スケルトンでもパーソナルな空間を確保、竹を使用した家「Bamboo Micro Housing Proposal 」

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日本では建材として木材が使われるのが一般的だが、世界は広い、石や泥だけでなく数多くの建材が家に用いられている。
その中でも竹は、中国では高層建築の足場としても利用されている素材だ。その竹を利用したパーソナルスペースが登場した。

香港や東南アジアの貧困層の生活の保障をするために設計事務所AFFECT−Tによって建設されたパーソナルスペース「The Bamboo
micro-house」は、竹をふんだんに用いたプロトタイプの集合住宅だ。

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近年香港や東南アジアは経済の発展が著しい反面、それに比例して貧困層が増え、彼等のために低コストの住居を提供する必要が出てきた。
しかし、ひとつの集合住宅を建てるのは内装などを含め、多くのコストがかかる。そのため、居抜きのビルを利用し、その中にパーソナルスペースを作るというアイデアでThe Bamboo micro-houseは設計された。

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内部にはリビングルームと簡易キッチン、バスルームと折りたたみ式のダイニングテーブルと寝室が設えられており、様々な家庭形態を持つ居住者を受け入れる事が出来る。

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樹脂のプレートや木材の板によって空間は仕切られているものの、一部、竹が外壁になっており、気密性は低くなっているので、やはり外に直接置く「家」というよりは、屋内に置く「パーソナルスペース」としての用途が正しい使い方と言えるだろう。

涼しげな外観、仮設住宅である事など忘れてしまうほど予想以上に居心地の良い室内。“新しい”と一言で片付けてはそれまでだが、なんとも画期的な住宅であることに間違いはないだろう。

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Via:
archdaily.com
affect-t.com