テキサスのトレンディスポットのカラフルな「コンテナ・バー」

今まで様々なタイプのコンテナを再利用した建築物をご紹介してきたが、今回は米国テキサスのオースチンにあるコンテナバーをご紹介する。
このコンテナバーを手掛けたのが、ノース・アロー・スタジオとヘンドリー|ノールズ・デザインスタジオだ。

7つの異なるコンテナはモザイク状に重ねられ、2階建ての8,000平方フィート(約743㎡)の広さのバーとして生まれ変わった。コンテナひとつひとつのインテリアはそれぞれ異なるインテリアにデザインされ、個性豊かな空間を作り出している。
互い違いにコンテナが重ねられた空間の上空には窓や扉を設置するために取り外されたコンテナの壁面などを利用して屋根が設けられ、吹き抜けタイプの開放的なアウトドアスペースとなった。

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常連客達はその時の気分によって、開放的なアウトドアスペースや、狭いが気持ちの良い個性豊かな部屋でくつろぐことができる。ここには少なくとも4つの個室があり、それぞれが異なる素材の壁面に彩られ、居心地の良いマルチカラーの椅子やソファに座れば、コンテナにいることすら忘れさせてしまうだろう。

コンテナは波打ち板の壁やスチールのフレームは非常に堅牢なため建築物の材料としては最適だ。またコンテナを使用したために、このバーは簡単に解体することもできるので、必要に応じて他の場所への移動も可能だ。

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市内の他の事業も手掛けている企業家のブリジット・ダンラップは、コンテナバーが作られる2013年末まで、ほぼ4年間この空地をリースする羽目になった。この地域ではまだコンテナを建築物に使用することに馴染みがなく認可がなかなか下りなかったため、このプロジェクトを完成させるまで3年もの月日を要することになったからだ。

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新しいことをするときは必ず試練があるものだが、その甲斐あってこのコンテナバーはオースチンではトレンディな場所として人気のようだ。テキサスのオースチンに行く機会があったら、是非寄ってみたいバーのひとつだ。

Via:
design-milk.com
inhabitat.com
architectureanddesign.com
curbed.com