潜む昭和感に浸る・680万円・温泉付き


今から約50年前に建てられた木造の家。今回ご紹介する休日不動産は、約半世紀の間、丁寧に使われていた建物だ。拭えない時代遅れ感はありながらも、さらにその先に感じる、ほっこりとした昭和感に引き寄せられるのは自分だけだろうか?

物件概要
エリア:静岡県伊東市池 価格:680万円
建物面積:18.15坪 敷地面積:184.82坪
間取り:3K

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高台に位置する隠れ家的平家

位置するのは、伊豆伊東市。都内からのアクセスも悪くなく、サクッと週末に通うにはいいポジションとも言えるだろう。敷地自体は道路面から少々階段で上がるため、多少の不便はあるものの、道路面からの視線を躱し、プライベート感を高めてくれる。道路面からは生い茂る木々は見えても家は見えない。そんな隠れ家的な存在に好感を抱く方も少なくないのでは?

家自体は築50年が経とうとしている年季の入った家。でもご覧の通り、清潔感ありの綺麗な状態を維持している。思わずそのままにしておきたいと思える昔ながらのキッチンや、木枠のサッシ、そして縁側付き。と所々に経過した愛らしい年季をしっかりと感じることができる家だ。

温泉ありの魅惑

改修されて綺麗にされているが、色気を失ってしまった浴室。ただし侮ることなかれ、こちらは蛇口をひねると温泉が出てくるという特別なお風呂。温泉をより満喫するために、ここにはきっちり手を加え、この家にマッチする演出をしてみるといいだろう。敢えてレトロな雰囲気を出すのもよし、温泉にふさわしいこの地ならではの溶岩石を用いてお風呂造りし、日常的に贅沢を満喫してみるのもいいのでは?

もっと欲を言えば、、庭に露天風呂を作り上げ、そちらに温泉を流し込む。検討段階でそんな計画を練るだけでも、ついついこの家にはまってしまいそうだ。

庭で感じる季節の家は格好の遊び場

家自体は南向き。写真の通りその先は庭であり、様々な木々が植えられている。この際、現在申し訳なさ程度に設置されたベランダは取っ払ってしまい、ゆったりとしたウッドデッキを作ってみるのをお勧めしたい。

目の前にある木はそのまま、ウッドデッキはその木を避けるように敷き詰める。ウッドデッキを突き抜けて葉を茂らすであろう木は、南側の邪魔な存在ではなく、もはやこの家になくてはならない存在になることだろう。夏は日陰を作ってくれ、ハンモックを支えてくれる。そんなシーンは、庭にある木すらも愛らしく思えるスペシャルなウッドテラスに仕上がることだろう。

EDITOR’S EYE
ここまで手入れが行き届いた築50年の建物はなかなかお目にかかれない。多少の時代感のチグハグさは解消するものとして、新築にはない居心地の良さが備わった建物だと思うので、経年から滲み出る温度感を愛せる人に使っていただきたい。

 
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情報提供元:別荘リゾート.net