秘密基地の新定番!落書き可能な段ボールのキッズハウス「Villa Julia」
![01_villa-julia_casa1](https://i0.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/01_villa-julia_casa1.jpg?resize=620%2C490&ssl=1)
小さい頃、口を開けば「宿題はどうしたの?」「寝てばっかりいないの!」と言ってくる両親にうんざりしたことはないだろうか?
そんな時に思ったものである、「秘密基地があったらなぁ」と。子供たちだけで過ごせる自由な空間。大人にとっての書斎のように、人間というものは寂しがり屋なくせに、ひとりになれる空間を求めるものだ。
部屋の中にある小さな小さな段ボールのお家。それが「Villa Julia」だ。
長さ120cm、奥行き165cm、高さは135cm、小さな子供が2〜3人入るのにちょうど良い大きさで、落書きで書かれたような可愛らしいラインが印刷されている。
![top](https://i1.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/top-620x329.jpg?resize=620%2C329&ssl=1)
![02_villa-julia_casa2](https://i2.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/02_villa-julia_casa2.jpg?resize=620%2C490&ssl=1)
このキッズハウスを手がけたのが、スペインを代表するデザイナー、ハピエル・マリスカル。1992年のバルセロナオリンピックで、彼の描いたマスコットキャラクターが採用され、一躍有名になった。
彼は、イラストレーション、グラフィックデザイン、コミック、絵画、アニメーション、プロダクトデザインなど幅広い分野で活躍している。
![1319226000_740215_0000000000_noticia_normal](https://i1.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/1319226000_740215_0000000000_noticia_normal-620x415.jpg?resize=620%2C415&ssl=1)
「Villa Julia」は段ボール製なので、軽量で運びやすく、組み立てやすい。また表面に落書きをしたり、色を塗ったり、カスタマイズできるのも特徴のひとつだ。
こういう時、親は自分のセンスを信じてあれこれと手を加えたくなってしまうが、そこはぐっと我慢しよう。
![villa-julia-main3](https://i0.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/villa-julia-main3-620x464.jpg?resize=620%2C464&ssl=1)
![03_villa-julia_casa3](https://i1.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/08/03_villa-julia_casa3.jpg?resize=620%2C490&ssl=1)
2009年に販売された「Villa Julia」は今では日本でも購入可能で、値段は3万円前後。これを子供への投資と見るか否かはあなた次第。
高いと思えば、自分で作ってしまうのも良いかもしれない。子供だけじゃない、想像力は誰にだって眠っているのだ。
(文=スズキガク)