エクステリアに一目惚れ。コストも魅力の車載タイニーハウス「The Industrial」
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目を奪う魅惑的なデザインと驚きのコストで、全米の建築業界にインパクトを与えたのが、WheelLife社の車載タイニーハウス「The Industrial」だ。その名の通り、ファクトリーや倉庫のようなインダストリアル・スタイルを、狭い空間のタイニーハウスで表現するという意欲的なデザインが特徴だ。
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ノース・ケンタッキーに本拠を置くWheelLifeは、プレファブ&プレデザインで費用をカットして、ローコストで車載タイニーハウスを製作・提供している会社だ。完全に法令に則った牽引可能な移動式ハウスを、アメリカ全土にシッピングしている。
現行ラインナップは、「The Rustic」と「The Industrial」の2種類。「農家風の素朴な風合い」と「SoHoのロフトのような雰囲気」という、アメリカの建築デザインのトレンドをうまくくみ取っている。
The Industrial では、センターからスロープを描いてせり上がっていくループ・ラインがまず目を惹く。煉瓦色のシーダー材のエクステリアに、幾何学的に配置された丸窓と長方形や台形の窓が、古びたファクトリーのような雰囲気を醸し出している。
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プライベート・デッキに連なる全面ガラス張りのフロントには、大きなスライドドアを配置して、たっぷりの採光で室内を開放的に演出する。
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The Industrial のフルモデルは、全長8.5m(28ftのシャーシ)、幅2.6m、2.7mから3.3mの天井高で、31.4㎡の広さがある。エクステリアとインテリアの塗装や設備はカスタマイズ可能。土台のシャーシも20ft(6.1m)まで短縮可能で、基本価格はキッチン設備込みで、$49,000〜$69,000。20ftシャーシなら5万ドル以下という驚きのローコストを実現している。
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室内には、ロフトを合わせて2つのベッドルームがあり、ダブルベッドやキングサイズのベッドが置ける。ロフトだけをベッドルームにして、もう一方をデスクスペースに変更することも可能だ。
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納屋風のスライドドアを開けると、ビルトイン・クローゼットが現れる。再生シーダー材を使用したインテリアは、素朴で温かみのある空間になっている。
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黒を基調に鉄の重厚さを表現したキッチン。キャビネットにはミニ冷蔵庫や食器洗い機が収納可能だ。
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高い天井が、リビングスペースに充分なゆとりと開放感をもたらしている。インテリアの随所に見られるスチーム・パンク風のインダストリアル・テイストが、空間デザインのユニークな個性となっている。
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ビジネスホテル並みのスペースのバスルーム、さらに独立洗面台も備え付けられている。
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WheelLifeは、パートナーシップを結んで、The Industrial をオハイオ州シンシナティのリバーサイド・マリーナに設置している。購入前に、Airbnbで借りて宿泊できるのはカスタマーにとって何よりだろう。レビューの評価の高さは、The Industrial の今後の成功を予感させるものだ。