アルゼンチンのMatias Pons Estelによって設計されたMía Houseと呼ばれるこの家は、将来の発展のためのプロトタイプとしてサンタフェの住宅街に作成されました。プロジェクトの目的は、家庭の基本的な機能性を満たし、シンプルなデザインと方法で家を作成することでした。

外壁は真っ白で、形もまるで積み木のような長方形のこの家は、リサイクルがしやすいような素材が選ばれています。
また、金属でできた長方形の基礎部分の上に壁や天井を組み立てていく工法で、合理的かつシンプルな構造を実現しました。

Matias Pons Estelは余暇の時間に家族や友人の助けを借りて、ドリル、グラインダーや溶接機などの単純な機械で、この家を作成しています。余暇の短い時間に、施工のプロではない友人達と共に家を建てられたのは、シンプルな構造とデザインが可能にしたと言えるでしょう。

Mía Houseの内部は、端にあるワークデスク付きのリビングルームとその間を流れるキッチン、小さなダイニングエリアを備えています。バスルームはキッチン、ベッドルームとの間に挟まれており、素材や色も最小限で、とてもシンプルな仕上がりになっています。
家を建てようとするとき、設計の段階であれもこれも欲しくなりがちですが、実際にはこれくらいシンプルでも十分なのかもしれません。

Via：archdaily.com