まるで童話の家みたい!メルヘンチックでオフグリッドの小さな村「Karenville」

Via: airbnb.com
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この村はアメリカ・イサカに住むKarenが作った「小さな村」である。
彼女は20年前、兄弟の助けを借りて、自分のために小さな家を作った。

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その家はオフグリッドで、水道もひいておらず、電気もない。彼女はこの家でのシンプルな生活を楽しんでいた。10年前、現在の旦那さんであるRobertに出会い、その後もう少しだけ広いスペースが必要になり、同じような小さな家を建て始めたそうだ。なんと、この村の家はほとんどをKarenが建て、助けが必要な時のみRobertも手伝ったそうだ。

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Karenvilleは家のほかに、教会、グラスハウス、カフェ、ホテル、作業小屋、サイロからなる。サイロは彼女の2頭のヤギのためのもので、普段目にする農場の大きなサイロとは違い、かわいらしいサイズ。建物の大きさは1.2×2.4m~2.4×3.7m である。

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木材は敷地内から調達し、彼女の父親が材木に伐りだしてくれたそうだ。シンクや窓、ドアなどは、すべて家族が使わなくなったり、家の建て替えなどで使用しなくなったものをリサイクルしている。小さいけれどデザインがかわいらしく、色もポップで、まるで童話の中にでてきそうな村である。家の中にはアンティークの薪ストーブがあり、家を暖め、料理ができるようになっている。トイレは別棟のコンポストトイレ、シャワーは雨水を利用したアウトドアシャワーである。

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便利なものがないかわりに目の前には森と牧草地が広がり、夜には月明かりのなか、静けさを楽しめる。敷地内にはヤギのほかに鶏も飼われているので、動物との暮らしも体験できる。

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この村は最近Airbnbで短期滞在用に貸し出されるようになったのだが、Karenは最初、人々がこの村に来て楽しむなんて思いもしなかったそうだ。今は驚きでいっぱいだという。
Karenvilleからイサカの町まで、車で15分ほどで着く好立地なことも、遠すぎず利用者にとってはちょうど良い距離である。
利用者の感想は「リラックスでき、とてもいい経験になった」などの声が多く、刺激を受けた人も多いようだ。
このような小さな村が世界のあちこちにでき、それぞれが交流して暮らせるようになったら楽しそうだ。近い将来、そんな日が来るような気がする。こうしてわたしたちの夢は大きく膨らんでいくのだ。

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(文=加藤聖子)

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