10万円のスモールハウス?!IKEAが開発中のスマートシェルター「refugee shelters」
日本でもお馴染みのIKEA。その慈善部門であるIKEA Foundationが世界を救う可能性を秘めた製品を発表しました。
それは一般向けのスモールハウスではなく、現在世界中でテント生活を送っている推定350万人にも及ぶ避難民へ向けて、シェルターやテントを“リデザイン”した製品です。
このスマートシェルターには、断熱壁、太陽光発電、人が直立できるだけの高さなどの基本的な機能が含まれていて、標準的なテントの6倍である3年間の耐久性を持そうです。
大型のインテリアと同様に、段ボール箱に梱包された状態(フラットパック方式)で現地に届き、組み立て時間は約4時間。構造はとてもシンプルで、金属線とパイプフレームの上にプラスチック製パネルを取り付けて組み立てられた長方形のユニットのみ。床面積は17.5㎡とのことです。
現在の価格はおよそ7,500ドルだが、設計者らは大量生産により費用を1,000ドルまで落とすことが可能と考えているそうです。今後のブラッシュアップに期待ですね!