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YADOKARIについて

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via: https://www.collater.al/en/

このユニークなスモールハウスはカナダ、ケベック州、フランス語圏として有名なモントリオールに本拠を置くl’abri(ラブリ)というデザイン会社が設計した。
この企画自体はTourisme Québec(ツアリズム・ケベック)が主体となり、lg2 agency(エル・ジー・ツー・エージェンシー)という会社が1組のカップルを追った短編ドキュメンタリームービー”Voici Chambre avec vues(ボウァイシ・シャンブレ・アベェク・ブゥ/訳: ここに、あなたと共にある部屋)”を作成した。

(さらに…)

世界中のタイニーハウスやモバイルハウスのメディア運営や、動産活用による遊休地や暫定地の企画・開発を手がけるYADOKARI株式会社(東京都中央区,以下YADOKARI)は、京浜急行電鉄株式会社(東証1部上場、東京都港区、以下京急電鉄)との連携の下、横浜市日ノ出町・黄金町エリア活性化の一環として、高架下に動産・タイニーハウスを活用した複合施設「Tinys Yokohama Hinodecho(タイニーズ 横浜日ノ出町)」をオープンする。カフェラウンジ&イベントスペースは2018年4月28日(土)、ホステルは5月8日(火)オープン予定。

「Tinys Yokohama Hinodecho」
施設所在地:〒231-0066 神奈川県横浜市中区日ノ出町2丁目166番地先
(最寄駅:京急線「日ノ出町」駅徒歩4分、JR線「桜木町」「関内」駅徒歩12分)
URL:http://yokohama.tinys.life/

「ホステル+カフェ&イベントスペース+水上アクティビティ」の複合施設として楽しめる

タイニーハウスホステル外観・内観写真

Tinys Yokohama Hinodecho(タイニーズ 横浜日ノ出町)」は宿泊施設「Tinys Hostel(タイニーズホステル)」、飲食・イベントスペースを備えた「Tinys Living Hub(リビングハブ)」、SUP等の水上アクティビティの拠点となる「Paddlers+(パドラーズプラス)」から構成され、「Tinys Hostel」と「Tinys Living Hub」はYADOKARIが、「Paddlers+」は横浜SUP倶楽部と水辺荘が運営を行う。

ホステルは3棟のコンセプトが異なる日本初の高架下タイニーハウスホステル「Tinys Hostel(タイニーズホステル)」。「DISCOVERY(発見)」「WONDER(驚き)」「SILENCE(静寂)」の各コンセプトに沿ったインテリアを楽しむことが出来る。

ホステルは1棟貸し切り、または男女別のドミトリーの2タイプから選ぶことができ、1棟貸し切りは家族や友人同士で楽しむのに、ドミトリーは旅行者と交流を深めるのにおすすめだ。

飲食サービスとライフスタイルやまちづくり関わるイベントが楽しめる「Tinys Living Hub(タイニーズリビングハブ)」ではオリジナルのラクレットチーズを使ったハンバーガーやクラフトビールが楽しめる他、YADOKARIが得意とする住まい方、働き方、食、地域など様々なライフスタイルに関連したイベントを多数開催する。

飲食サービスと各種イベントが楽しめる「Tinys Living Hub(タイニーズリビングハブ)」

オリジナルのラクレットチーズを使ったハンバーガーやクラフトビールが楽しめる

YADOKARIでは、ライフスタイル関連の各種イベント・ワークショップの企画・運営(年間300本以上)で培ってきた コミュニティビルディングノウハウを元に、地元住民と自治体と連携し界隈性の生まれる施設運営を目指す

YADOKARIが企画・運営を行い、2018年3月末に暫定利用期間を終え約2年間の営業に幕を閉じた動産・タイニーハウス施設「BETTARA STAND 日本橋(ベッタラスタンド日本橋)」で開催されたイベントは450本を超え、3万人を超える人々が来場し、日本橋エリアの交流人口増加に大きく貢献。

「Tinys Yokohama Hinodecho」では「BETTARA STAND 日本橋」で培ったノウハウを活かすとともに、日ノ出町・黄金町エリアのアーティストや飲食店、SUP事業者などともコラボレーションを進め、エリア活性化に寄与していく予定だ。

ホステル予約開始は4/10(火)より。オフィシャルWebサイトは4月25日(水) 公開予定。
URL:http://yokohama.tinys.life/
facebook:http://fb.com/tinys.yokohama

映画祭、マルシェ、トークショー、ワークショップなど各種イベント催しが4月末から目白押し!

映画祭、マルシェ、トークショー、ワークショップなど各種イベント催しが4月末から目白押しで開催予定。現在、年間で200本以上の各種イベント催しを計画しており、横浜の新しいカルチャースポットとして地元の方々はもちろん日本全国からたくさんの人々に足を運んで頂くきかっけ作りを行う。

※他多数開催予定。詳細や申込は「Tinys Yokohama Hinodecho」のFacebookイベントページより。

4/26(木) 第1回「横浜・日ノ出町を面白がる会 夜の路地歩き編」(第2回は5/9、第3回は6/6開催予定)

「今まで慣例や常識にとらわれず、これから日ノ出町エリアの街がこうだったらいい、こんな街にしたいというアイディアを旧住民も新住民も、さらには日ノ出町周辺で働いている人、好きな人などの参加者で、食事をしながら一緒に考えブレストする人気ワークショップイベント。

5/3(木・祝)〜5/5(土・祝) 「高架下映画祭(入場無料)」

GW期間中に開催する高架下映画祭は、親子、カップル、お一人さま誰でもゆるく楽しめる。上映予定の映画は「怪盗グルーのミニオン大脱走」「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」「TED」 「ナイトミュージアム」 「ペット」「SING/シング」など子供から大人まで人気のタイトルラインナップが勢揃い。

5/26(土) ブックマルシェ「本との土曜日(入場無料)」

本との土曜日は、自分のお気に入りの本を、気に入ってくれる人に販売し、本への思いもシェアすることを狙いとした人気のブックマルシェ。既に開催11回目を迎える。本だけでではなく雑貨やコーヒーショップなども出店する。

※他多数開催予定。詳細や申込は「Tinys Yokohama Hinodecho」のFacebookイベントページより。

大岡川で楽しめる水上アクティビティー(SUP)の予約も随時受付中

水上アクティビティーの拠点となる「Paddlers+(パドラーズプラス)」にはSUP等の水上アクティビティーで人気を集める横浜SUP倶楽部と水辺荘が拠点を置く。タイニーハウスでできた更衣室やコインロッカー、シャワーが併設されるため、快適にアクティビティを楽しむことが可能だ。

SUP (Stand Up Paddleboard)と呼ばれている近年世界中で人気が高まっている水上アクティビティ。海、川、湖、運河等の様々な シチュエーションで遊べる。毎年3月頃に開催される大岡川の「桜まつり」は多くの観光客で賑わう観光名所。

宿泊無料券が当たる!Instagram キャンペーン!どんどん投稿しよう!

「Tinys Yokohama Hinodecho」の写真を撮影し、Instagramにて指定のハッシュタグ 「#tinys」をつけて投稿していただくと抽選で各種賞品をプレゼントします。

(1)実施期間 4月28日(土)~5月31日(木)
(2)応募方法 「Tinys Yokohama Hinodecho」の写真を撮影し、指定のハッシュタグをつけて投稿
(3)指定ハッシュタグ 「#tinys」
(4)プレゼント内容 「snow peak glamping 京急観音崎」ペア宿泊券3組6名様、「Tinys Hostel」宿泊券(1室最大4名まで)5組様、「横浜SUP倶楽部」SUPスクール招待券10名様、「Tinys Living Hub」ドリンクチケット100名様

※インスタグラムのアカウント設定が公開になっていることをご確認ください。
※当選発表は厳正な抽選後,当選者にご連絡します。

会社概要(事業運営・パートナー)

YADOKARI株式会社
代表者:共同代表取締役 さわだいっせい / ウエスギセイタ
本社所在地:東京都中央区日本橋本町3-10-1 BETTARA STAND 日本橋
https://yadokari.net/wp/
住まいと暮らし・働き方の原点を問い直し、これからを考えるソーシャルデザインカンパニー「YADOKARI」。住まいや暮らしに関わる企画プロデュース、タイニーハウス企画開発、空き家・空き地の再活用・施設運営、まちづくり支援イベント・ワークショップなどを主に手がける。
また、世界中の小さな家やミニマルライフ事例を紹介する「未来住まい方会議」、小さな暮らしを知る・体験する・実践するための「TINYHOUSE ORCHESTRA」を運営。250万円の移動式スモールハウス「INSPIRATION」や小屋型スモールハウス「THE SKELETON HUT」を発表。全国の遊休不動産・空き家のリユース情報を扱う「休日不動産」、新たな働き方を提案する「未来働き方会議」などを企画・運営。また黒川紀章設計「中銀カプセルタワー」などの名建築の保全・再生や動産を活用した「BETTARA STAND 日本橋」などの施設を運営。著書に「ニッポンの新しい小屋暮らし(光文社)」「アイム・ミニマリスト(三栄書房)」「未来住まい方会議(三輪舎)」「月極本(YADOKARI)」などがある。
京浜急行電鉄株式会社
代表者:取締役社長 原田一之
本社所在地:東京都港区高輪2-20-20
http://www.keikyu.co.jp/
1948年6月1日設立。都心から川崎・横浜・横須賀・三浦半島までの東京湾の西側を中心に交通事業、不動産事業、レジャー・サービス事業、流通事業等を展開しており、事業の中心となる鉄道事業では本線、空港線、大師線、逗子線、久里浜線の5路線を運営し,通勤・通学の足として暮らしを支えている。ビジネス、国際空港、産業、住宅、観光など、都心から電車で1時間ほどのエリアに様々な顔を持つ沿線となっている。

お問い合わせ先・取材依頼・採用募集などはこちら

YADOKARI株式会社 Tinys Yokohama Hinodecho 広報宛
tinys.yokohama@yadokari.net

「Tinys Yokohama Hinodecho」オフィシャルWebサイト
http://yokohama.tinys.life/

コミュニティビルダー・カフェ&ホステルアルバイト募集中
https://yadokari.net/wp/○○○/

via: dpzt.com.br

未来世紀でなくても、サッカー選手が走れば、ドライブスルーも走る。それがブラジル。

マクドナルド・ブラジルの自走式ドライブスルー「Drive-Thruck」(ドライブスルー+トラック)は、明るいラテンのノリのフードトラック・プロジェクトだ。

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via: rinspeed.eu

車体の上部がシャシーから起ち上がり、用途によって着せ替えできるクルマ。「ポッド」と呼ばれる上モノと「スケートボード」と名付けられた駆動系の基盤を、2つに分離させた自動運転のコンセプトカーが「Rinspeed Snap」だ。

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こんにちは。

突然ですが、この3月をもって、YADOKARIと二宮団地のプロジェクトが終了となります。つまり、それは、わたしの二拠点生活も終わりを迎えたということです。

わたしの記事もこれで最後。そこで今回は、最終回らしく、二宮団地の暮らしのことや二拠点生活のことを振り返りたいと思います。

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via: twitter.com/goforward

田舎暮らしや島暮らし、海外移住で無視できないのが、地域の医療機関の利便性とクオリティ。自然の豊かさと医療の充実度は、トレードオフの関係にあることが少なくない。長期入院となった際は都会の病院に入ればいいが、長くかかる歯科治療の通院などは頭の痛い問題だ。

離島や僻地に移動式クリニックが巡回してくれたら、まさに夢のような話。うちの最寄りの病院では、病室を犬猫がゆうゆうと巡回しているからね。

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https://www.facebook.com/yadokari.mobi/videos/1261750207261610/
▲ Facebook動画が閲覧できない場合は「Youtube動画(クリック)」でも視聴できます。

都心に住まい、小菅村に憩う週末2拠点生活のスタート!

週末の朝、家族や仲間とレンタカーに乗り込もう。

仕事に打ち込み、大事な人々に囲まれた毎日。「充実しているけれど、最近忙しすぎやしないだろうか……」。ふと疑問が心をよぎったら、もう一つの居場所に出発するタイミングかもしれない。

春の訪れを感じる週末。僕らは都内から車で2時間弱の秘境、山梨県小菅村に向かった。トランクに詰め込んだのは、特別なコーヒー豆と「The Roast」。

今回の旅の真の目的は、最近会話が不足していた仲間と、自然のなかにあるタイニーハウスで焙煎したてのコーヒーを味わうことだ。滝の麓で遊び、温泉で日頃の疲れを癒すことは、サイドメニュー。そんな贅沢な週末2拠点生活をリポートしたい。

車中のたわいない会話の合間に、よく知っているはずの人の意外な一面を垣間見る。窓の外に目をやれば都会の風景が徐々に自然溢れる景色へと移り変わっていき、肩に入っていた力が抜けていく。そう、僕らの旅は始まったのだ。

秩父多摩国立公園内にあり、多摩川の源流近くに位置し、鬱蒼とした木々が生い茂る豊かな小菅村

タイニーハウスを基地に、大自然を散策

ドライブを満喫しているとあっという間に小菅村にたどり着く。ここはタイニーハウスが林立する、ユニークな村。僕らはそのなかからお気に入りの小屋を借りて、小菅村の拠点にしている。

週末2拠点用の小さなタイニーハウスへ

目新しい場所に赴く“観光”ではなく、親しみのあるコージーな“拠点”に遊ぶ。そんなシーンに相応しいコーヒーを淹れたい。

タイニーハウスに荷物を置いたら、渓谷の散策に出かけよう。小菅村は小菅川という源流からその村名をとる、清らかな水源のある場所だ。

散策の目的地は白糸の滝。清らかな源流が細く長く落ちる、繊細な風情の滝だ。まだ黄金色の落ち葉が目立つ沢に、絹糸のように光る滝が連なる様が美しい。近づくと滝のしぶきが霧のように降りかかり、肌に染み込んでゆく。

僕らは今日の一杯のためにその水を汲み、タイニーハウスへと持ち帰った。

林道から水源の森の中通る遊歩道を歩き、白糸の滝へ。極上の一杯のコーヒーのための源流水を汲む

いよいよコーヒータイム!生豆の焙煎にチャレンジ

スマートコーヒー焙煎機「The Roast」と共にコーヒータイム

プロの焙煎士が厳選した生豆が毎月送られてくる

拠点としているタイニーハウスに戻ったら、おいしいランチとコーヒーの時間。東京から持ち込んだ「The Roast」が本日の主役だ。このマシンはIoT(インターネットに接続した)焙煎機で、素人には難しい“焙煎”という工程を、プロの技を借りながらDIYすることができる。

焙煎はコーヒーの生豆から香りや色が引き出されていくのを、目の当たりにできるプロセスだ。瑞々しく青い生豆を容器に入れて焙煎を開始すると、豆が高速回転する。同時に豆殻が取れ、むき出しになった豆が徐々に褐色に色づいてゆくのだ。

焙煎士しかできなかった「焙煎」がお家で手軽に誰でも楽しめる

熱風で煎るため、コーヒーを焙煎する暖かい風が部屋に満ちる。コーヒーの香りは、生産地ごとに全く違う。今日の豆は、「エチオピア イルガチャフィ ワイニードリップ」という。コーヒー好きなら外せない豆。焙煎の香りは香ばしく軽やかで、春の訪れにぴったりだ。

通常、ロースターは非常に大きく場所を取るので、焙煎から行なうカフェは少ない。だから焙煎の香りも含めてコーヒーを味わうことは、とても困難なのだ。ところが「The Roast」さえあれば、自宅であろうと山奥のタイニーハウスであろうと、どこにいても焙煎のプロセスが楽しめる。

豆と焙煎の深さをを組み合わせ、コーヒーをDIYしよう

「焙煎」はアプリを使って自分の好みに合わせた煎り具合を選択できる

コーヒーの焙煎は奥が深い。本来素人がチャレンジすることは難しいが、「The Roast」は、なんとアプリ経由でプロの火入れを再現してくれる。そのなかで浅煎り、中煎り、深煎りと焙煎の加減を3段階から選ぶことができ、ユーザー側のカスタマイズもできるのだ。

美味しいカフェやロースターを探して都会を歩くのもひとつのコーヒーの楽しみ方だけれど、自分の手でコーヒーの風味を作っていく喜びは格別。自然豊かな小菅村の空気感や、その日の天気に合わせて豆を選び、焙煎の加減を選ぶ。

浅煎りだと酸味が立ち軽やか、深煎りだと苦味とコクが際立つ。また豆によっても香りや味わいが変わるので、それが楽しい。天気が変わりやすくしっとりとした小雨も降る今日のランチは、軽やかな浅煎りがぴったりくる。そんな一期一会な時間を過ごせるのも、週末の第2の拠点でコーヒーを味わう醍醐味だ。

監修は“ワールドコーヒーロースティングチャンピオンシップ”の優勝経験もある豆香洞コーヒーの後藤直紀さん。「The Roast」の焙煎は、彼が何度もテスト焙煎をして練り上げたプロファイルを元に、プログラムされる。だから気分次第で焙煎の方法を選んでも、失敗はない。

豆の焙煎の時間は10分ほど。その間は匠の技が生み出す香りや色を愛でながら、豆と一緒に届く「ジャーニーペーパー」を読もう。

The Roast」は機械だけでなく豆や焙煎のプロファイル、そしてコーヒーの背後にあるストーリーもセットになっている。コーヒー産地は赤道を中心に地球のいたるところに散らばっていて、「ジャーニーペーパー」は豆のプロファイルに込めた想いや、現地の文化や人について伝えてくれる。

「焙煎」の時間は約10分。豆のストーリーが詰まったジャーニーペーパーを読みながら気持ちが高まっていく

タイニーハウスのミニマルな空間。漂うエキゾチックなコーヒーの香りに包まれながら、遠い豆の産地に思いを馳せてみる。

タイニーハウスには多くのモノを持ち込むことができない。必然的にできあがるミニマルな空間で、コーヒーを軸に仲間と向き合う。普段から顔を合わせてはいるけれど、東京という日常から離れたからこそ新たな関係性を結び直すこともできる。

普段聞きたかったことや、伝えたかった想いが、ごく自然に口をつき、少しくたびれかけていたお互いの関係に、新たな風が吹き込まれる。

それぞれが持ち寄った、お気に入りのマグカップにドリップ

焙煎が終わった豆の色を見ると、綺麗な褐色だった。今回は浅煎りを選んだけれど、煎り加減によって変わる色合いや味の変化を知るために、中煎りや深煎りも試してみたくなる。

「焙煎」したての豆は、そのまま食べてもほろ苦く美味

豆をミルで挽く小気味好い音がタイニーハウスに響き、香りもさらに立ってくる。豆を挽いたときの香りは、焙煎したてがベストだというのにも頷ける。

せっかくだから、今日は各自でドリップしてみよう。自宅から持ち寄ったお気に入りのマグカップたち。キャンプで使い込んだアウトドア仕様のマグ、お気に入りの陶芸家によるアーティなマグ、そして友人からもらった思い出のマグ……それぞれのマグが持ち主のキャラクターを表していて、会話が広がっていく。

お気に入りのマグカップを手に、それぞれのマイカップストーリーを語る穏やかな時間

コーヒーは鮮度が命。焙煎から2週間も経つと、コーヒーに含まれるオイルが酸化して味わいが劣化してしまうそうだ。新鮮な豆はドリップするためにお湯をそそぐと、粉全体がふっくらと膨らむ。

コーヒーフィルターの上で膨らむモコモコとした泡を見ていると、ほっこりとした気持ちになるものだ。マグに落ちるコーヒーを飲むのが待ち遠しいのと、ゆっくりと泡を愛でたい気持ちが交錯する。結局は仲間に極上のコーヒーを味わってもらいたい気持ちが勝つのだが……。

忙しく働いている日常とかけ離れて、ゆっくりとしたドリップの時間が心休まる

そして、小菅村の食材を使った料理やちょっとリッチな軽食を囲んで、最高の一杯で乾杯。みんなの最初のひとことは、やはり「おいしい!」。レモンのように爽やかなシトラスのフレーバーに、熟した果実酒のように甘やかな後味。コーヒーの概念が変わる焙煎したての「エチオピア イルガチャフィ ワイニードリップ」の味わいは、仲間との語らいをさらに上質なものにしてくれる。

小菅村特産のヤマメのピザなど地の食材を使った料理とのコーヒー時間は笑顔を誘う

ウエスギ:今回はコーヒーを楽しむために東京から山梨の小菅村までショートトリップしたけれど、すごくよい体験でしたね。都会でハードに働いていた昨日までの状況から、はっきりとマインドが切り替わって、この特別なコーヒーを飲むことに集中できた気がします。

さわだ:自然の中でコーヒーを飲むのは、最高に贅沢だよね。今回は東京と山梨県小菅村の2拠点だったけれど、近場でこんな大自然に囲まれたところに週末来れるのはいい。ここに来るまでの車中や自然の中の散策など含めて肩の力が抜けて、穏やかな気持ちになれたね。

ウエスギ:家族とでもいいし、恋人とでもいいし、僕らみたいな仕事の仲間とでもいい。普段そばにいる人でも、東京のあのあくせく感から離脱して自然豊かな場所に集まることで、会話も変わるって実感があったな。コーヒーを焙煎してテーブルを囲んだり、食事を楽しんだりしながら自然と笑顔が増えたよね。

小さなテーブル囲んで最高のコーヒーを片手に、笑顔の絶えない時間。

大久保:小菅村に来てからも、タイニーハウスっていう居場所があると、とても気楽でした。ホテルや旅館のようにチェックインなく荷物を置けるし、キッチンでランチを作ることもできる。私たちの他には、時々村の人にお会いするだけ。彼らも普段通りの態度で私たちを受け入れてくれるから気負わないで済む。旅行ではなく、別宅に来たという感じですね。

さわだ:そう。人のご縁があるだけだと、忙しいさなかの週末トリップは疲れる。僕らはこの村のタイニーハウス事業に仕事で関わっている関係で、何度もこの小屋に来ているから、まさにもうひとつの拠点のように感じてる。それに、仲間と一緒だとタイニーハウスはより楽しくなることも、実感したところ。コーヒーについても、味や淹れる過程を一緒に楽しめる相手がいると嬉しいし。

 

熊谷:この「The Roast」の焙煎が手軽にできるっていうのはコーヒーをもっと身近に感じられるし、話題性があるから、このコーヒー体験について一緒に来た人と語りたくなりますよね。お店で美味しいコーヒーを飲むのとは、別次元の体験だと思う。

蜂谷:IoTをコーヒーの焙煎に応用するなんて驚きですよね。今やコーヒーは世界共通の文化。IoTで専門家とつながりながら焙煎をDIYし、コーヒーの味わいや産地について学べるなんて、サードウェーブの先の風景かも。

大久保:コーヒー豆の色や香りの変化を見られるのが嬉しかったです。焙煎したての豆を食べてみたら、それが美味しくて!お菓子にも使ってみたくなりました。「エチオピア イルガチャフィ ワイニードリップ 」の爽やかなシトラス系の味わいは、バターを使った焼き菓子と合わせるとよさそう。あと意外と和菓子も合うかもしれません。

ウエスギ:さすが元パティシエ!コーヒーって嗜好品としても素晴らしいし、他にも色々な可能性がありそうだと思ったね。

蜂谷:ポートランドではオーガニックの石鹸に、挽いたコーヒー豆を入れたスクラブがあるって聞きました。

さわだ:ポートランドはリユースのカルチャーが成熟しているから、アイデアも豊富にあるよね。先日ポートランドに出張で行ったんだけど、アロマとしてコーヒー豆を使ったり、日本人向けの飲食店ではコーヒー豆を焼酎に入れてサードウェーブ焼酎(笑)を扱ってる所もあったよ。YADOKARIでもコーヒーカルチャーにもっとコミットしていきたいね。

熊谷:コーヒーだと、お酒とは違う方向性のコミュニケーションが生まれて、それも新鮮なところ。お酒だと楽しくワイワイ盛り上がるかんじだけれど、コーヒーはじっくりと語り合いたくなる。

 

ウエスギ:確かに。今日は仕事仲間と来たわけだけど、普段は緊張感を持って仕事をしているから、話題は達成すべき目標やクリアすべき課題のことなど、どうしても厳しい内容になる。でもこっちでコーヒー片手に語らっていると、仕事抜きのリラックスした関係性に戻れるよね。それはきっと、カップルや家族でも同じ。

下鳥:こういう時間があれば、都会でも無駄な力を抜いて生きられそうですね。人と比べることなく、自分が好きなことにシンプルに向かっていけるんじゃないかと。頑張りすぎて気持ちが苦しくなったら、また戻ってくればいいんだから。

さわだ:ここでリラックスすれば「明日からまた東京で頑張ろう」ってなるよね。本来は好きな相手だから仕事で組んでいるし、やりたいことをやっているんだって。原点に立ち返ってモチベーションを高められる場所と、日常をリセットできる過ごし方を知っているのは、大きな強みになると思う。

 

会話は尽きず、いつの間にか夜が訪れている。語り合った後、より思考がクリアになるのは、傍にコーヒーがあるからこそ。今度は同じコーヒーでも深煎りにしてミルクを加えてみる。すると今度は酸味がまろやかになり、香ばしさと優しいミルクの味わいのハーモニーが感じられる。時間の経過と風景の変化。それに合うコーヒーをつくりだすのが、たまらない。

日常を離れて、大自然のミニマルな空間でコーヒーを楽しむ。その一種茶道にも通じる行為を経て、本当に大切なものの姿がくっきりと浮かび上がってくる。

タイニーハウスと極上のコーヒーを味わう旅。家族や親友、仕事仲間……近しい相手と試してみてはどうだろうか。トランクには「The Roast」と、とっておきの豆を積み込んで。

 

こんにちは、前回は二宮で暮らして分かったことについて書かせてもらいました。こうしてほとんど職住一体、二宮での生活時間が長いため、団地の良さ、二宮の良さが見てくる。まだ住んで間もないのですが、かつてない生活の心地良さ。しばらくここでの生活を続けたい理由をまとめてみました。

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via: flickr.com/photos/hadimassa

「Scotch on Wheels」だなんて、最初は移動式バーなのかと思っちゃいました。飲酒運転だいじょうぶか?なんて心配して見ていったら、究極オシャレなファッション・ブティック・トラックじゃないですか。

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via: robomart.co

地域の小さな八百屋さんや魚屋さんで買物するのは楽しい。活きのいい本日オススメの魚や調理法を聞いたり、ときにはおまけしてくれたり冗談を言いあったり。大げさにいうと生きている実感を感じられる買物体験がそこにある。

一方そんな街の小売店は、大型スーパーや今後拡大するだろうオンラインの生鮮食品販売で、その存在が脅かされている。カリフォルニア州のスタートアップ Robomartによる生鮮食品の自走ショップのビジョンから、小売業の未来と顧客体験について考えてみたい。

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via: dezeen.com

中国・スウェーデン連合恐るべし。上海でテスト営業を行っている無人ストア「Moby Mart」は、Amazon GOの自走版とも言える、アプリで呼べるコンビニエンスストアだ。ソーラーパワーで動くオフグリッドな電気自動車で、完全自動運転機能を実装する予定だという。

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こんにちは、国際中医薬膳師の長岡桃白です。

みなさんは、いつの季節がいちばん好きですか?

わたしは、春が好きです。
あたたかな陽光を待ちかねていたようにたくさんの花が咲いて、お散歩がとても楽しいですね。

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TINY HOUSE JOURNALタイニーハウスの“現在”を知る

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