【海外事例】車で牽いてどこでも行ける、トレーラーハウスの歯医者さん「Studio Dental」
いつも通う歯医者は職場の近く?それとも家の近所?
出来ることなら馴染みのあるところに通いたいけれど、虫歯が急に痛んで、場所と時間を選べない時もある。
職場にいても自宅にいても、いつもの歯医者さんが来てくれたらいいのに……。そんな思いもよらない贅沢が、叶うかもしれない。
サンフランシスコの「Studio Dental」は、予約すれば、どこでも来てくれる移動する歯医者さん。
2014年、Sara CreightonとLowell Caulderがサンフランシスコで開業した歯科医院は、全長26フィート(約8m)、230平方フィート(約21㎡)の内部空間を持つトレーラールームを持つ、移動する歯医者だ。
「Studio Dental」は、カリフォルニアの建築設計事務所Montalba Architectsが、手がけた移動オフィスプロジェクトで、クライアントは歯科医Sara CreightonとLowell Caulderだ。トレーラーコンテナには、待合室と消毒室、そして二つの治療室が設置されている。
内部の仕上げ材として貼られた木造パネルには、外部から取り入れた光を淡く伝える孔が施され、音響や空調のシステムの目隠しにもなり、移動するトレーラーであることを忘れてしまうほどの快適な空間を演出している。
2室の治療室には採光用のトップライトと、好みの映像が映し出されるテレビモニターにより、患者はリラックスした状態で治療を受けることができる。
オシャレな都市部の利便性もさることながら、交通インフラの乏しい地域の、移動治療という展開も期待できるかもしれない。
トレーラーハウスやタイニーハウスの販売購入、レンタル、中古、投資はトレーラーハウスの専門サイトTINYHOUSE ORCHESTRAへ
via:
architectmagazine.com
studiodental.com
montalbaarchitects.com
【関連記事】
【海外事例】セカンドライフは自然の中で。夫婦のためのトレーラーハウス「Adraga Tiny House」
【海外事例】北イタリアの秘境にポツンと佇むタイニーハウス。トレッビア渓谷で見つけた逸品「The Hermitage Cabin」
【海外事例】鏡とルーフガーデンで、庭に溶け込むタイニーハウス「Garden Studio」
【海外事例】カナダの職人が作る馬車のようなトレーラーハウス「Collingwood shepherd hut」