難民問題を解決するかもしれない簡易テント「Sway」

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もしも、難民になってしまったらどうするか?日本人はそのようなことを考える人はかなり少数だろうが、あなたがもしイスラエル人ならのっぴきならない問題でもあり、日常的な問題でもある。イスラエルは、土地の55%が砂漠で、しかも国土がわずか15Kmほどの幅しかない。このような土地で快適に難民として暮らしていくには、革新的なアイデアや試みが必要となってくる。

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Tel avivを中心に活動するクリエイター達がオーストラリアのSherman contemporary art foundation (SCAF)のゼンガーデンと呼ばれる庭に建てたインスタレーション「Sway」は、イスラエルの難民問題を解決するプロトタイプとなるかもしれない。

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ポールに布を貼っただけの簡易な作りは組み立てやすく、そして運びやすい。このテント群はイスラエルのグリーンハウスを参考にしていて、乾燥し雨の降らない砂漠でも野菜や果物を育てることができるという利点もある。安物のテントに見えるかもしれないが、イスラエルの難民や農業が抱える問題を解決するようなハイテクな建築物と同じくらいモダンに見えてくる。

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遠く離れた異国の問題を解決するだけでなく、日本で送る震災の一時避難先としても利用できるかもしれない。簡易的な作りのテントではあるが、多くの人を助ける救世主的なアイテムになるかもしれない。

 

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