伝統的な離れ家にアイデアをプラス。自然との境目を感じないウィーンの小屋

via: designfutz.com

ここはオーストリアのアイヒグラーベン。クライアントのアイデアを実現するべく、スー・アーキテクテンの助けのもと建築された。1930年代に建てられたこの物書き部屋は、ゲストハウスも兼ねており、子どもの遊び部屋としても使える。基本的にウィーンの木材で作られていて、大きさは30スクエアメートルほど。木で張られた床は温かみがある。

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ウィーンの家に離れ家があるのは珍しいことではない。伝統的に離れ家は木を保管しておいたりやうさぎを育てたりして使われていたが、今ではその風景もあまり見られなくなったそうだ。残っているものもどんどん朽ち果ているのが現状なのだそう。

この離れ家は1階は農機具をしまうために使用され、2階は多目的なリビングスペースとして機能している。2階へは真鍮の床からパカリと開く扉からアクセスできる。

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2階の家の片方の壁は完全に窓にしてしまい、大きな三角のフォルムの窓を取り付けている。まるで自然とそのまま繋がっていて、その延長線上にリビングがあるようにみえる。本を読んだり書いたりするスペースとして使えるのだという。快適に、気持ちのよい気分でできそうだ。

このような離れ家の文化を受け継いでいくことは大切ではないだろうか。離れ家を活用することによって、毎日の生活が楽しく豊かなものになっていくのだろう。

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