただけたらと思います。今回、どのような理由から施設内へのタイニーハウスの導入を決めてくださったのでしょうか。

矢部:タイニーハウスは移動が出来るものや機密性がしっかりとしているものが多いイメージがあり、宿泊施設としてだけでなく、災害時の避難所として利用出来るということに惹かれて選びました。また減価償却期間が短く、期間後には販売が出来るということも、タイニーハウスを選ぶ決め手となったポイントです。

ーー今回、数あるタイニーハウスの中で弊社のタイニーハウスを選んでくださった理由は何だったのでしょうか。

矢部:日本にあるトレーラーハウスを扱う会社さんをたくさん調べた中で、全てのトレーラーが車検に通るYADOKARIのタイニーハウスを選びました。

検討した当初は、デザインに惹かれてアメリカのトレーラーハウスを導入したいと考えていたこともありましたが、群馬県はトレーラーハウスを設置するための基準が厳しかったため、車検が通る可能性の低い海外のトレーラーハウスは断念し、日本のタイニーハウスを導入することに決めました。
思いを込めて施設を作り上げたとしても、車検に通らなくて営業が出来ない…。なんてことになっては元も子もありません。必ず車検に通るという安心感が得られたのはとてもありがたかったです。

(写真提供:ブライトン株式会社)

矢部:また、アメリカのタイニーハウスはデザインそのものは素敵ですが、トイレやシャワーなど水回りが狭いものが多いんです。快適にお過ごしいただくためには水回りの広さを確保する必要があると思っていたので、トイレとバスが別々に設置され水回りを広く確保出来る「Tinys INSPIRATION」に惹かれました。

ーー本当にたくさんリサーチをされていましたよね。そんな中、弊社を選んでくださり、本当に嬉しいです。実際に数カ月稼働されてみて、お客様の反応はいかがでしたか?

矢部:満足度は大変高く、「とても快適な時間を過ごせた」というお声を多くいただいています。
当施設では、ドームハウスとタイニーハウスを設置しているのですが、2種類の空間があるからこそ分かるトレーラーハウスの良さのひとつに、室内の断熱性があると思います。普通の住宅に使用しているものと同様の断熱材を選んでいるため、寒い冬の季節でもエアコン1つで十分ポカポカになるんです。
もちろんドームハウスも寒さを感じることなくお過ごしいただけますが、部屋を温めるために、エアコンとファンヒーターの2つを設置しています。トレーラーハウスの断熱性能の高さには驚きました。

高い断熱性とミニマルな空間。部屋の温度調節を少ない電力で行えるということはタイニーハウスがもたらす小さな豊かさの1つ。(写真提供:ブライトン株式会社)

矢部:また空間が普通の家に比べてコンパクトだからこそ、内装を少し変えるだけで雰囲気を変えることが出来るのもいいですよね。今回は雰囲気の異なる2種類のお部屋をご用意しました。2回、3回と滞在しに来てくださったお客様には、以前とは異なるお部屋に宿泊して楽しんでいただけたらうれしいです。

(写真提供:ブライトン株式会社)

ーー最後に、記事を読んでくださっている方やご宿泊を検討されている方に向けてメッセージをお願いします!

矢部:「GLAMPING HILLS AKAGI〜グランピングヒルズ赤城〜」は、赤城自慢の美しい山々に囲まれた絶景スポットに佇むグランピング施設です。
そんな大自然の中に誕生した当施設ですが、実は都会からのアクセスもよく、赤城ICから自動車でおよそ5分。峠道や狭い田舎道などを通る必要はなく、気軽にお越しいただけるかと思います。
都会での喧騒から離れ、景観やお食事など、ここにしかない体験をお楽しみいただきながら、身も心も安らぐひと時を、多くの方にお過ごしいただけたら嬉しいです!

みなさまのお越しをお待ちしております!

(写真提供:ブライトン株式会社)

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今回お選びいただいた「Tinys INSPIRATION 11m」は、最大4名での宿泊が可能。リビングの大きな窓からは広いサンデッキへ出ることができ、アウトドアとのつながりや開放感を味わえるため、初めてのアウトドア体験や、ご家族でのご旅行にもピッタリです。

段々と暖かくなり、春の訪れを感じるようになりましたね。これからの季節に是非、「GLAMPING HILLS AKAGI〜グランピングヒルズ赤城〜」に足を運んでみてはいかがでしょうか。日々の疲れを癒し、特別な時間を過ごす機会として、タイニーハウスでの滞在を楽しんでいただけたら幸いです。

「GLAMPING HILLS AKAGI〜グランピングヒルズ赤城〜」公式サイトはこちら▼
https://www.gunma-resortglamping.com/

トレーラーハウス製作:YADOKARI株式会社
内装施工:丸和セレクトホーム株式会社