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こんにちは、鶴川団地コミュニティビルダーのおすずこと鈴木です。

我々鈴木と石橋は鶴川団地での活動をマイペースに楽しみながらやり過ごしている中、とある団地にお住まいの方の目に留まり、イベント企画運営でご一緒することになりました。

今回は鶴川団地を飛び出して、平尾団地で起きた出来事をお届けします!

きっかけは商店街の活気

平尾団地にお住まいの、みっちょんことさとえさん。平尾団地の商店街にあるK美容室を営んでいますが、私たちと同じように夜もすがら骨董店に時々足を運ぶことがあるそうです。

夜もすがら骨董店と言えば、骨董屋でもあり飲食店でもありますが、定期的にイベントも開催しています。みっちょんさんはイベントごとで賑わう商店街の風景を目の当たりにし、ご自身の住む平尾団地も盛り上げていきたいという思いが強くなったんだとか。

言葉の一つひとつから伝わる熱意に応援したい気持ちになり、今回私たちは出演者として紙芝居の読み聞かせをやることになりました。

平尾団地のシンボル

本番当日に向けて、打ち合わせと下見を兼ねて平尾団地へ伺うことに。

平尾商店街のセンターには立派な木が植えられており、私はその存在感につい見入ってしまいました。現在と昔の写真と見比べてみると、すくすくと大きく育っているのがわかります。長い時間を経て、今の風景を作ってくれている木々は今や平尾団地のシンボル。そこには確かな歴史を重ねてきたことを感じ取ることができます。

そんな商店街ではクリスマスの時期になると、ツリーの飾り付けを実施しているそうです。今回は、毎年コツコツと続けてきた飾り付け企画を発展させて、初の試みで色んなコンテンツを組んで商店街全体を盛り上げようと動き出しました。

その名も、平尾クリスマスフェス!

こちらのイベントチラシは、平尾在住のイラストレーターに描いていただいたもの。

みっちょんさんが、あるとき自治会掲示板に貼ってあったチラシを見かけて「これだ!!」と思ったそうです。レトロな雰囲気の中に、思わずクスッとするような味のあるイラスト。手描きならではの温かさがあり、団地との雰囲気も相性バッチリ。

こうして初めての挑戦に向かって、地元の方々を巻き込んで良いものを創ろうとする姿が、今も私の中で印象に残っています。

装飾に、演奏に、舞台に、それぞれの得意分野を発揮

当日、事前準備で早入りしてみると案の定せわしない平尾商店街。到着早々、我々は装飾を担当することに。

参加する方々に「見て楽しんでもらえるようにしたい」というみっちょんさんの思いのもと、フォトブース設営のお手伝いをしました。

あれこれ構成を考えて作った甲斐もあって、イベント中は何組もの親子がフォトブースを利用してくださいました。写真は形に残るものなので、後で振り返った時に楽しかったなぁ〜と思い出してくれていたら嬉しいです。

そして、開演と同時に始まった演奏。トップバッターとして派手に華やかに、強さと勢いもあるパフォーマンスをするのは、皆さんお馴染みハ〜モニ〜ズ。彼らは私たちにとって、鶴川団地のお友だちであり、鶴川団地プロジェクトにおいても信頼における協力者でもあります。

鶴川団地のみならず平尾団地でもこうして、人々を魅了する彼らの演奏につられて、私たちもついつい踊り出してしまう場面もありました。

続いて我々の腕の見せどころ、紙芝居の出番!読み聞かせを始める前には必ずちょっとした手遊びをしてみんなの緊張をほぐします。

「とんとんとんとん、ひげじいさん♪」

読み聞かせで大切にしている要素は、季節もの、リズム感、そして参加型の紙芝居。今回はハ〜モニ〜ズのパーカッション担当ヒロシにも協力してもらい、読み聞かせの最中に出てくる効果音やリズムを入れて臨場感のある舞台を意識しました。

みんなでつくる、みんなのクリスマスツリー

そして、いよいよ毎年恒例のツリーの飾りつけ。たくさんの子どもたちが夢中になって飾っていくうちに、あっという間に豪華なクリスマスツリーが出来上がりました。

私もイベントで装飾をするので、子どもたちの気持ちがよ〜くわかります。楽しくて楽しくてやめられない(笑)

日が暮れる頃になると、みっちょんさんの全体アナウンス。商店街のシンボルである木々の周辺には大勢の人が集まり、中心にあるクリスマスツリーに注目。いよいよ点灯の瞬間に立ち会えると思うと、一気に高揚感が高まりました。

参加者全員のカウントダウンで「さん、にい、いちっ!」

すっかり暗くなった商店街ですが、それとは対照的に明るい声と鮮やかに光る灯りで賑わい続けていました。みんなでつくった思い出に感謝の気持ちを込めて、サンタさんの登場とクリスマスプレゼントのサプライズで、クリスマスフェスを締めくくりました。

団地の繋がりを大切に「お互いさま、おかげさま」

今回の出来事を通して、団地をより好きになりました。団地暮らしも、団地での活動も、団地同士の関わりもすべて、日々発見があり感謝の連続です。

少子高齢化や建物の老朽化など、一般的に言われている団地の課題は計り知れないものがありますが、団地の未来をより良くしたいと思う人が必ずどこかにいて、今回みっちょんさんとの出会いは私の中でとても励みになりました。

これからも、ご近所団地として末永いお付き合いができれば嬉しいかぎりです。

平尾商店街にたくさんの笑顔が生まれたのは、運営者の努力の賜物。本当におつかれさまでした。素敵な企画にお声がけいただき本当にありがとうございました!

【01.写真】

こんにちは、鶴川団地コミュニティビルダーのおすずこと鈴木です。

今年もこの季節がやって参りました、鶴川団地の秋祭り。普段は心穏やかな風景が広がる鶴川団地ですが、9/30(土)と10/1(日)の2日間にわたって非常に大きな賑わいを見せてくれました。

【02.写真】

コロナ禍で中止になっていた「夏祭り」改め「秋祭り」は、昨年2022年に3年ぶりの開催を果たし、私たち鈴木と石橋は鶴川に引っ越してきて念願のお祭りに参加することができました。

その秋祭りも今回で2回目の参加。昨年は石橋が暮らしレポートを書き上げてくれましたが、今回は私視点で秋祭りのレポートをお届けします。

準備万端?!まだまだ大忙しな午前中!!

朝からセンター名店街とセントラル商店街を覗いてみると、着々と準備を進めている様子がちらほら。

【03.写真】

センター名店街広場の真ん中にやぐらが組まれているのを見ると、高揚感が高まります。これぞ、お祭り感!

【04.写真】

また、広場周辺に配置されたビールケースは、商店街内にある酒屋「まさるや」さんによる提供とのこと。あれやこれやと手際よく進めていく一つひとつの物事は、自治会や商店会の色んな方々からの手を借りながら出来上がっていく空間なのだと改めて感じます。

【05.写真】

セントラル商店街の方にも足を運んでみると、どうやら大掛かりなセッティング。ステージトラックを舞台にした演奏パフォーマンスは、迫力と見応えがあります。

【06.写真】

普段の道路も交通規制がかかり、秋祭りの2日間は歩行者天国!キッチンカーは昨年以上の出店数がずらりと並び、食事のレパートリーも充実していました。

【07.写真】

こちらはセントラル商店街のアーケード内マップ。それぞれのお店の準備もある中、手作りの商店街マップからも、盛り上げるぞー!楽しむぞー!みんなおいでー!という意気込みのようなものが伝わってきます。

我々コミュニティビルダーは販売し隊!応援し隊!

時間になるとさっそく各模擬店や屋台から活気出しの声が聞こえてきます。私たち鈴木と石橋は、昨年に続き今年も夜もすがら骨董店のスタッフとして、焼きそばナポリタンとドリンクの販売隊をやりながらお祭りを楽しませていただきました。

【08.写真】

余談ですが…焼きそばナポリタン、略して焼きナポは私の大好物。ニンニクが利いていてビールのおつまみとしても相性がいいのですが、そんな美味しい焼きナポを目の前に完売するのを見届けることができて、最後までよくつまみ食いせず我慢できたなと自分自身を褒めてあげたい気持ちです(笑)

【09.写真】

店内では声を掛け合って交代しながら、ひたすら作り続けるメンバーの姿。「美味しい」と買ってくださる方々の声がモチベーションになっていたり、その時その時のドタバタ感が文化祭のような盛り上がりで、終日熱気を感じる空間でした。

一日中、子どもから大人まで人、人、人!

お昼を過ぎる頃にはあっという間にたくさんの人が集まってきました。模擬店はどこも長蛇の列をつくって大繁盛している様子で、一方ステージでは演奏、ダンス、のど自慢大会など様々なパフォーマンスが繰り広げられていました。

【10.写真】

【11.写真】

【12.写真】

【13.写真】

一番驚いたのは「こんなにたくさん子どもたちがいるけど一体どこからやって来てくれたの?君たちは今まで一体どこに隠れてたの?」と突っ込みたくなるくらいの子どもたちがいること。鶴川っ子や町田っ子が集まって楽しんでいる姿を見て、これはきっと昔から続いている鶴川団地夏祭り(現在の名称は秋祭り)の貴重な風景なのかもしれないと感じました。

夜まで続く、暑い熱いステージ

お祭りの賑わいは、暗くなってもまだまだ続きます。むしろ本番はこれから!

【14.写真】

【15.写真】

【16.写真】

聞こえてくる太鼓の音に合わせて踊り出す住民の方々。やっている側も見ている側も楽しいのが、お祭りの醍醐味。

食べて飲んで、歌って踊っては驚いて笑って、丸一日を使って活動的に過ごしたおかげで、その晩は言うまでもなく熟睡です(笑)心身ともに解放的な一日を過ごすことで確かな充実感を得ることができました。

どうかこの風景が、来年も、これからも、また見れますように。

写真提供:北村 友宏

【01.左近山アトリエ】

こんにちは、鶴川団地コミュニティビルダーのおすずこと鈴木です。

梅雨を感じさせる時期になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

私たち石橋と鈴木が鶴川団地に引っ越してきたのは2021年5月30日、梅雨に突入した頃には、大量のてるてる坊主を作ったのを思い出しました。

【02.てるてる坊主】

ふだんの団地暮らしについては、とても心地よくのんびり過ごしています。

生活に必要な日用品の買い足しや食材の買い出しをしたり。

【03.私たちの暮らし】

ご近所さんと交流があったり。

【04.ご近所さん】

地域のイベントに参加してみたり。

【05.地域のイベント】

純粋に今の暮らしやまわりとの繋がりが気に入っていて幸せです。

人との出会いとゆるやかな関係性のおかげで、私たちの暮らしや活動が成り立っていると思うと、とてもありがたく感じます。

左近山団地の視察背景

ところで私たちコミュニティビルダーは、YADOKARIのご担当者さんやURのご担当者さんとご一緒して「左近山団地」に視察に行ってきました。

【06.左近山団地】

今回の目的は「他の団地を知ることで見えてくる、鶴川団地の可能性」。

これまで私たちは鶴川の住民のひとりとして暮らしぶりに没頭したり、日常景色に触れたり、地域でご活躍されている方のお話を伺ったりなど、鶴川団地周辺で起きた出来事について向き合うことがほとんどでした。

【07.ショッピングセンター】

私たちが鶴川に暮らして早3年、このタイミングで他の団地の取り組みについてお話を伺う機会に恵まれ、鶴川団地プロジェクトのこれからについて何かヒントになるかもしれないとわくわくしながら向かいました。

左近山団地の取り組み

私たちが向かったのは、左近山団地内の商店街にあるカフェ「左近山アトリエ131110」。

【08.左近山アトリエ外観】

「団地の暮らしを豊かに」をコンセプトに、カフェの運営だけでなく手芸やお料理など手習いをワークショップ形式で開催することもあるそうです。

他にも、パンやお菓子を焼いて販売できるシェアキッチン、会議やパーティを開くことができるレンタルスペース…といったように活用の幅があります。

左近山に住む人の「表現したい」を実現できる場として役割を担っています。

今回お話を伺っていく中で特に興味深かったのは

・団地の住民が主役だからこそ、みんなで団地の広場をつくる工夫がなされていること。
・地域の中に、もう一段踏み込んだこと。

【09.デッキスペース】

左近山団地内にある広場改修が行われた際、「住民のみんながやりたいことをやれる場所」を広場のコンセプトとして、ワークショップで住民のやりたいことを考えたり、広場に置くベンチをつくったり芝生をはったり、住民主体で色んな仕掛けを広場のあちこちに計画したそうです。

設計者だけでなく、今後広場を利用する住民の目線で「考える」ことや「つくる」など実際に関われる機会があるのは、素晴らしいなと。

たしかに自分のアイデアが形にできたらついついその広場に足を運びたくなる気がします。

鶴川団地の可能性

改めて、住民としての役割やコミュニティビルダーとしての役割を見つめ直す、とてもよいきっかけになりました。

【10.唐揚げ石橋】

余談ですが、左近山団地ショッピングセンターに唐揚げ専門店があったのでつい衝動買い。

広場全体の緑もちょうどよくピクニック日和。

唐揚げを食べながら、彼はどこへ行くつもりでしょうか。

【11.唐揚げ石橋】

完全にお話がそれてしまい、大変失礼しました(笑)

でも常々思うことは、私たちが今後どこに向かっていくかは正直のところまだまだ模索中です。

それでもいち鶴川団地住民として何か意見するのであれば、左近山アトリエ131110さんの「団地の暮らしを豊かに」というコンセプトには共感します。

私は普段勤め先が新宿で、お仕事が終わって鶴川団地まで帰ってくると安心感があります。

それはきっと、今の団地暮らしに満足しているから。もっと言うと、利便性ではないところで鶴川団地の魅力がたくさんあるからだと思います。

それは例えば、暮らしの中にある些細な出来事だったり、ご近所さんとの繋がりが心の支えになっていたり。

団地の商店街で日頃から無邪気にはしゃぐ子どもたちが年々成長していくのを間近で見守っていると、いずれ私も鶴川でのびのびと子育てしたいという環境の良さに気づいたり。

これからも鶴川団地の住民として暮らしを存分に楽しみながら、その上で鶴川団地暮らしの魅力を伝え続けていきたいです。

【12.唐揚げ石橋】

via: designfutz.com

ここはオーストリアのアイヒグラーベン。今回ご紹介するのは、クライアントのアイデアを実現するべく、スー・アーキテクテンの助けのもと建築されたタイニーハウスだ。1930年代に建てられたこの物書き部屋は、ゲストハウスも兼ねており、子どもの遊び部屋としても使える。基本的にウィーンの木材で作られていて、大きさは30スクエアメートルほど。木で張られた床は温かみがある。

(さらに…)

via: dwell.com

カリフォルニアの砂漠の外れに、見捨てられたように錆びた2つのキャビンが建っている。そしてよく見ると、建物の脇には大きなソーラーパネル。夜になると明かりが灯り、オープンエアの2階のデッキに人影が現れる。頭上の満天の星が、漆黒の暗闇にいまにも落っこちてきそうだ。

via: dwell.com

カリフォルニア州ジョシュアツリー国立公園の北側、巨大な岩とユッカに囲まれたモハーヴェ砂漠にある2つのキャビンは、錆びた鉄で赤く覆われている。連邦政府から譲渡された土地の上に、1954年に建てられた朽ち果てた1階建ての農家を、宿泊用のキャビンとしてリノベーションしたもの。ニューヨークとロサンゼルスを拠点とする建築スタジオ、Cohesionのマレック・アルカディ (Malek Alqadi) がデザインを担当した。

via: dwell.com

「フォーリー (Folly:愚かさ)」と名付けられた建物は、わずかなスペースでも有効活用しようと考えるタイニーハウスとは、まったく異なるコンセプトの建築と言える。

「フォーリーは、現代的でミニマルなラグジュアリーに包まれながら、自由気ままにすべての現実から逃れたいという欲求から生まれた。ゲストと会話するように構築された奇抜な構造が、景色や瞬間に興味を持たせて、環境との対話を促進するのです」とマレックは言う。

via: dwell.com

フォーリーは、2つの離れたキャビンから構成されている。最大の“愚か”な特徴は、2つ目のキャビンにある、部分屋根のオープンデッキ。この「ポータル」と呼ばれるStargazing Suite(星見のスイート)には、屋外のはしごを伝ってアクセスできる。居心地の良いラウンジエリアの中心には、クイーンサイズのベッドが置かれ、オープンエアの中で横たわりながら銀河の神秘に酔いしれたり、日光浴を楽しめるという。

via: dwell.com

via: dwell.com

北向きの壁には、ミニ冷蔵庫、収納スペース、バイオエタノール暖炉が隠され、映画観賞用のプロジェクターも備え付けられている。暖炉と暖房付きベッドで温まりながら、映画を観たり星空を眺めたりできる贅沢な環境だ。モハーヴェ砂漠では雨はほとんど降らないが、雨の時は開放部をカバーする電磁シャッターをiPadを経由して操作できる。

via: dwell.com

via: tinyhouseblog.com

43平方メートルのメインキャビンでは、未コーティングの合板が漆黒の石膏と強いコントラストをなしている。そして広々としたインテリアには、サボテンが印象的に飾られている。

via: dwell.com

現代的でシンプルなキャビンは、酸化金属シートで覆われており、砂漠の風景と見事に調和。オリジナルの建物の厚板と骨組みを再利用し、リビング・ダイニングエリアとキッチン、寝室ロフト、バスルームを収容するために元の屋根をかさ上げし、新しい構造に組み込んでいる。

傾斜した屋根は住空間を増やすのみならず、ソーラー駆動式の天窓を通って、熱気を放出させるのを可能にしている。「既存の構造を紡ぎ合わせてそれを補強し、美しい環境を損なうことなく、再び生命力を与えるというアイデアでした」とマレックは語る。

via: tinyhouseblog.com

via: dwell.com

シャワーのあるウェットルームには、砂漠で広く見られる花崗岩の岩石が置かれ、腰掛けられるような仕様に。

via: dwell.com

2つの建物をつなぐ木製デッキには、屋外レインシャワーと馬用の飼い葉おけを利用したバスタブが設置されている。

via: dwell.com

ソファとダイニングチェアはイケア製。ソーラー冷蔵庫はEcoSolarCool社のもの。はしごはロフトにつながり、降雨センサーを備えたソーラー駆動のベルックス (Velux)の天窓が取り付けられている。

ダイニングエリアには、デンマークのノームアーキテクツ (Norm Architects) のテーブル「Snaregade」をフィーチャーしている。

via: dwell.com

洗面所では、クラウス (Kraus)社のシンクとデルタフォーセット (Delta Faucet)の水栓が、ラグジュアリー感を醸す。

via: dwell.com

住環境には、Augustのスマートロック、Scoutの防犯システム、ルートロン (Lutron)によるワイヤレス調光システム「Caséta」や、iPadでコントロールするソーラーエネルギーモニターなど、先端テクノロジーが満載されているという。

via: dwell.com

フォーリーは完全オフグリッド。ルーフトップにソーラーパネルを設置する代わりに、エネルギーを供給するための“太陽の木”が外部に建てられた。「ソーラーツリーを補強するために2メートル以上の深さの穴を掘りました。夏の真っただ中の砂漠の太陽の下で、パネルを設置するために6メートルの屋根に登るなんて考えられなかったんです」とマレック。ほとんど自分たちで組み立てた、この自立型の太陽光発電装置のおかげで、砂漠の太陽がキャビンのすべての動力を供給し続けている。

「フォーリーの目的は、人々が持続可能性を体験できるようにすることです」と彼は説明します。「“コネクト”のために、Wi-Fiのようなアメニティやテクノロジーを加えていますが、完全に“ディスコネクト”されて自然を楽しむこともできます」 。

via: dwell.com

Cohesionでは現在、オフグリッドビレッジの構想を発展させている。「人々は、オフグリッドの場所にバスルームがあることや、コネクトされていない状態でも十分な電力があることを知らないのです。これは本当に目を見張らせるような体験となるでしょう」。

「贅沢のために持続可能性を犠牲にする必要はありません。世界は美しく、そのままに保持しておきたい。私たちは、社会的責任を果たすホスピタリティの基準を改革することによって、現代社会にインパクトを与えたいと思っています」とマレックは語る。

リビングエリアのソファベッドを含めて6名まで宿泊することが可能。それ以上のゲストも敷地内にテントを設置して滞在を楽しめるのだとか。BBQが楽しめるファイヤーピットの薪は無料で提供され、チェックインは送られてくるコードでドアのスマートロックを解錠するだけ。

もちろん“愚かさ”のためのハンモックも用意されているようだ。

via: dwell.com

Via:
dwell.com
tinyhouseblog.com
follyfolly.com
thecohesionstudio.com
airbnb.jp/rooms/18332523

(提供:#casa

2月15日(木)、 門前仲町にある70seeds株式会社オフィスにて、トークイベント『自分らしく暮らす「場」のつくりかた入門 〜プロ・実践者と考える、心地よい”自然”と”まち”のバランスとは?』が行われました。

コロナ禍を経て、自分の暮らしを豊かにしたいという思いを持つ人が増えつつあります。自然が身近に感じられつつも、暮らしに便利さが欲しい、という方も多いのではないでしょうか?

実際、働き方の変化により、移住する人も増えています。しかし、利便性や出勤の機会について考えると、実際に暮らしてみないと分からないというのも実情です。

また、価値観やライフステージなどから、人によって心地よいと感じる「場」は変化していきます。では、どのように心地よい場を作ったり、見つければ良いのでしょうか。

今回は「青梅」で理想の暮らしを体現している星加慧さん・星加円さんご夫婦と、70seeds株式会社の代表取締役でご自身も富山県舟橋村に移住されたの岡山史興さんをお迎えして、トークセッションとワークショップを行いました。はじめまして同士の方も多い中、和やかなムードで開催されたイベントの様子をお届けします!

子育ての場として充実している富山県舟橋村への移住

まずは岡山さんのトークからスタートです。
「5分でわかる岡山史興」という資料で自己紹介してくださいました。

長崎出身で大学進学を機に地元を離れ、就職で東京へ。そして2018年から富山県舟橋村に移住。

高校時代には4万人もの署名を集め、平和大使として国連でローマ法王に特別謁見する経験を経てNPOを立ち上げ後は、グーグルアース上に被爆者の体験をマッピングすることで、世界中どこからでも被爆者の体験が見られるコンテンツ(ナガサキ・アーカイブ)の制作に携わるなど、多岐に渡る活動をご経験。

大学卒業後、PR会社に勤務する中で大きな平和というテーマからミクロな人の暮らしの中に平和の種があるのでは、と思い、「そんな小さなところに寄り添えるような仕事をしていきたい」と独立。戦後70年の2015年に「次の70年に何をのこす?」をコンセプトにウェブメディア「70seeds」を立ち上げました。

岡山さん:この戦後70年の間で、例えば大量生産・大量消費、新卒一括採用など時代に合わなくなってきていることがたくさんあります。次の新しい当たり前はなんだろうと考えたときに、自分の好きな場所で暮らすことも新しい当たり前になると思うんです。これからの新しいあたりまえづくりに挑む小さな営みを後押しするのが70seedsです。

ーーそんな岡山さんが舟橋村にたどり着いたのは取材がきっかけなんだとか。

岡山さん:はい。そうなんです。舟橋村は日本一面積が小さい村ですが、人口が増え続けており、2012年には15歳未満の年少人口割合が日本一になりました。今も村の平均年齢は40歳と、子育ての世代が集まっている村ということで、取材に訪れました。

その中には「自分のやりたいことをもっと形にしたい」というパワーのある人がたくさん隠れています。今では自身の経験を活かしつつ、そんな人たちの相談に乗りながら、村の農家さんと一緒に商品をつくったり、お母さん方と事業を立ち上げたりしています。

村長の話が移住の決め手に

そして、移住の決め手になったのは「子育てにやさしいまち」を掲げる村長の話でした。舟橋村は戦後何度も起こった市町村合併ブームの中、一度も合併の道を選びませんでした。その理由は「舟橋村の小中学校がなくなってしまうから」。

岡山さん:村が合併していくと、元々の自治体区分であった学校がなくなっていく。小学校がないからということで引っ越してくる人も減ってしまいます。子育てを大事にすることが地域に重要だということが村としては分かっていたのだと思います。実際に子どもの教育環境にお金を使おうとしていることが分かっているからこそ、安心して移住できたのかもしれません。

また、子育て世代が集まっている村ということもあり、子育てをする場としても充実していたのだそう。大人たちの働きかけがきっかけで小学生がクラウドファンディングで公園を作るなど、子育てをとても大事にしている村だということが岡山さんの心に刺さりました。

その後、岡山さんは舟橋町に“みん営化”を掲げた保育料ゼロの学童保育施設〈fork toyama〉をオープン。敷地内にあるカフェとコワーキングスペースの利用料、企業や個人などサポーターからの会費を学童の運営費に充てる仕組みになっています。

岡山さん:子どものころの経験は今後に大きく影響が出ますが、その期間を無為に過ごすのはもったいない。教育を受けた子どもと受けられなかった子どもとでは大きな差が生まれてしまいます。「子育て中の親にも、子どもたちにも、もっと選択肢があっていいんじゃないか」という思いから新しい仕組みを立ち上げることにしました。

また、ただ預かるだけではなく、いろんな大人の背中を見せたい、ということで地域の工務店さんを呼んで家作りワークショップを開催したり、CGクリエイターさんを呼んで、遊具を自分たちでデザインしてみたりしています。

青梅に夫婦で移住。その充実の生活。

プロジェクターにはまず猫の写真が映し出され、会場には思わず笑みが漏れます。おふたりとも猫が大好きなのだとか。

ここでは、実際にご夫婦がどのように青梅に移住し、どのような生活を送っているのかをお話してくださいました。

「場」について考える機会が、移住に繋がった

まずはおふたりの出会いからお話は始まります。おふたりの仲睦まじい様子に会場は温かな空気に包まれました。

福岡の大学で出会い、2017年にふたりで上京。最初は阿佐ヶ谷の新築1LDKで暮らしていましたが、手狭になり、吉祥寺の2LDKへ引っ越し。阿佐ヶ谷も吉祥寺も大好きな場所だった、と言います。

転機は2020年。コロナ禍です。仕事もリモートワークになり、散歩をしながら家を探すのが一時期ブームになっていたのだそう。

円さん:吉祥寺もすごくいい場所だったので、その辺で暮らすのもいいかな、と思っていたんですけど、彼がギターを弾くということもあって、広い家がいいな、とかリノベしたいな、という話が出てきて。探す範囲を広げる中で見つけたのが今の家でした。

もともとは、土地のほうが売りに出ており、家はおまけにすぎなかったのだそう。おもしろいから行ってみよう!というテンションだったので、最初から青梅に詳しいわけではありませんでした。

それでも移住を決めたのは、改めて「場」について考えたことが転機に

コロナ禍における暮らしや価値観の変化から、「毎月十数万の家賃を払い続けてまでしてやりたいことってなんだっけ」「精神的に自由でいられる状態って何なんだろう」と考えることが増えました。さらにリモートワークに伴うパーソナルスペースの確保の限界もあったそう。

そして、「なぜ青梅?」という点については、「家の出会いが大きかった」といいます。

それが新しい家ではなく、65歳ぐらいの家で、実家に近い雰囲気だったのだとか。当時20代だったので若気の至りなところもあったかもしれないとしつつ、「古かったけど、逆に燃えた」と微笑むおふたり。

慧さん:移住してからリノベをスタートしました。家はまだ住むのが大変なときから引っ越して仕事が終わってから壁や床をいじったり。だからこそ、これまでにできなかった体験ができました。

また、住んでから青梅の魅力を知ったと言います。都会へも、自然へもアクセスが良かったり、車の運転が苦手なので、車がなくても生活できそうであったり。

ーー移住への不安などはなかったのでしょうか?

円さん:もちろん、都市周辺にしか住んだことがなかったので不安もありました。ただ、自分が都市に求めている要素をリストアップしてみると、意外と毎日行く場所ではなかったことが分かったんですよね。これも新たな発見でした。

リノベの様子も写真と共に慧さんにご紹介いただきました。同時にふたりで場を作っていく過程は大変さの中にワクワクさが感じられます。

ーー青梅での暮らしは実際どうですか。

円さん:今までいた場所、どの場所よりも季節感がすごく感じられるのがお気に入りです。また、カフェに飾ってある絵がすごく素敵で譲ってもらったり。また、青梅にはお祭りが多く、そちらにも行ってみたり。地域の活動が身近になったのでおもしろいな、と思っています。

暮らし始めてから、青梅でのお気に入りスポットや新たなコミュニティを見つけることができ、ますます星加さんご夫婦の青梅ライフが充実しつつあるようです。

自分に”わがまま”であれる秘訣は小さな違和感を無視しないこと

トークセッションでは、ファシリテーターから「自分に“わがまま”であれる秘訣」というテーマが投げかけられました。

慧さん:自分が決めたことをやったときは、どんな結果でも納得できると思うんですよね。言われてやってみたけど、やっぱりダメだった、だとあんまりハッピーじゃない気持ちになると思うんです。自分で決めてやれば、多分ハッピーなんじゃないかな、と。

円さんは「小さな違和感を無視しないことが大事」と言います。

円さん:別に解決しようとか思わなくてもいいんですけど、これは社会的にしょうがないからとか、今の状況だと仕方がないからで終わらず、じゃあどうしたらいいんだろう、と考え始めるとクリエイティビティが生まれてくる気がします。

そんな慧さんと円さんの言葉に大きく頷く岡山さん。

岡山さん:自分は何に興味があるのかとか、どんな暮らしが心地いいのかとか、そこに気づくことがもしかしたら第0ステップぐらいにあるのかもしれません。
「これをやりたい!」って突き進める人ばかりではないし、いろんな人と会ったりいろんな場所に足を運んで情報に触れてみるなど、気づきを得るきっかけとどれだけ出会えるかが大事なんじゃないかと思います。

岡山さん自身もいろんなきっかけをくれる人との出会いがあって、生かされている感覚があるのだそう。

岡山さん:アンテナを広げて人と会ったり、自分のやりたいことや違和感に気づくのが第0ステップとしてあるのかな。

ワークショップで「自分らしい暮らし」について考える

トークセッションのあとは、この日参加してくださったみなさんと一緒に「自分らしい暮らし」の在り方を探るワークショップへ。

トークセッションの内容を踏まえて、「自分らしい暮らし」について考えてみよう、というワークショップです。

まずは自分の「好き」や「惹かれる」などの直感で20個の暮らしのキーワードから5つ自分にとって重要なものを選んでいきます。

現地ではワークシートが配られて、丸の中に書き込みます。

そして選んだ5つのキーワードにひとつだけオリジナルを追加します。ひとつだけとなるとなかなか選ぶのも難しそう!?

さらに、選んだキーワードから連想するものを書き出し、マインドマップを作ります。例えば「自由」を選んだとしたら「多様な文化に触れたい」「好きな時間に寝る」「働く時間に縛られない」など。

ここからは、近くの席の人たちとグループになり、お話しながらワークショップを進めていきます。

自己紹介をし、自分がどんなキーワードを選んだのかをグループでシェア。ふっと空気が緩み、あっという間にあちこちから楽しげな話し声が聞こえてきます。
最後は、6つのキーワードと連想されたものをヒントに自分の「わがまま」な暮らしを想像します。
その暮らしをA3の紙にどどん!と書いていただき、ラストは発表へ!

参加者のみなさん、ひとりひとりわがままライフを宣言!していきます。

「12ヶ月を3つに分けたい!」とシーズンごとでやりたいことを宣言する方や、「夫の出身地との2拠点生活がしたい」、「心地よさの追求」、「自分のものは自分で作ろう!」などさまざまな宣言が飛び出しました。

「わがままライフ」についてあふれ出す想いは満載!そのあとの交流会も大いに盛り上がりました。
わがままライフは夢で終わりではなく、今回のゲストのように一歩踏み出してみれば、自分らしい暮らしを実現することが可能です。参加してくださったみなさんにとって、その実現への一歩となるイベントとなっていれば幸いです。

via: static.dezeen.com

おしゃれなカフェのようなスペース。ここは、オーストラリア・メルボルン在住の建築家Matt Gibsonが、同じくメルボルンに住むライターの庭の中に建てた小屋。なんと外面は蔦に覆われており、この小屋が庭にあることに気づかない人もいるかもしれない。秘密基地のような作業スペースだ。

(さらに…)

via: curbed.com

Kasitaは、LEGOのように積み重ねたり、屋上にポンと設置できるプレハブマイクロホーム。
スマートスピーカーでTVやオーディオ、調光を操作できるスマートハウスは、“住宅版iPhone”というキャッチフレーズだ。$139,000(約1500万円)で買える引っ越し可能な家は、北米の住宅難地域のミレニアル世代にインパクトを与えている。

(さらに…)

via: archdaily.com


今回ご紹介するのは、2人用の移動式住宅「MO.CA」。
「来たるデジタル時代と建築・デザインのあり方」を探究する先進的な研究機関、カタルーニャ先進建築大学院大学(IAAC)のバルダウラボ・キャンパスで開発されたタイニーハウスだ。

トレーラーとして移動が可能なこの住宅は、2つのテーマを掛け合わせて作られた。
その1つは、かつて人間が行ってきた狩猟採集的な暮らしからなる、移動の自由と自給自足の精神。もう一つは、現代社会の課題である地球規模の気候変動への対応、つまりは化石燃料に依存しない革新的な暮らしを模索し、提案することなのだという。

2人の暮らしの場としてだけでなく、コンサートやイベント、図書館、集会所としても利用可能な多目的なスペースとしても利用できるというこのタイニーハウス。はたしてどんな空間なのだろうか。

via: archdaily.com

このタイニーハウスの大きな特徴は、大きく開くことの出来るこのガラス窓。
屋外との境界線を調節することが出来るのに加え、日よけとしても機能することから、ランチをしたり、昼寝をしたりなど、家の周りの屋外空間を自分たちの占有空間として有効的に活用することが出来そうだ。

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また、このタイニーハウスは、太陽エネルギーのみでの駆動が可能。屋根には軽量で柔軟性のある単結晶ソーラーパネル3枚が設置されており、外部のグリッドに接続可能なマルチプラス・インバーターやバックアップ・バッテリーと連携している。24時間稼働が可能なのだそう。

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内部はブラックライトLEDストリップにより明るく照らされ、外壁を際立たせるデザイン。夜のパーティやコンサートにもマッチする雰囲気を演出してくれる。ミニマルでありながらも、そんな遊び心があるところにキュンとしてしまうのは、きっと私だけではないだろう。

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室内にはベッドが2台置かれており、うち1台は拡張可能。伸縮するマットレスが2人用のスペースを作り出す。また、可動式のはしごは使い勝手を考慮した設計になっており、出入りも簡単だ。

そしてキッチンにはシンク、1口コンロ、収納引き出しが備わっており、さらには冷蔵庫と調理器具を掛けるスペースも。壁にはバッテリーとタンクの残量が確認できる設備が備わっている。

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バスルームにはシャワーと、水を使わないコンポストトイレがあり、水の廃棄が少ないエコな仕様になっている。シャワーの水は、中水タンクに貯蔵され、ろ過後、ポンプで再生水タンクに送られ再使用されるため、水の有効活用も可能。住民は用途に合わせて淡水と再生水を選べるのだとか。

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このツールボックスにはオーダーメイド家具を収めたクローゼットを備え、すべての家具が折りたたみ可能。木、布などを使用した軽量な家具は、オフィス、ワークショップ、展示会、コンサートなど様々な用途で使用できるようデザインされた特別なものなのだそう。

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2人のために作られたミニマルな空間でありながらも、これらの家具を広げれば、複数の人が集まる空間に早変わり。

「大切な人と小さな空間で過ごしたいけれど、時には家族や友人を招いてみたい。」
そんなわがままな暮らしを持続可能な形で実現できる夢のような空間が、もうすでに私たちの住まいの選択肢の中にあるのだ。

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今回ご紹介するのは、自給自足と持続可能な暮らしをテーマに作られたオランダのタイニーハウス。

「Walden Studio」が設計した17平方メートルのこの家は、持続可能性と洗練されたデザインが融合された、ミニマルでかつラグジュアリーな気分も味わえる特別な空間だ。トレーラーに取り付けられるほどコンパクトながら多機能で、インテリアが全体デザインの一部となっているという。
写真を見ているだけでも癒されてしまいようなあたたかみ溢れるこのタイニーハウスを覗いてみよう。

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トレーラーハウスとは思えないほどの広々とした内装空間。玄関は大きな窓が2つあり、中にはコーナーソファが収納スペースとダイニングテーブルを兼ね備え、中央にはキッチン、階段兼クローゼットとスペースに冷蔵庫が設置されている。

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白い壁と軽い樺の木の合板が使われ、広々とした透明感を演出する。

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家は省スペースでありながら、小さな薪ストーブで暖められ、屋根にある大きなソーラーパネルから電力を供給されるという。浴室にはコンポストトイレがあり、雨水の自給や自然排水処理システムを採用、エネルギーと水の使用量を削減している。また建築材料にはエコロジーへの配慮が見られ、熱変性パイン材や農業廃棄物から作られたエコボード、エコロジー塗料が利用されている。床はコルク製、断熱には羊毛が用いられており、冷たいオランダの冬を暖かく過ごすことができる。

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オランダの自治体から合法的に設置された最初のタイニーハウスであるこの家の誕生を機に、持続可能な生活形態への期待が集まっているそうだ。
コストは普通の家の5分の1と手頃で、住宅ローンの心配が少なく、リビングスペースの減少は掃除の手間を省くことができる。一時的にタイニーハウスに住んでみるという試みは、持続可能な暮らしを実現するための現実的なステップの一つ。タイニーハウスのムーブメントにインスパイアされたこの住宅は、小さく暮らすことが自由をもたらし、素材やエネルギーを節約する生活を可能にしているのだ。
自由で環境にもやさしく、コストも優しい。そんな暮らしが実現できるタイニーハウスはやはり、これからの時代を担う住まい方の一つとなるだろう。

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古くから運河を中心に発展したフランス。パリを流れるセーヌ川を始め、リヨンのローヌ川、トゥールーズのガロンヌ川など有名な川が多数あり、その運河網は約9,000Kmに及ぶとも。中でもフランスの中央部を流れるロワール川は、長さ1,012km、流域面積117,054 ㎢で、フランス国土の5分の1を占めるといわれている。今回紹介するスモールハウスの舞台は、そんなロワール川の河口域、フランス西部にある Vendée (ベンデ) 地域の大都市ナントだ。

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「Studio GO」は、スペインのバルセロナにある、NOEM社によって設計されたタイニーハウス。

NOEMという社名は「No Emission」=「無排出」という意味で名付けられている。
「無排出」に込められた意味は、「二酸化炭素の排出をへらす」、「身体に害がない建材を使う」、「最小面積の土地を使う」こと。健康と環境に配慮した同社の製品は、デザインにもこだわりつくられた。

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TINY HOUSE JOURNALタイニーハウスの“現在”を知る

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