仕事ハカドル、裏庭の小さなオフィス「Manhut」
![ホームオフィスManhut①](https://i2.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/09/space-cases2.jpg?resize=620%2C465&ssl=1)
カナダの首都はトロントだとお思いの方は多いのではないでしょうか? 実はカナダの首都はオタワという、かなり無名の都市なのです。そんなオタワは世界で二番目に寒い首都。今回はそんな寒い気候のオタワからは思いもつかないような、裏庭を活用した小さなホームオフィスの事例を紹介します。
![2008-05-08_132558-Treehugger-deevey](https://i2.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/09/2008-05-08_132558-Treehugger-deevey1-e1442915869576.jpg?resize=620%2C639&ssl=1)
家から独立した裏庭にある空間だからこそ、何にも邪魔されず静かに時間をすごすことが出来る。オフィスに必要な機能を、シンプルにスリムに実現しました。Manhutの名で親しまれるこの建物、倉庫かと思いきや、なんと中には立派なひとつの部屋が!
本当に小さなスペースを活用して、ストレージルームでも隠れ家でもない、モダンなホームオフィス空間を作り上げたのは建築家のKevin Deevey 。
作りはいたってシンプルで、アルミニウムの窓フレームに壁面はベニヤ板、屋根部分には 波形金属板と、丈夫だけれど誰でも試しに建ててしまえそうな構造が親近感をかきたてます。
![Kevin Deevey](https://i2.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/09/1497703_427104757412270_622686494_n-e1442916486708.jpg?resize=620%2C388&ssl=1)
このオフィスは、自宅の車庫から自身のキャリアをスタートさせたスティーブ・ジョブスにもアイデアを得ているようで、実験的な意味合いがあり、地元メディアにも大注目されています。混み合った狭い職場空間を静かでコンパクトなものへ生まれ変わらせるだけでなく、そのままなら自宅で放置され使われていない空間をも生まれ変わらせるこのプロジェクト、まさに一石二鳥ですよね? 依頼主のお気に入りであるモーターバイクもインテリアの一部として収納しており、内部に最小限の家具のみ置いて気が散ることなく仕事に取り組めるようになっています。
この建物を参考に、皆さんもオフィススペースのあり方、自宅の余ったスペースの有効活用なども考えてみてはいかがでしょうか?
![ko](https://i0.wp.com/yadokari.net/wp-content/uploads/2015/09/ko.jpg?resize=620%2C452&ssl=1)
Via:
Space Cases
treehugger.com
Kevin Deevey official HP
pixelslap.com
facebook/Kevin-Deevey-Architect