オーストラリアの山頂に、都会の混沌から抜け出すように謙虚に建つ家「BUSH ESCAPE」があります。
水道なし、電気も通ってない、舗装された道路もない、移動手段は馬（笑）の完全オフグリッドハウスです。

ここに暮らすのはオーストラリア・シドニーのグラフィックデザイナー。
この山頂では壮大な360度の眺めを楽しむことができます。

外壁は木材と銅板を素材とし、水は屋根から集めたものがタンクに貯蔵されシャワーも使用可能な仕組み。
温度は、太陽光とガラス壁、薪暖炉によって調整可能とのこと。

「こんなところに一人で住んで孤独ではないの？」とオーナーはよく聞かれるそうだが、
「都会の過密スケジュールの中で暮らす人々は孤独ではないの？」と皮肉を込めて返す。

こういう暮らしが自分もしたいか、できるかはさておき、
都会の中で失いかけた大切な何かが隠れている気がしますね。

Via: Mikkel Vang