部屋に居るのにまるで外。開放的過ぎる家「Refugio en Malalcahuello」

辺り一面の雪を横目に吊り橋のような階段を進む。階段は森の奥へと続く。一段、また一段と歩みを進めるたび、あなたの視界は緑と白に包まれてく。行き着く先には、1面すべてがガラス張りの家があった。

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小屋の名前は「Refugio en Malalcahuello」。チリにある建築事務所のMC2 arquitectos によって2013年に設計されました。
「Refugio en Malalcahuello」は、チリの原生林のような森の中で、アラウカリアスとオークの木々に囲まれて存在しています。外装はダークブラウンで統一され、周りの木々に溶け込んでいます。小屋の窓からは、小さな滝が覗け、窓は、少し傾斜しています。「見え方」に工夫を凝らしたことが伺えます。

窓からの開放的な風景をみると、敷地面積が50㎡(約15坪)であることが信じられません。まるで外にいるかのようで、「自分はいま家の中に居るのか?」と疑ってしまいそう。薪ストーブの熱を肌で感じ、それに目を向けた時に始めて、「ああ、ここは家の中か」と気付きそうです。

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ここまで開放的では、落ち着いて寝られない。なんて方はご心配なく。
寝室は、見えないところに隔離されています。屋根裏のようで屋根裏でない開放的な空間で。ぐっすりと眠れることでしょう。

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気分転換に使ったり、感覚を研ぎすまそうと瞑想に使ったり、「Refugio en Malalcahuello」には、たくさんの使い方がありそうです。
あなたならば、この家でどんな時間を過ごしますか?

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Via:
http://mc2arq.cl/
http://www.archdaily.com/