
旅行の計画を立てる時、どのように情報収集を行いますか?
書店へ向かいガイドブックを開いたり、ネットを使って検索したり、その土地出身の友達におすすめの場所を聞いてみたり。
王道のルートを巡るのも楽しいですが、せっかくならその土地のディープな部分を知りたくなるもの。

2017年10月に発売される「国東(くにさき)半島手帖」は、歴史ある行事や祭りのスケジュールが掲載されており、ローカルな旅の手助けとなります。
「国東半島手帳」の運営元、地域メディア「半島会議」Facebookページ

大分県北東部に位置するげんこつのような丸い形をした「国東(くにさき)半島」。
全国の八幡の総本山である宇佐神宮を中心に栄えた、神と仏が絡まりあった独特な文化「六郷満山文化(※)」が残っています。
※六郷満山とは、1300年前に仁聞菩薩が開いた山岳宗教、また国東半島の六郷にある寺院の総称。
個性豊かな文化を持つ国東半島ですが、半島全体の情報がなかなか集めづらい現状があります。
そんな土地に長く愛され、継承されている行事をひとつの形にまとめたものが「国東半島手帖」。
今回、2017年秋の発売にむけて制作をすすめている「国東半島手帖プロジェクト」のメンバー、清成麻理子さんにお話を伺いました。
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信州の松本駅から徒歩10分ほど。
緑が生い茂ったあがたの森公園までまっすぐ伸びるこの道は、人通りが多くにぎやかだ。
個人で店をかまえる方も多く、歩いていて楽しい気分になる。
ゆっくりと街を見渡しながら歩くのにちょうどよい距離にある「栞日(しおりび)」は2013年に菊地徹(きくちとおる)さんが始めたリトルプレスやZINE(自費出版されている出版物)を取り扱うブックカフェだ。
以前、YADOKARIでは菊地さんを取材して、自分の暮らしたい街である松本市に拠点を構えた経緯、主催イベントである「ALPS BOOK CAMP」についてお伝えした。
その菊地さんは、2016年7月に栞日の店舗移転、そして中長期滞在施設「栞日INN」の経営をはじめた。
移住者である菊地さんがINN(小さな宿)を始めたのは、同じく松本への移住を希望する人の役に立ちたいという想いがあったのだという。
移住者ならではの視点で活動の領域を広げる菊地さんに、今回は「栞日」の新しい試みや、惚れ込んだ土地の文化との関わり方についてお話をうかがった。

菊地さんは店内に足を踏み入れるお客さんひとりひとりに軽やかな口調で話しかける。
入った瞬間に「あ、また来たい」と思わせるフレンドリーさだ。
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【インタビュー・前編】本×コーヒーの極上空間 松本のブックカフェ栞日(しおりび)オーナー菊地さんに聞く「暮らしたい街に、お店を持つ」こと
【インタビュー・後編】あったらいいなを、カタチにする。松本のブックカフェ栞日(しおりび)オーナー菊地さんに聞く「暮らしたい街に、お店を持つ」こと
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こんにちは。
国際中医師・中医薬膳師の長岡桃白です。
友人たちに手伝ってもらい、さっそくレンタカーを借りてプチ引越しをしました。二拠点居住なので、荷物は最小限。都内を出発して1時間半くらい、そろそろ団地に着…く…え? あれ?

(わたしのお部屋の窓から見えるこのスポット、油断大敵です)
都内からだと、東名高速で厚木インターから小田原厚木道路に入るのが二宮への一般的なルートのようですが、この日、秦野中井から71号線を走っていたわたしたちは、団地の近くでうっかりと道をまちがえてしまい、小田原厚木道路にぐるりと入ってしまったのです。
友人たちの「乗ってしまったものはしょうがない」という楽観的発言に、え、引っ越しは?……と一瞬、心が乱れましたが、15分後には小田原にたどりついてしまいました。ち、近い! せっかくなので小田原漁港で海鮮づくしのお昼をいただきました。

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都市部の経済成長に取り残されたように、過疎化が進んでいた中国の田舎のとある村。しかし、とある建築プロジェクトのおかげで村は新しく生まれ変わり、今では大勢の観光客が訪れるようになりました。デザインが地域社会を救った素晴らしいストーリーをご紹介します。 (さらに…)

未来住まい方会議では、これまで数々のスモールハウスの事例を紹介してきました。発想豊かな住宅を見るたびに「こんな暮らししてみたいなぁ。」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際にスモールハウスで暮らす時に心配な点のひとつは、どれくらいのモノを持ち込めるのかということです。今回紹介する「ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –」では、持ちモノを自分の必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方の実践者である佐々木典士氏の生活や思考をのぞき見ることができます。
佐々木氏は本書の冒頭にある以下の写真のようなモノに囲まれて散らかった部屋で生活をしモノは溜まる一方だったが、今ではミニマリストとしての生活に幸せを感じています。

この本の中で佐々木氏は「モノを減らすことは目的ではなく、それぞれの人が自身にとって大事なものを見つけるための手段だ。」と言います。また、「大事でないモノを減らし、大事なものに集中するためにそれ以外のモノを減らすのだ。」とも。
本書ではモノを捨てる55の方法や、ミニマリストになったことで起こった著者自身の変化、モノが増えてしまう理由、ミニマリストが生まれた背景について書かれています。
あなたの部屋を見回してみて、果たしてこの環境の中で本当に大事なモノはなんだろう、と考えてみてもいいかもしれませんね。


先日ご紹介した「月3万円ビジネス」は、月に3万円稼ぐビジネスを、複数営んで生計を立てるヒントが満載の本だった。
月に3万円あればできることは色々あるが、今回ご紹介するものは読者の皆さんにとって予想外だと思う。「モバイルハウス 三万円で家をつくる (集英社新書)」では、なんと3万円で出来る家作りを紹介しているのだ。いったいどんな家が作られたのだろうか。
本書の著者、坂口恭平氏の名前は読者の皆さんならば、一度は聞いたことがあるのではないだろうか?坂口氏は、作家・建築家・絵描き・踊り手・歌い手と多くの肩書を持ち、様々な実験的な暮らし方を実践している。多彩な坂口氏が作り上げたのはモバイルハウス。未来住まい方会議の読者にはお馴染みの、移動できる家だ。
こちらの特集のように、未来住まい方会議で取り上げたモバイルハウスの多くは、車を活用したものだった。
しかし、坂口氏は一から自力でモバイルハウス(車輪付きの家)を作ったのだ。
きっかけは、路上生活をしている男性と出会ったこと。この男性の暮らしている家は自ら作った3畳ほどの空間で、坂口氏はその空間が想像以上に広く感じられたと言う。もしこの空間が撤去されたら、リヤカーの上に家を作ってどこでも移動できるようにする。という男性の話から、坂口氏はモバイルハウスのアイデアをひらめいたのだ。

家の材料はすべてホームセンターで買い揃えた。モバイルハウス作り経験者のアドバイスをもらいながら、作業時間約24時間でモバイルハウスが完成した。モバイルハウスのライフライン(電気・水・トイレ等)はアイデアで解決。完成したモバイルハウスは月2万3千円で借りた駐車場に置き、坂口氏の実験は進んでいく。
この広さのモバイルハウスでは、もちろん生活の全てが完結するわけではない。
『住宅システムを解体するのではなく、家という概念を広げるのである』
※「モバイルハウス 三万円で家をつくる」より引用
本を読み進めると坂口氏の言う、この言葉の意味がすっと入ってくるようになる。

不便だと思われていることは、果たして本当に不便なのか、それとも私達の感覚が便利さで麻痺しているのか。最低限必要なものと空間で生活してみると、自分の生き方を見直すことができるのではないだろうか。
坂口氏の実験的な生活を綴った本書から、暮らしについて考え直すヒントを受け取って欲しい。
シンプルだからこそ人それぞれの求める生活に対応し、移動もできて、サステナブルな暮らしの可能性も広げてくれる家。ドイツ生まれの「Futteralhaus」は、考案者であり建築家でもあるクレノイさんと、“ミニマリスト的な室内空間の設計”を特にテーマとしている建築家のズーコヴァさんによって生み出された。
ミニマリストデザイン、テクノロジー、自然建築材料。一見シンプルながらも、造り付けの家具や太陽光発電の採用など、デザインと機能性に富んだこだわりが随所に表れている。
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フィンランド人の若者が、失恋をきっかけに、自分の持ちモノすべてをリセットして行なった365日の“ 実験”生活。2013年のフィンランド公開時には、多数の“実験”フォロワーが生まれ、若者の間で一大ムーブメントとなりました。
ルールは4つ。
Rule1.自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける
Rule2.1日に1個だけ倉庫から持って来る
Rule3.1年間、続ける
Rule4.1年間、何も買わない
全裸からスタートした実験。服、マットレス・・・生活を「快適」にするモノが増えていくことに、主人公のペトリは幸せを感じます。しかし、一定数のモノが揃うとその幸福感も次第に・・・。
ペトリは迷ったとき、おばあちゃんに相談します。「人生はモノでできていない」。映画を最後まで見ると、おばあちゃんの言葉に深く感じ入るものがあります。
ペトリは、毎日「自分にとって必要なモノ」を考えながら、倉庫から1つずつモノを選んでいく。自分のモノを一旦預けて、その中から選んでいくという行為は、過去の自分を否定せず、未来の自分につなげていくこと。その中で生まれてくる「幸せになるために、人生で大切なものは何か?」という問いが、自然と観る者に投げ掛けられ、ふとモノと自分の関係性を考えてみたくなる。この映画は、観るだけでは終わらず、“自分ごと”としていくことに醍醐味があります。
HP: http://www.365simple.net/
監督・脚本:ペトリ・ルーッカイネン 製作:アンッシ・ペルッタラ 撮影:イエッセ・ヨキネン 編集:アルッティ・ショーグレーン 音楽:ティモ・ラッシー
音響:キュオスティ・ヴァンタネン 制作:ウニフィルムOy/ヘルシンキ,フィンランド 2013年/フィンランド/フィンランド語/カラー/80分
原題:Tavarataivas 英題:My Stuff 字幕翻訳:川喜多綾子 字幕協力:坂根シルック 後援:フィンランド大使館 提供・配給:パンドラ+kinologue ©Unikino 2013

ちょっと一服。朝は一杯の水から。
仕事の前にまず一服。お昼に皆と、タバコをくゆらせ話が弾む。
行き詰まったら、コーヒーとともに一息入れて。仕事を終えて、シガーをくゆらせ一区切り。
食後にパイプをくゆらせ、ウィスキーでゆったりと。寝る前にキセルで一服。
今日も良い日だったね。一日のリズムをタバコがつくる。
ちいさな箱には、懐かしくも新しいタバコ文化が詰まっています。
一日のはじめに、合間に、終わりに。立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
世界のタバコと、ちょっと一杯。
- 1FはTobacco Stand、2FはSmoky Lounge。世界中のシガレット・シガーの他、パイプ・キセル・喫煙具アクセサリーなど幅広く取り揃えております。コーヒー・エスプレッソ・ハイボール・クラフトビールも販売しておりますので、一服しながらちょっと一杯、至福の時間をお楽しみください。
表参道カルチャーの発信地、COMMUNE2ndの入口。
- 美味しい食、都市と人を繋ぐ表参道カルチャーの発信地、COMMUNE2ndの入口にTOBACCO STANDは位置しています。表参道エリアやCOMMUNE2nd散策の合間にぜひ、お立ち寄りを。
| 運営 |
TOBACCO STAND |
| 住所 |
〒107-0062 東京都港区南青山3-13 COMMUNE2nd |
| 電話 |
03-6434-0353 |
| メール |
info@tobacco-stand.com |
| 営業時間 |
11:00-22:00 |
| HP |
http://tobacco-stand.com/ |

IMAGO(イマーゴ)は、“imagine”の語源となったラテン語。この名前には、新しい自分を“想像”してほしいという願いがこめられています。IMAGOの小さな空間が生みだすのは、大きな時間。自宅や、仕事場では手に入れることのできない新たな時間。セルフビルドが容易なのは、ログならでは。仲間と一緒に作る過程から楽しめます。
<代官山BESSスクエア>では2タイプのIMAGOを実際に見て体験できる他、ログハウスやドームハウスなど5棟のBESSの家が並んでいます。BESSの家✕IMAGOで、暮らしに新たな可能性と楽しみを。
BESSが手がける、本物のログ小屋。
- 30年前からログハウスを手がけてきたBESSが作った究極の小屋。IMAGOは厚さ70mmのログ材を組み上げた、本物のLOG。LOGは構造材、内装材、断熱材を兼ねるシンプルな作りです。
究極の10㎡。タイプはふたつ。
- 外の魅力を受け入れ一体化するレセプター型「IMAGO-R」と、場所周辺の魅力をUPするアクティベータ型「IMAGO-A」の2種類。自然の中に遊びの拠点を作ったり、秘密基地にしたり、想像が膨らむ空間設計。使い方は無限大。
仲間と一緒に、作る過程から楽しむ。セルフビルドができる小屋。
- プレカット済みなのでセルフビルドが楽しめます。ビルドマニュアルや動画でのサポートもあるのでDIY初心者もチャレンジ可能。さらに、「DIYを文化に」を掲げ、ショップやオンラインでDIY人気をリードする「DIY FACTORY」が、IMAGOセルフビルドのための専用工具をセレクト!レンタルも購入もできます。
| 運営 |
総合展示場 代官山「BESSスクエア」 |
| 住所 |
〒153-0042東京都目黒区青葉台1-4-5 |
| 電話 |
03-3462-7000(代) |
| 営業時間 |
10:00〜18:00 ※水・木曜日定休/祝日営業 |
| HP |
http://imago.bess.jp/ |

「気に入った場所でくらす」。だれもがもつ小さな憧れを、かたちにする道具ができました。家や別荘ほど大げさではなく、旅ほど気軽でもなく。山や海、庭など、自分のすきな場所に置けばたちまちその土地の一部となり、もうひとつのくらしがはじまる。
そんなイメージから生まれたまっさらな小屋「無印の小屋」に宿泊してみませんか。
「小さくて広い」小屋。
- 部屋の中はおよそ9㎡とコンパクトですが、縁側や奥に向かって屋根の傾斜をつけることで、3~4人でも十分にくつろげる広さがあります。
小屋に適した素材を使用。
- 木材は100%国産。外壁は、造船業で古くから使われてきた杉材を焼いて強度を高める「焼杉」の手法に加え、オイルステインで仕上げることで、防腐性、耐久性を高めました。内装は好みの壁をつくることもできるよう、無塗装のまま仕上げています。また、床面は床材を貼る前の状態を残したモルタルそのままで仕上げました。汚れやすい環境下でも土間のように気兼ねなく使え、凹凸がないので掃除も簡単です。
| キャンプ場名 |
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場 |
| 住所 |
〒377-1611 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣バラギ高原 |
| 電話 |
03-5950-3660(MUJIアウトドアネットワーク)※月〜金(祝日除く)10〜17時 |
| 営業時間 |
4月下旬~11月上旬 ※天候、気温等の状況により多少前後します |
| HP |
https://www.muji.net/camp/ |

三浦半島の最東端。東京湾に面し、リゾート感あふれる観音崎京急ホテル。敷地内の一番海に近い場所に、アウトドアブランド・スノーピークが手がけたモバイルハウス「住箱ーJYUBAKOー」に宿泊ができる『snow peak glamping 京急観音崎』が展開されています。木の香り漂う室内から海を一望。広いデッキでは、地元食材をふんだんに使った料理を味わえます。
建築家・隈研吾氏とスノーピークがコラボしたモバイルハウス「住箱ーJYUBAKOー」
- 木のパネルを組み合わせた様なデザインは、トレーラーである事を一切感じさせず、日々の生活を柔らかく包み込む優しい雰囲気。内と外をつなぐ役割を持つシンボリックな大窓や、ガラスの出入口も、木のパネルで閉じてしまえば、全体がシンプルな箱に見える設計。パネルを開いた時と閉じた時の表情の違いを楽しめるデザインとなっています。
三浦半島の食材を使った「観音崎でないと味わえない料理」
- ホテルのシェフが用意した地元食材をふんだんに使ったグランピングディナーが味わえます。潮風を感じながら、東京湾を行き交う船を一望できるデッキスペースでゆっくりとお召し上がりください。別料金で旬の食材を使用した料理も多数ご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。