ザ・シンプル。欲しい空間は、想像よりも簡単につくれる。「1㎡ House」
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みなさんは敷地面積1㎡の家を想像したことがあるだろうか。家というよりも、もっとふさわしい呼び方があるのかもしれないが、今回は「住まい」と呼ぶことにする。この住まいは1㎡Houseという名前で、ベルリンの建築・インテリアデザイナーのVan Bo Le-Mentzel はBMW Guggenheim Labのアーティスト兼心理学者のCorinne Roseと共にを2012年頃に発表した。
誰でもつくれそうな簡素なかたちながら、周りからは「ある種の奇跡だ」「みんなの家だ」「世界最小の家だ」といった風に呼ばれた。BMW Guggenheim Labというのはいわゆるラボラトリ(研究所)で、旅するラボラトリだ。
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いまでは、ニューヨーク・ベルリン・ムンバイと旅をしたこの家。移動する先々で、ワークショップをしたり、映画の撮影をしてみたり、ディスカッションをしてみたりと、様々なことを実践している。
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1㎡Houseもそのひとつで、BMW Guggenheim Lab では「メディテーションスペース」のような使い方がふさわしいと答えている。メディテーションとは瞑想のことだ。ひとりきりでくつろぎたいとか、少し考えごとがあるとか、「ちょっと籠りたい」と思った時に便利なものかもしれない。
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誰にでもすぐにつくれそうで、シンプルを絵に描いたような住まいで、見かけたらついつい入りたくなってしまいそうである。縦にして使うも良し、横にして使うも良し、使い方はあなた次第だ。タイヤをとり付けてコーヒーセットと共に持ち歩けば、どこでも喫茶室にできる。
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欲しい空間は、思ったよりも簡単につくれそうだ。
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