ガラス張りの窓から眺める湖畔、四季を穏やかに感じる「Superior logic」
新緑の緑が目に鮮やかなこちらの建物は、アメリカ・ウィスコンシン州のスペリオル湖に古くより浮かぶマデリーン島に設えられたプレハブ小屋「Superiorlogic」だ。
この小屋は建築家CharlieLazorによってデザインされた。
用いられている全ての資材は、スペリオル湖を船で渡って来た物だ。スペリオル湖は、北アメリカの五大湖のうち最大面積を誇る湖である。
爽やかな湖畔の風を浴びながら過ごす夏に思いを寄せて、クライアントが出した条件は二つ。値段が手頃であること、さらには耐久性のある住宅であること。その条件を見事にクリアし、自身で組立てることの出来るプレハブ小屋を、約148㎡の開放感溢れる土地を使用した避暑地として作り上げた。
森の中、緑鮮やかな木々と芝生の中にダイナミックに黒と白のコントラストが一際目を引くのは、素朴さとシンプルを追求したデザイン。
仕切りのされたポーチ部分、土地の伝統的な陶器を使用した装飾品、木を存分に使用した内装。木の直線が生きる内部には、暖炉・ダイニングテーブル・ベッドなど、心地よく過ごす為の最小限の家具が設えられている。
一面のガラス張りの窓は、日の光を柔らかく室内に忍ばせ、爽やかな朝の風を存分に取り込むこともできる。移り変わる湖畔の四季を、穏やかに眺める贅沢をあなたにもぜひ味わって欲しい。
Via:dwell.com