#29 進んでいます!二宮団地セルフリノベ〜我が家の設計〜|YADOKARI✕公社二宮団地

こんにちは。今回は二宮団地しっかりリノベの設計について書かせていただきます。

まず部屋の解体に始まり、公社さん側の下地工事と進み、住人のセルフリノベーションに進む。と前回書かせていただきました。とはいえ、どんな設計でセルフリノベーション工事を進めるかは事前に公社さんに確認をしてから着工の流れとなります。

原状復旧の必要なしとはいえ、ここはいろいろな人が暮らす団地。壁に穴を開けたり、近隣の方の迷惑になるような工事がないかどうか、事前に公社さんのチェックが入るのです。

そして私は今お部屋の設計中。公社さんに確認してもらいどんな工事をするか、すり合わせている最中なのです。先日、写真のように設計図と設計のイメージを公社さんに送ったものが、ちょうどチェックバックで返ってきたところです。


団地には夫婦二人で住む予定で、部屋全体で40㎡弱とちょうど良い広さ。しかも間取りはワンルームとあって、面積以上の広がりを部屋に感じます。とはいえ、もともとの部屋を解体してのワンルーム、当然部屋にあるべきものがなかったりもするのです。前回も書かせてもらったのですがキッチンと洗面台は未設置で住み手が好きなものを選んで設置するシステムになっています。

それに加え生活には欠くことのできない収納も住み手がレイアウトし取り付けるよう、しっかりリノベでは決まっています。もともとの団地のレイアウトでは部屋と部屋を隔てるように収納(押入)があったのですが、新しい部屋はこちらをなくしてのワンルーム。部屋には収納が見当たらないのです。妻と部屋を見に行っても収納は?荷物はどうするの?と畳み掛けられ、我が家の平和を守るためには収納量の確保が必須になっています。

部屋の戸境側には南北に長い壁がありますのでこちらの壁に沿わせ収納を作る予定(写真の黄色くなっている壁です。)。収納は(美しい)木組みのフレームを作り、できたフレームの中に荷物を入れていく予定。実際に作ることに関して私は素人なので、簡単に作ることのできる木組みを繰り返し並べることで、綺麗にまとめようと思います。
収納木組みフレームもそうですが、団地リノベーションではフローリングを含め、たくさんの木を使います。私の部屋では地元神奈川産のもので、いつもお世話になっている南足柄の木材工房あしがらさんから購入する予定。チョウハシさんから以前ご紹介いただいて、製材所に足を運んだのですが、その原木の量と、迫力のある木材に圧倒されました!今はお仕事でもお世話になっており、今回は自分の家でも神奈川の木が使えると今からとても楽しみです。

公社さんからのチェックバックに回答し、内容が正式に承認されれば、工事も(ようやく)始まります!!足繁く団地に通い、使い勝手もよく木のぬくもり溢れる住まいを作りたいと思います!

(2017年10月2日記事公開)