険しい山道もなんのその!サバイバルな旅のお供「Base Camp Trailer」

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昨年エアストリームから、あのお馴染みの近未来的な外観と高級感溢れる内装を持ち合わせたコンパクトなキャンピングトレーラーが米国で発売されました。このトレーラーは、同じ名前を持ちながらも全く正反対の個性を持っています。ラグジュアリーと優雅さより、道なき道を行くようなワイルドな休暇を求めるあなたには、機能性とタフさを備えたこのトレーラーは力強いお供になってくれそうです。

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無骨で真四角なフォルムと大きなオフロード用タイヤは、キャンプ用トレーラーというより軍用車を思わせる硬派なデザインです。米国内で手作業で作られており、必要な装備の追加や、牽引する車に合うようにカスタマイズすることも可能だそうです。

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水がすぐに調達できない場所で、シャワーを浴びたくなっても大丈夫。備え付けのシャワーヘッドにシャワーカーテンも引き出せば、シャワーブースの出来上がりです。搭載した30ガロン入るタンクの水を、ソーラパネルと車載のプロパンガスで沸かして、温かいシャワーを浴びることもできます。

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ガスコンロとシンクのついたキッチンは引き出すだけで設置できる機能的な作りで、細かいところまで考え抜いてあります。

シンプルながらも、マグネット付きの包丁とスパイスラック、タオルかけ、キッチンバサミなどの調理道具用のフック、調味料ラックまで完備。自宅でも旅先でも、必要なものが定位置に収まるのは気持ちいいものです。

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天井部分にはコンパクトにしまえるルーフトップテントを搭載することも可能。3人でも悠々と寝られる広々としたテントは、普通のテントと違い、場所を選ばず手早く設営できるだけでなく、悪天候時の浸水の心配をする必要もありません。タープとひさしもついているので、夜中突然の雨で、テントの中まで水浸しなんてこともなさそうです。

オプションとしてはその他に、薪用ボックス、コンセント、ラジオコミュニケーションボックス、シャベル、オノなどもしまえる大きなツールボックス、LED照明などがあり、自分のアウトドア・スタイルに合わせてカスタマイズできます。

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カラフルなアウトドアグッズより、サバイバル、ミリタリー、高機能ギアといったキーワードが好みのアウトドア層にぴったりのこのトレーラーとなら、通常のトレーラーでは立ち入れなかったような、より自然に近い険しい場所でも、衛生面、寝心地などの快適さは譲らないアウトドア休暇が楽しめるでしょう。

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まだ欧州ほど普及していないキャンピングトレーラーですが、自走装置を搭載していないのでキャンピングカーと比べて新車の値段も整備費用も割安。また、牽引車と切り離することが可能なため、目的地での日中の移動手段として牽引車が使えるなどの長所があります。

一か所で何泊かする場合、道幅や駐車場などの制限なく、気軽に運転できる乗用車で行動できるのは実は大きなメリット。使用時以外の保管スペースの確保が難しいのが欠点の一つですが、駐車場所があれば、離れの一室や客室としてなど、休暇以外でも追加の居住スペースとして使用できるという利点もあります。

テント泊より快適に過ごせるキャンピングトレーラー、グランピングなどアウトドア・スタイルが多様化している今、これから日本でもユーザーが増えていきそうです。

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