庭と寝室を一体に、湖のほとりの温室「Kekkilä Green Shed」
フィンランドのとある湖のほとりに、小さなガラス張りの温室があります。Linda Bergrothとevent architectsがデザインしたこの温室は、寝室と庭が一体になった、とても心地よい空間です。
この10㎡の空間は、ガラスでできた4つのモジュールと、木でできた1つのモジュールとで成りたっています。ガラスのモジュールはどれもすべて同じ大きさで、用途によって組み合わせる数を変えることができるそうです。フィンランドで製造されたこのモジュールは、耐久性も高く、品質も良いもの。使われている木材は、すべて地元で伐採されたパイン材で、土地に合った素材は、天候にもよく合うので、良質な建物を作ることができます。
一番後ろの、ペイントされた木で作られた部分は物置スペースになっています。大容量のこのストレージは、温室部分をすっきり保つために必要不可欠なものです。ガーデニングに必要なものは、すべてここに収納することができます。
中に一歩足を踏み入れると、木の優しい風合いと燦々と降り注ぐ陽の光が空間を包み込みます。真夏はちょっと暑そうですが、春先や冬、またこれからの秋の季節も、風を少し通して寝転べば、すごく気持ちが良さそうです。ガラスのモジュールを1つだけ使って小さな庭を作ったり、この写真のように4つ繋げて寝室も作ったりと、いろんな用途で楽しむことができます。
湖を望む、庭と寝室が一体になった小さな温室。こんな隠れ家があったら、週末は思いっきりリフレッシュして過ごせそうです。
Via:
archdaily.com
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