森の中でヨガはいかが?28㎡のプレハブスタジオ「bunkie Yoga Studio」
![bigwin_island_bunkie_exterior](https://i0.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/bigwin_island_bunkie_exterior-620x432.jpg?resize=620%2C432&ssl=1)
読者の皆さんはヨガの経験はあるだろうか?ヨガは元々インド発祥の修行方法がベースになっていると言われている。様々なポーズを行いながら呼吸を意識し、体の感覚と向き合うことで、自分の心と向き合っていく。
ミニマルな生活を志すのなら、まずは「自分に何が必要か?」と向き合う必要がある。もしかしたら、ヨガとミニマリズムは相性が良いものかもしれない。
話が逸れたが、今回は森の中でヨガを楽しめるプレハブ小屋をご紹介しよう。
カナダのトロントから北へ100マイルの森の中に、このスタジオは建っている。建物の基礎となったのは、カナダで開発された「bunkie」と呼ばれるプレハブ小屋だ。
bunkieは住人のライフスタイルに合わせて4種類のモデルが用意されている。主にゲストルームやホームオフィスとして使われるbunkieは、一番安いモデルは21,900ドルから販売され、北米では建築許可が無くても建てられるように設計されている。
![01](https://i2.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/01.jpg?resize=620%2C413&ssl=1)
Via:thebunkie.com
パーツをあらかじめ工場で生産可能なプレハブ住宅は、設置する場所で工期が短くできる。bunkieの場合、住人の希望に合わせて暖炉やベッド、キャビネットなど、様々なオプションの追加ができるのが特徴だ。
今回はヨガやピラティスのスタジオとして利用したいというオーナーの希望から、既製のbunkieを改造し、約28㎡の広さで建てられた。現地での設置期間は1週間半と、驚きの早さだ。
![02](https://i2.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/02.jpg?resize=620%2C413&ssl=1)
カナダの中でも比較的温暖なトロントだが、それでも冬場の寒さは厳しいものがある。そこで、エタノール燃焼式の暖炉を設置し、冬場でも快適にヨガが楽しめるようにした。
建物の前後に設置された大きな窓ガラスは大きなフレームの役割を果たす。目の前に広がる木々の緑が、トレーニングをより楽しくする要素のひとつとなるだろう。
![bigwin_island_bunkie_exterior_rear](https://i1.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/bigwin_island_bunkie_exterior_rear-620x465.jpg?resize=620%2C465&ssl=1)
自分が何を喜ぶのか?何をするとき充実しているのか?それを知れるのは自分自身しかいない。
関わるものが多いほど、時間もキャパシティもいっぱいいっぱいになってしまう。自分と向き合う時間は簡素な空間で過ごしたいものだ。
(文=スズキガク)
Via:
dwell.com
thebunkie.com