となりにいる誰かは、放浪者か先生か。「Boondock」

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この写真は、アメリカ大陸西海岸を放浪する人々を収めたものだ。写真家Andrew Waitsの”Boondock” シリーズの一部で、この作品は「乗り物に暮らす」人々をたどっている。

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また写真には「事実」と言葉が添えられた「生きざま」のふたつが含まれている。言葉の他には、音声やブログ、Webグループへのリンクまでもが記されている。
リンク先へと飛ぶことで、彼らの生活手段、なぜそのような生活をおくるのかまでもがわかる。放浪者を捉えたといっても、ITが絡んだ現代らしい作品だ。彼らはスクールバス・バイクなど、各々が気に入った乗り物に乗っている。

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Waitsは1年間かけて彼らと出会い、言葉を交わし、それを写真として切り取った。そこでわかったのは、彼らは「選択」をしていること。ライター、ブロガー、画家、ギタリストなどの仕事をしながら放浪をしている。

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彼らの多くは若いうちにノマドなライフスタイルに憧れそして「選択」した。
各地をわたり歩き、拠点を見つける。動くことで拠点を見つけるのだ。
旅人は強烈な感性をもち、同じ感覚を持った仲間と引き寄せ合い、語らう。
となりに居る人から何かを学び、またそれを誰かに伝える。

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あなたのとなりには、誰がいますか?
もしかしたら、とびきりの先生かもしれません。

Via:
blog.gessato.com
andrewwaits.com