ベタな空き地に置いてある?土管を使ったスタイリッシュなホテル「Tubohotel」

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メキシコ市から南へ45分。「魔法のように魅惑的な場所」として選出された事もある観光地、テポストゥラン。そこにあるのは、まるでドラえもんに出てくる空き地のようにコンクリートのチューブが積まれている集落。実は安価かつ快適なホテルなのだ。

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パイプを客室にするというアイデアは、ドイツの建築家、アンドレアス・ストラウスが2006年に手掛けたDasparkhotelからインスピレーションを受けたのだそう。それぞれのパイプが独立して地面に並べられているDasparkhotelと違う点は、3つのパイプをピラミッド型に積み上げることでスペースを有効に活用し、かつ集落のような温かみある雰囲気を作り出していることだ。
また、ガラス張りのドアからは地元の山脈、Sierra del Tepoztecoのパノラマビューを楽しむ事ができるようになっている。当然それぞれの “部屋” にはプライバシーを守る為、カーテンが備えられている。
チューブの中にはクイーンサイズのベッドが敷かれ、カップルに丁度良い。2人向けのスペースだが、入るなら何人で泊まってもいいそうだ。

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コンクリートのチューブはもちろんリサイクル。オーナーのロブ・アンダーソンがある日、使われていないパイプがころがっているのを見つけ、持ち主に尋ねたところ、引きとることになったという。
一部屋一泊4000円程と安価な為、ホステルなどに宿泊する旅人スタイルの宿泊客が多いようだが、ユニークな旅の経験を求めて幅広い客層が見られる。

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ミニマルなデザインは山脈の大自然を楽しむにはぴったりだ。

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