キュートなふりして、実は頑丈。りんごのツリーハウス「apple headquarter treehouse」
スウェーデンにあるアンダーズベレンソンアーキテクツによって作られた、なんとも可愛らしいりんご型のツリーハウス。庭の森の木に自然に生えている果物のように自然とその場に育っている。土台の木は死んでしまったりんごの木。そこから再生したのがこのツリーハウスというストーリーだ。
くるくる回るりんごの小枝は、実は双眼鏡。家の中からまわりをこっそり見渡すことができる。といってもこのツリーハウスはフレーム構造で、外から中は丸見えなのだが。
フレームは2枚の薄い大きなベニア板でできている。それを切り取り、組み合わせたのが一番大きなフレーム。そして透明のポリカーボネートのプラスチックでその周りを覆った。作りはこれだけだが、超頑丈だ。
これはただ単に遊具としてみるのは片手落ちだろう。このような簡単な方法でも、壊れにくい、作りのしっかりした建築物ができるのだということを学び取るべきだろう。それに気づくことができれば、あなたの家の庭でもこんなキュートな家を作ることができるのだ。