エコロジーとラグジュアリーの共存。スイス発宿泊スペース「ホワイトポッド」

via:https://www.whitepod.com/pod-suites/

大気汚染に海洋汚染。地球温暖化にエネルギー問題。現代は環境に関する様々な課題が山積みです。今や私たちが環境に配慮して暮らす事は、すでに当たり前の世の中になっていますが、ただそれらの沢山の課題に対して、いつも真面目に考えていると、なんだかふと、息苦しく感じてしまう瞬間はないでしょうか?エコでサステイナブルな暮らしと、楽しくてワクワクするアクティヴィティが、うまく両立したらいいのに、と思ったことはありませんか?

このスイス発の「Whitepod(ホワイトポッド)」は、環境保全と高いホスピタリティ、またアウトドアでのワクワクするアクテヴィティは共存できるということを、証明するために作られたグランピング用宿泊スペースなんです。

このホワイトポッドは、スイスに2004年にオープンした宿泊スポットで、環境保全の観点からエネルギーや水の使用量は全てコントロールされ、そこで出るゴミはリサイクルに回されます。そして用意されている食べ物も地産地消を考慮して、地元の生産物が使われています。もちろんそこで働くスタッフも、地元に住む方を雇用することで、車などを使わずに通勤できるよう配慮されているんです。

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少し想像してみてください。リサイクル燃料を使用するペレットストーブの炎で、優しく暖められた部屋の窓から、息を飲むような景色を観てゆったりとくつろぐ一日を。

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もちろん車などの移動手段を使わない、このホワイトポッドでのキャンプは、受付から自分のポッドまで歩かなければなりません。ただその静かな森の中を歩く過程が、素晴らしい自然を味わう時間になり、贅沢ででかけがえのない経験を見つけるきっかけになるはず。

そして、このホワイトポッドには「THE DELUXE POD」「THE COZY POD」「THE FAMILY POD」の3種類の部屋が用意されていて、利用者の好みにあわせて自由に選択が可能。さらに最近新たにラグジュアリーなスイートの部屋も3タイプ追加されました。

そのスイートルームの一つ「Swiss Pod Suite」は、一番スタンダードよりなスイートですが、部屋全体がスイスの良さを感じさせる内装や装備になっています。壁や柱にはこだわりの古材が使われていたり、アンティークのベルがぶら下がるなどの個性的な内装が印象的。リビングの中央には大きなペレットストーブも設置されていて、暖かく快適な一日が過ごせそう。ベッドの毛布には、グレーと赤を基調としたスイスアーミー調のものを使うこだわりも。

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一方「Forest Pod Suite」は、なんと部屋の中に樹木が生えていて、その木にはハンモックがつるされています。もちろんアルプスの山々が見渡せる広いテラスもついています。こんな部屋にいたら、ポッドの中に居るにも関わらず、まるで森の中にいるかのような内装に、思わずテンションが上がってしまいそうです。

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そして最後の「007 Pod Suite」は、まるで007の中に出てくる英国スパイのアジトのような、レトロフューチャリスティックな内装が楽しめ、ボンドガール気分になれるキングサイズのベッドも装備。これは映画ファン、特に007ファンにはたまりません。

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アウトドアでキャンプをしてみたいけど、いまさら一から道具を全部そろえるのが大変という、アウトドア初心者の方や、自分には本格的なキャンプは、ハードルが高いと思っている方、またアウトドアは慣れているけど、最近キャンプがマンネリ気味という方にも、この高いホスピタリティとデザイン性を備え、環境にも配慮されたホワイトポッドでのアクティビティがかなりおすすめかも?

 

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http://www.uniqhotels.com/whitepod
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