丘の上にたたずむ小さな小さな瞑想小屋「Lama Foundation Hut」
瞑想をしたい旅行者へ「Lama Foundation Hut」は建てられた。年間340日も陽光に恵まれるという、アメリカのニューメキシコ州にあるその土地は、もともとヒッピーたちが住むコミュニティーやヨガセンターとして使われていた。そこへ、ビートル・キルと呼ばれる現地の木材を調達し、原価約110万円(11,000ドル)で、6週間で建設された。
忙しい毎日から自分を見失いそうになったら、瞑想してみるのはどうだろう。目を閉じて、何かに心を集中させてみる。何もないところで、何かを感じてみるのだ。瞑想には、ストレスを軽減させ、集中力を高めてくれる効果がある。
小屋の中には、ベッドと壁に取り付けられた折りたたみ式の机とベンチがある。大人2人が短期滞在するのにはちょうどいいスペースだ。ベットに横たわれば、壁と天井の木のぬくもりがやさしく包み込んでくれる。
丘の上にたたずむ「Lama Foundation Hut」からは、遠くの山々が一望でき、小さな小屋にいることの窮屈さを感じさせない。騒音から離れ、何も持たずに、流れる時間に身を任せて過ごしてみよう。自分と向き合える空間がそこにはある。