晴耕雨読の家・那須・430万円

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晴れた日は畑仕事や庭仕事に精を出し、雨の日は揺り椅子に腰かけて寝落ちするまで読書にふける。「セイコウウドク」の暮らしをするなら、きっとこんな家がいい。

物件概要
エリア:栃木県那須郡那須町大字豊原丙字高津道西 価格:430万円
建物面積:25坪 敷地面積:75坪
間取り:2LDK

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一日の計はデッキにあり

「一日の計は朝にあり」という言葉がある。その日の計画は早朝のうちに立てよ、物事は最初が肝心だという意味のたとえだ。そうは言っても平日の朝は眠い。休日の朝なんて一分一秒でも長く寝ていたい。

だが那須の別荘ではどうだろう。凛と澄み切った朝の空気。どこからともなく聞こえてくるカッコウの鳴き声。いつもならカーテンでシャットアウトの太陽にいざなわれ、デッキの上で冬眠明けのクマみたいに大きく伸びをする。あ、そうそうとキッチンに踵を返し、スリムな手動のミルを持ち出すと、外の椅子に腰をかけてコーヒー豆を挽く。ふわあと広がる香ばしい香りで、半分寝ぼけていたアタマにもやっとドライブがかかる。

晴れた日は土いじり

都会では戸建てでもいじりがいのある広い庭を持つことは難しい。約250㎡の広いけど広すぎない絶妙なサイズ感の敷地で、ガーデニングや家庭菜園初心者も楽しく作業が進む。グレイッシュなカラーの建物はビビッドな明るい色合いの花で彩るときっと映えるのではないか。二階のベランダから下の手すりにテグスを渡して、バラやクレマチス、イルミネーションを絡ませるのも素敵だ。

初夏にはテグスに咲く花の香りを楽しみ、敷地が雪の綿帽子で包まれる季節は気まぐれなイルミネーションの光に子どものようにワクワクする。落葉の季節には少しクラシカルなたたずまいの家が黄金色や朱色の落ち葉にうずもれて、まるでバーバラ・クーニーの絵本の世界に迷い込んでしまった気分だ。

二階は知の宝庫

さて雨の日の過ごし方は読書ということになるが、読書家の悩みの種といえば蔵書の収納だろうか。この別荘の二階はワンルーム仕様で、東側の壁には造り付けの大きな棚が用意されている。もうこれで「ねぇ、ちゃんと片づけてよ」とパートナーのゴキゲンを損ねることもない(はずだ)。

さらに嬉しいことに、反対側の壁にはドーマー窓がある。この窓の下にカウンターを造り付けたら、もう立派な書斎の出来上がり。ずっと欲しかった専用の書斎と本棚が一度に手に入るなんて、ちょっと夢のようだ。もしあなたが家族持ちなら二階を本棚か何かで真ん中から仕切り、二つの個室に変更してもいいだろう。

それで二階を家族に占拠されてしまっても、あなたが逃げ込めるリビング続きの和室があるのでご安心を。角部屋は落ち着いた明るさで、ごろんと横になりながらの読書に最適だ。難点を挙げるとすれば、ここで本を読む時は結構な確率で寝てしまうことだろうか…。

EDITOR’S EYE
この別荘は最寄りの那須スマートインターチェンジから8km離れた那須りんどうの郷にある。別荘地内に共用のバーベキュー広場があるので、来客の多い時はそちらを利用してもいい。周囲は静かな環境だが、車があれば那須高原のアクティビティースポットへのアクセスも問題ない。晴耕雨読の暮らしに時々アウトドアの欲張りな過ごし方もこの別荘なら両立可能だろう。

 
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情報提供元:別荘リゾート.net