ホッとできる”ホットスポット”、森のサウナ付きトレーラーハウス「HOPE COTTAGE」

Via: hopecottage.webflow.io
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こちらはワシントン州のラコナーにあるトレーラーハウス「HOPE COTTAGE」。涼しげな森にマッチした木目が美しい。外観と自然の調和に目を引かれるが、一番の特徴は室内のサウナである。

オーナーは一日中森の中で木を切りだしたり、家を建てたりと忙しい。仕事の疲れを、言葉通り「洗い流してくれる」のがこのサウナなのである。
800wの赤外線サウナは室温80℃超。大人2人が座れる広さだ。隣りには体の火照りを鎮めるシャワー。シャンプーなども収納できるベンチが用意されていて、リビングのテレビを見ながらリラックスできる。

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サウナは暖房の役割も兼ねている。冬には気温がマイナスになるこの地方でも、サウナのおかげで家中を短時間で暖めることができる。時には暑すぎて窓を全開しなくてはならなくなるほどだ。

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サウナの真上にあるロフトの床は、サウナの天井と接触しない作りになっている。湿気対策と暖められた空気を循環させるためである。ほかにもシャワー横に換気扇と窓があり、カビの心配もない。
トイレは水洗式で、汚水をトレーラー下の可動式のタンクにためられ、掃除がしやすい。
内装は明るめのナチュラルな木肌で温かみがある。窓が多く、スカイライトも付けられているので光を充分に取り込める。小さなスペースを効率よく使う収納テクニックが満載だ。リビングソファーも収納付き、シンク並びのスツールバーカウンターの足下にも収納があり、瓶などをきれいに収められる。

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ロフトへのアクセスは階段を採用した。トレーラーハウスは省スペース化のため、ロフトへの移動は、はしごを使うことが多いのだが、安全性を考えたからだ。
もちろん、この階段も収納になっている。電子レンジ、冷蔵庫は階段部分にぴったりのサイズのものが選ばれ設置された。

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人々を癒すだけでなく、インスピレーションを与えてくれる、そんなスモール・サウナハウスである。

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(文=加藤聖子)

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