草原にたたずむ、モダンなプレハブハウス「Mini Mod」
STUDIOPARALELOとMAAM ARQUITECTOSは、二つの異なる国々で、2000年代から活動している二つの建築設計事務所。
ブラジルのポルトアレグレとウルグアイのモンテビデオにそれぞれの事務所を置いています。
2008年頃からMAPAとして共同プロジェクトを手掛けるよう<になりました。
これら二国の異なる地理条件から生まれたカタチが「Mini Mod」
「Mini Mod」は、「Mini=小型」の「Mod=モジュール構成」から拡張可能なスチールフレームシステムを持つプレファブ建造物です。
そして、二国で共通モジュールを使用する新たな試みでもあります。
「モジュール」というのは、共通単位や尺度のこと。
「タタミ何畳」とか、「東京ドーム何個分」とか、「基準の空間単位=モジュール」に則って、設計するようなシステムが「モジュラーシステム」と呼びます。
この「Mini Mod」は小さな単位で空間を区切ることが出来るので、
コンパクトな週末の隠れ家、小さなイベントショールーム、
このプレハブは、鉄の骨組みをモジュールに合わせて増やすことで空間が広がっていきます。
「プレファブリック」というのは、「プレ=予め」「ファブ(ファブリック)=工場生産」されている部材などを使用して建てられる建築などに使われる言葉。
建築現場事務所や仮設住居などの「プレハブ」も同じ意味です。
組立済のMiniModをトラックで運んでもよし、パーツで運んで、現地で組み立ててもよし。
ニーズと予算次第でモジュールの追加ができて、施工も簡単なので、土地や環境への影響も少なく経済的。
プロダクトとしての洗練されたデザイン、壁面ボードなど仕上材はニーズに合わせて、自由にカスタマイズも可能。
「プレハブ」のイメージを変える、モダンな「プレハブ」です。
via: minimod.com.br / plastolux.com