西海市の豊富なヒノキ(木材)を活かしてつくる
さいかいタイニーハウス
デザインコンテスト
母屋でも離れでも、
あなたが考える西海での時間と暮らし方を描いてください。
募集テーマ
さいかいヒノキと暮らす
ふたつの時間
事前登録は2026年1月19日(月)17時まで
応募は2026年1月26日(月)17時まで


“西の海”という名のとおり、日本の西の端にある
西彼杵半島に位置する長崎県西海市。
五島列島まで連なる大小の島々、
入り江や湾などが複雑に入り組んだリアス式海岸や白い砂浜、
半島中央にゆるやかに続く丘陵地形など、
西海国立公園・大村湾県立公園・西彼杵半島県立公園という
三つの自然公園を有する、美しく豊かな自然景観が広がっています。
今年で3回目となる“西海市タイニーハウスデザインコンテスト”は、この土地の風土に根ざした自然素材の「さいかいヒノキ」を活かし、西海市の魅力をより深く体験してもらうことを目指しています。
今年度のテーマは、
「さいかいヒノキと過ごす、ふたつの時間」。
ひとつは、日々の生活をやさしく包み込む〈母屋タイニーハウス〉。もうひとつは、生活する人の日常にそっと余白をもたらす〈離れタイニーハウス〉。
それぞれが独立した“小さな家”として機能しながら、
生活の核となる時間と、心を開く時間が行き交う空間を造ることで、このまちで過ごす毎日が一廻りも二廻りも豊かになり、
「ここにいたい」と自然に思える風景が生まれていきます。
提出物には「デザイン」に加え、
あなたが描く西海での時間を言葉にする「妄想滞在記」を設けました。あなたが考える母屋と離れがこの地にあったとき、
人々の過ごし方や感じ方はどのように変わるのか。
海と山の間で生きるまち・西海の風景を思い浮かべながら、
あなたならではの「さいかいで過ごす時間」のストーリーを綴ってください。
人口
24,438人(令和7年10月末時点)
平均年齢
52.86歳
平均気候
16〜17℃
アクセス
長崎空港から車:1時間15分
佐世保駅から車:55分
福岡市内から車:2時間
土地の恵みを活かして
西海市は長崎県のほぼ中央の西彼杵半島北部に位置し、
市の総土地面積の55%を森林が占め、このうち人工林の94%がヒノキで、この割合は長崎県内1位を誇っております。
この豊かな森林資源である西海市産ヒノキを活用したまちづくりに取り組んでおり、今回このヒノキをふんだんに使ったタイニーハウスのデザインを募集することにしました。
なぜ、西海市はヒノキが多いのか
西海市の人工林のほとんどがヒノキである理由は、西海市の気候や風土が関係しています。
西海市がある西彼杵半島は、表土が薄く乾燥気味の土壌でかつ季節風が強く、台風に見舞われることも多い、木が生育する環境としては厳しい風土です。
ヒノキは浅根性で、地表近くで水平方向に広くに伸びる性質があり、地中深くまで垂直方向に根が伸びる深根性のスギに比べ比較的表土が薄い土壌でも生育できます。
そのため「適地適木(その土地の気候や土壌などに合った樹種を選んで植えること)」を進めた結果、西海市は木材としても価値が高いヒノキの割合が高くなっています。
西海市産ヒノキの特徴
ヒノキは表土が薄く、乾燥気味の土地でも生育できる一方、その厳しい環境を背景として、生育が遅く、利用できるまで成長するには時間がかかります。
それゆえに、手入れをしっかりと行うことで、年輪が詰まり木目が細かい、良質な木材となるのです。
また、西海市産ヒノキは、芯材部分の赤みが強く、香りが高いと言われています。
このヒノキをふんだんに使った家は、まるで室内にいても、森の中にいるようなリラックスした空間になる、そんな魅力的なヒノキなのです。
西海市でのタイニーハウスの取り組み
西海市では「サイズはミニマム、パフォーマンスはマキシマム」「暮らし×環境×地域を最適化する小さな家」として「タイニーハウス西海モデル」の開発を推進しています。
ミニマムなタイニーハウスでマキシマムに自分らしい暮らしを表現できるデザインの応募を期待しています。
西海モデル定義
・西海市産ヒノキの木材使用量50%以上
・建築面積30㎡以下
・大型のヒノキ製ウッドデッキを備える
特徴FEATURE

応募資格不問!全アイデアを審査
専門的なアイディアから思いつきのアイディアまで、誰でも自由に応募が可能です。

デザインだけじゃない!妄想滞在記
このタイニーハウスができたら、西海市の暮らしはこんなに豊かになる!その思いを「妄想滞在記」としてお伝えください。

応募されたアイデアをもとに、タイニーハウスの設計としての活用を検討します。
最優秀賞のアイデアをもとに西海市産タイニーハウスとして市で検討します
賞金10万
【 副 賞 】
賞金3万
【 副 賞 】
【 副 賞 】
【 副 賞 】
【 副 賞 】
【 副 賞 】
【 副 賞 】
穏やかな天候と雄大な自然に包まれ、
西海市は豊かでゆったりとした
時間が流れています。
人と自然が共存する
西海市のまちの魅力をご紹介します。
西海市の産物・ヒノキのこと
大崎地区-島が多いエリア
西海地区-日本海に面するエリア
西彼地区- 大村湾に面するエリア
大瀬戸地区-五島灘に面するエリア
応募の手順
本コンテストは事前登録と作品提出(応募)を行う必要があります。
【応募エントリーはこちらから】ボタンより事前登録をおこなってください。追って当方より登録番号を返信いたします。返信を持って事前登録完了とします。この登録番号を応募書類に記載し提出してください。
事前登録期限
2026年1月19日(月) 17:00まで
上記期限までに登録を済ませてください。
登録がない場合には作品の受付は出来ません。
作品提出期限
2026年1月26日(月)17:00まで
作品提出には事前登録で発行される、登録番号が必要です。
必ず事前登録後に作品提出をおこなってください。
参加費
無料
各賞
・最優秀賞 1点
・奨励賞 1点
・佳作賞 3点
・学生賞 1点
・妄想滞在記賞 1点
・タイニーハウス西海モデル開発研究会賞 1点
・YADOKARI賞 1点
提出物
【応募フォーマット・方法】
<用紙サイズ>
A3サイズ(横)
<レイアウト>
記載は片面のみ、登録番号は用紙右下に1文字1cmを標準として記載してください。
その他は指定はありません。
<提出様式>
PDF
※作品データは、おおむね10MB以下に画質を落としてご提出ください。
<提出方法>
メール
※事前登録後、提出先のメールアドレスをご案内します。
【記載内容】
<必須>
(1)登録番号
(2)選択した建屋タイプの記号(AorB)
- A 母屋タイニーハウス
- B 離れタイニーハウス
(3)提案タイトル
(4)コンセプト(文字制限はありません)
(5)妄想滞在記(400文字以内)
※妄想滞在記については、こちらをご確認ください→【妄想滞在記について】
<任意>
平面、断面、立面図、パース、ドローイング、CG、模型写真等のデザイン意図を伝えるもの
※上記の平面、断面、立面図、パース、ドローイング、CG、模型写真等の表現手法はデザインアイデアを伝えるための手法の一例です。必須項目ではありません。絵やご自身で撮影した写真を使った作品でも構いません。
【注意】
※作品は西海市にて展示させていただく可能性がございます。
※提出は1作品につき1枚になります。
提案要件
下記を盛り込んだ提案としてください。
【建屋カテゴリについて】
下記の2つから1つをお選びください。
①母屋タイニーハウス
②離れタイニーハウス
【使われ方】
<「A.「母屋タイニーハウス」の使われ方>
日々の生活を営むための“小さな家”として使われます。料理、休息、身支度など、日常の核となる行為を受け止め、暮らしの基盤として機能します。西海市で暮らす人にとっての生活の場として、また移住や滞在者にとっての“暮らしを試す家”としても利用できます。
<「B.「離れタイニーハウス」の使われ方>
仕事、趣味、気分転換、来客対応など、暮らしの中に余白をつくる“小さな家”として使われます。静かにこもれる場所、創作する場所、人とつながる場所など、多様な目的に応じて活用できる空間です。日常の外側にある“ひらけた時間”を育む家として機能します。
※生活・仕事・休息など、その人の暮らし方に応じて自由に使えるよう、滞在日数の決まりは設けていません。
【建坪、設備について】
<全体>
①「タイニーハウス西海モデル」の定義にそって、提案をしてください。
「タイニーハウス西海モデル」の定義
・西海市産ヒノキの木材使用量50%以上
・建築面積30㎡以下
・大型のヒノキ製ウッドデッキを備える(建築面積に含まれません)
②西海市産「ヒノキ材」の特徴を五感で感じられる提案としてください。
ヒノキの特徴については、こちらをご覧ください。(リンク)
<「A.母屋タイニーハウス」のみ>
・「暮らし」ができる施設として、トイレ、簡単な炊事ができる水廻り、入浴(シャワーも含む)ができる設備を設置してください。大きさ等の指定はありません。
<「B.離れタイニーハウス」のみ>
離れは、暮らしの基盤となる機能(調理・水回り・睡眠など)を母屋でまかなう前提としています。
※ここでいう母屋は「A.母屋タイニーハウス」を指すものではなく、特に指定のない“暮らしの拠点”として自由にイメージいただける母屋です。
そのうえで、用途に応じて自由に設備を構成してください。
【素材について】
西海市の特産品である木材(ヒノキ)をふんだんに使った提案としてください。
ヒノキの特徴については、こちらをご覧ください。(リンク)
参加資格
年齢・資格・経験等は問いません。
アイディアを持った人であれば誰でも参加可能です。
結果発表
2026年3月初旬の発表を予定しております。
入選者のみ、こちらのホームページにて発表いたします。
著作権等
応募作品のHPや刊行物への掲載および作品展示に関する権利は主催者が保有し、入賞作品や氏名などを発表できるものとします。
詳細は、規約をご覧ください。
【応募規約】
審査員
<審査委員長>
長崎総合科学大学 名誉教授|宮原 和明
<審査員>
西海市長|瀬川 光之
元長崎県建築士会 女性委員会委員長|三好 智子
タイニーハウス西海モデル開発研究会 会長|谷川 信平
YADOKARI株式会社 代表取締役|さわだ いっせい
主催
西海市
企画・運営
YADOKARI株式会社
上記ボタンを押して、
事前登録申込を行ってください。
その後事務局より
応募方法をメールにてご案内します。
メールに従って締切期日までに
応募をお願いします。
