【対談】着想は子どもと遊ぶ“秘密基地”、99万円から買えるキュートなタイニーハウスmocoYA
長野県飯田市に本社を構えるマルス建築舍は、住宅の新築、増改築、太陽光発電の販売、愛犬家向けのリフォーム商材販売を行う意匠系工務店。かわいらしい外観が特徴で、4.5帖タイプ、6帖タイプ、外と一体になったODL、六角形のhexagonの4種類ある小屋『mocoYA』は発売以来注目を集めています。
そんなmocoYAが生まれた背景と魅力について、YADOKARIの新サイト「TINYHOUSE ORCHESTRA」の相馬由季が、「マルス建築舍」代表取締役の熊谷寿吾起さんにお話を伺いました。
【特別対談】
キュートなmocoYAの着想は“子どもと遊ぶ秘密基地”から
マルス建築舍 熊谷寿吾起 × YADOKARI 相馬由季


YADOKARI相馬由季(以下、相馬) 「mocoYAはとても可愛らしく、女性やお子さんに愛されそうな小屋のシリーズですね。南信地域で新築住宅建設やリフォーム工事を手がけられてきたマルス建築舍が、小屋に注目されたのはなぜなのでしょうか」
熊谷寿吾起さん(以下、熊谷) 「コンパクトな暮らしがテレビや雑誌で取りあげられていることは知っていました。でも実際に自分でも建ててみようと思ったのは、茅野市で行われた『小屋フェスティバル』への参加がきっかけです。ある日、車を運転中にFMラジオを聴いていたら、小屋フェスティバルの情報を知りました。そこで興味を持って主催者の株式会社SuMiKaに連絡し、私たちも出展することになったのです」

相馬 「 小屋フェスがきっかけだったのですね。私たちYADOKARIも自社の小屋であるINSPIRATIONを展示させてもらいました。熊谷さんは、どんなコンセプトの小屋を展示されたのですか」
熊谷 「様々な出展者のなかで、自分らしい小屋を提案しなければならないと思ったので『自分なら小屋をどう使うか?』をじっくり考えました。結果、私が出展したのは“子どもと遊ぶ秘密基地”に着想した小屋です。実際に私には娘がいまして、彼女と過ごすのに母屋とはまた違った場所があるのもよいと思いました。『ワクワクするスペースを娘にプレゼントしたい』という想いで小屋を制作しました。そのとき試作したのは4.5帖のタイプで、ウッドデッキをつけて、そこから家に入る扉を小さな子どもサイズにしたのです」
相馬 「小さい入り口が“秘密基地”気分を盛り上げますね。反響はどうでしたか?」
熊谷 「とてもよかったですね。来場したファミリーの、お子さんが小さなドアを開けたり閉めたりして、楽しんでいました。申し込みに関しても、全国から問い合わせをいただき、手応えを感じました」
4種類の個性的なmocoYAシリーズ
相馬 「mocoYAシリーズは4つの種類がありますね。それぞれのどのような特徴があるのでしょうか」
熊谷 「4.5帖タイプは床面積が約7.45㎡。6帖タイプは約9.93㎡。それぞれ屋根の形は片流れと切妻の両タイプが選べます。hexagonは6角形のタイプで、実質3帖くらいです。hexagonを購入した方は庭に置いてお茶を飲むスペースにされているようです。その他可愛らしい倉庫にするなどといった使い方をしていただければと思います。またODLはアウトドアリビングの略ですが、約3帖の小屋にパーゴラ(藤棚)がついたタイプです。バーベキューをやったり、お子さんやペットと遊んだりするスペースとして、使っていただければと思っています」




小屋だからできる「やりたいこと」に特化した空間づくり
相馬 「人気があるのはどちらのタイプですか? またどんな使い方をしている方が多いのでしょうか」
熊谷 「6帖タイプが人気です。店舗として使われる方が目立ちますね。ネイルサロンであるとか、ワークショップをやるスペースが多いです。小屋という限られたスペースが、自分のやりたいことに特化した空間を作り出すのに向いているのかもしれません。店舗を構えるよりも気軽に、小商いできるのも小屋ならではですね。北海道から九州まで、全国の方からお問い合わせをいただいています」

相馬 「店舗づかいのほかに、セカンドハウスとして住まわれる方もいらっしゃいますか?」
熊谷 「はい。先日千葉県のお客様が長野の私たちの会社にいらっしゃいました。住まいとして使うにはどうしたらよいかというご相談を受けたのです。すでに具体的な段取りを詰めるところまで、お話が進んでいます。『今年は無理だけれど、来年か再来年までには建てたい』とおっしゃっています」
99万円から建てられる!使用法に応じたカスタマイズが可能
相馬 「水まわりなどは、後からつけられるのですか?」
熊谷 「オプションで対応しています。また買った方の用途に最適な仕様にしていただくために、床、窓、ロフトやウッドデッキ、電気や断熱材の有無などもカスタマイズが可能です。もっともシンプルなものは4.5帖タイプで99万円から建てることができます」
相馬 「お子さんが遊ぶ秘密基地であれば、断熱などは必要ないかもしれません。手軽に建てられるのがいいですね。どんなオプションが人気でしょうか」
熊谷 「電気設備を充実させたり、断熱をつける方が多いですね。あとは屋根を片流れタイプにカスタマイズするのが人気です」
ワークショップにギャザリング、コワーキングにも。小屋の用途は無限大!
相馬 「小屋レンタルもされていたんですよね」
熊谷 「はい。レンタルに使っていた小屋が売れてしまったので、今は実施していないのですが……。編み物教室や、友人とお茶をするなどのギャザリングの場としてなど、使い方のバリエーションが見えて、私たちも勉強になりました。私が主催していたわけではないのですが、6帖タイプは定期的にコワーキングスペースとしても使っていただきました」

相馬 「小屋に興味がある人は多いのですが、実際に住むとなるとまだまだハードルが高く感じることもありそうです。レンタルでお試しができるのはよいですね」
熊谷 「しばらくレンタルする予定はないのですが、空間の使い方のイメージをしていただくには、よかったと思いますね。住まいとしてのmocoYAの購入を検討しているお客様も、はるばる千葉から長野の私どもの会社までいらしてmocoYAを体験したことで『住むイメージが湧いてきた』とおっしゃっていました。今後は購入希望の方に気軽にmocoYAを見ていただける場を作ろうと思っています」
相馬 「小屋に対する注目が高まっている今、店舗や住居、秘密基地と、具体的な使い方が見えてくることには大きな意義がありますね。リアルな利用例を豊富に生み出しているのも、mocoYAの使い勝手のよさの証だと思います。かわいらしさが際立つ個性的な外観と、さまざまな用途によってカスタマイズできる仕様が、とてもよいバランスだと思いました!」
【購入可能】 YADOKARIがオススメする「mocoYA」へのお問い合わせはこちらから
⇒ 「mocoYA 4.5」
⇒ 「mocoYA 6.0」
⇒ 「mocoYA hexagon」
⇒ 「mocoYA ODL」
長野県飯田市に本社を構えるマルス建築舍は、住宅の新築、増改築、太陽光発電の販売、愛犬家向けのリフォーム商材販売を行う意匠系工務店。かわいらしい外観が特徴で、4.5帖タイプ、6帖タイプ、外と一体になったODL、六角形のhexagonの4種類ある小屋『mocoYA』は発売以来注目を集めています。
そんなmocoYAが生まれた背景と魅力について、YADOKARIの新サイト「TINYHOUSE ORCHESTRA」の相馬由季が、「マルス建築舍」代表取締役の熊谷寿吾起さんにお話を伺いました。
【特別対談】
キュートなmocoYAの着想は“子どもと遊ぶ秘密基地”から
マルス建築舍 熊谷寿吾起 × YADOKARI 相馬由季


YADOKARI相馬由季(以下、相馬) 「mocoYAはとても可愛らしく、女性やお子さんに愛されそうな小屋のシリーズですね。南信地域で新築住宅建設やリフォーム工事を手がけられてきたマルス建築舍が、小屋に注目されたのはなぜなのでしょうか」
熊谷寿吾起さん(以下、熊谷) 「コンパクトな暮らしがテレビや雑誌で取りあげられていることは知っていました。でも実際に自分でも建ててみようと思ったのは、茅野市で行われた『小屋フェスティバル』への参加がきっかけです。ある日、車を運転中にFMラジオを聴いていたら、小屋フェスティバルの情報を知りました。そこで興味を持って主催者の株式会社SuMiKaに連絡し、私たちも出展することになったのです」

相馬 「 小屋フェスがきっかけだったのですね。私たちYADOKARIも自社の小屋であるINSPIRATIONを展示させてもらいました。熊谷さんは、どんなコンセプトの小屋を展示されたのですか」
熊谷 「様々な出展者のなかで、自分らしい小屋を提案しなければならないと思ったので『自分なら小屋をどう使うか?』をじっくり考えました。結果、私が出展したのは“子どもと遊ぶ秘密基地”に着想した小屋です。実際に私には娘がいまして、彼女と過ごすのに母屋とはまた違った場所があるのもよいと思いました。『ワクワクするスペースを娘にプレゼントしたい』という想いで小屋を制作しました。そのとき試作したのは4.5帖のタイプで、ウッドデッキをつけて、そこから家に入る扉を小さな子どもサイズにしたのです」
相馬 「小さい入り口が“秘密基地”気分を盛り上げますね。反響はどうでしたか?」
熊谷 「とてもよかったですね。来場したファミリーの、お子さんが小さなドアを開けたり閉めたりして、楽しんでいました。申し込みに関しても、全国から問い合わせをいただき、手応えを感じました」
4種類の個性的なmocoYAシリーズ
相馬 「mocoYAシリーズは4つの種類がありますね。それぞれのどのような特徴があるのでしょうか」
熊谷 「4.5帖タイプは床面積が約7.45㎡。6帖タイプは約9.93㎡。それぞれ屋根の形は片流れと切妻の両タイプが選べます。hexagonは6角形のタイプで、実質3帖くらいです。hexagonを購入した方は庭に置いてお茶を飲むスペースにされているようです。その他可愛らしい倉庫にするなどといった使い方をしていただければと思います。またODLはアウトドアリビングの略ですが、約3帖の小屋にパーゴラ(藤棚)がついたタイプです。バーベキューをやったり、お子さんやペットと遊んだりするスペースとして、使っていただければと思っています」




小屋だからできる「やりたいこと」に特化した空間づくり
相馬 「人気があるのはどちらのタイプですか? またどんな使い方をしている方が多いのでしょうか」
熊谷 「6帖タイプが人気です。店舗として使われる方が目立ちますね。ネイルサロンであるとか、ワークショップをやるスペースが多いです。小屋という限られたスペースが、自分のやりたいことに特化した空間を作り出すのに向いているのかもしれません。店舗を構えるよりも気軽に、小商いできるのも小屋ならではですね。北海道から九州まで、全国の方からお問い合わせをいただいています」

相馬 「店舗づかいのほかに、セカンドハウスとして住まわれる方もいらっしゃいますか?」
熊谷 「はい。先日千葉県のお客様が長野の私たちの会社にいらっしゃいました。住まいとして使うにはどうしたらよいかというご相談を受けたのです。すでに具体的な段取りを詰めるところまで、お話が進んでいます。『今年は無理だけれど、来年か再来年までには建てたい』とおっしゃっています」
99万円から建てられる!使用法に応じたカスタマイズが可能
相馬 「水まわりなどは、後からつけられるのですか?」
熊谷 「オプションで対応しています。また買った方の用途に最適な仕様にしていただくために、床、窓、ロフトやウッドデッキ、電気や断熱材の有無などもカスタマイズが可能です。もっともシンプルなものは4.5帖タイプで99万円から建てることができます」
相馬 「お子さんが遊ぶ秘密基地であれば、断熱などは必要ないかもしれません。手軽に建てられるのがいいですね。どんなオプションが人気でしょうか」
熊谷 「電気設備を充実させたり、断熱をつける方が多いですね。あとは屋根を片流れタイプにカスタマイズするのが人気です」
ワークショップにギャザリング、コワーキングにも。小屋の用途は無限大!
相馬 「小屋レンタルもされていたんですよね」
熊谷 「はい。レンタルに使っていた小屋が売れてしまったので、今は実施していないのですが……。編み物教室や、友人とお茶をするなどのギャザリングの場としてなど、使い方のバリエーションが見えて、私たちも勉強になりました。私が主催していたわけではないのですが、6帖タイプは定期的にコワーキングスペースとしても使っていただきました」

相馬 「小屋に興味がある人は多いのですが、実際に住むとなるとまだまだハードルが高く感じることもありそうです。レンタルでお試しができるのはよいですね」
熊谷 「しばらくレンタルする予定はないのですが、空間の使い方のイメージをしていただくには、よかったと思いますね。住まいとしてのmocoYAの購入を検討しているお客様も、はるばる千葉から長野の私どもの会社までいらしてmocoYAを体験したことで『住むイメージが湧いてきた』とおっしゃっていました。今後は購入希望の方に気軽にmocoYAを見ていただける場を作ろうと思っています」
相馬 「小屋に対する注目が高まっている今、店舗や住居、秘密基地と、具体的な使い方が見えてくることには大きな意義がありますね。リアルな利用例を豊富に生み出しているのも、mocoYAの使い勝手のよさの証だと思います。かわいらしさが際立つ個性的な外観と、さまざまな用途によってカスタマイズできる仕様が、とてもよいバランスだと思いました!」
【購入可能】 YADOKARIがオススメする「mocoYA」へのお問い合わせはこちらから
⇒ 「mocoYA 4.5」
⇒ 「mocoYA 6.0」
⇒ 「mocoYA hexagon」
⇒ 「mocoYA ODL」