料理も昼寝もできます、クリエイティブに働くためのコワーキングスペース「DA-LAB Co-working space」
起業家、フリーランス、アーティストなど、様々な職種の企業や個人事業主が同じ空間に集まって仕事をするコワーキングスタイル。従来のように職場に縛られず、パソコンと身一つでどこでも働くことが出来る人々は、クリエイティブなコワーキングスペースでお互いを刺激しあいながら仕事をすることができる。現在様々なスタイルのコワーキングスペースが提案されているが、今回はペルーからわくわくしてしまう事例を紹介する。
DA-LAB Proyectos が手がけるこちらのコワーキングスペースのコンセプトは「働き、遊ぶ(work & play)」。仕事場としての機能性だけでなく、お昼寝ルーム、ちょっとしたガーデンスペースなど、リラックスするためのレクリエーション空間も同様に重視した。もちろん見た目も大事! 建物のあちこちにカラフルで遊び心のあるデザインが配置されている。こんな場所でクリエイティブな仲間と仕事が出来たら、どんどん新しいアイディアが生まれてきそうだ。
必ずしも同じ会社の同僚と仕事をするわけではないコワーキングスペースは、分野横断的なネットワークを広げられるのもメリットだ。予期せぬ出会いから、予期せぬアイディアが生まれ、新しいコラボレーションが生まれていく。そのための空間づくりも、やはり予期せぬものであれば嬉しい。
この空間には、斬新なデザインのダイニングスペースにキッチンが付いている。コンビニで冷たいおにぎりをかじりながらパソコンとにらめっこするより、暖かいものを仲間と作って一緒に食べたら、集中力も戻ってくるに違いない。新しい「働く」のあり方を、遊び心と共に追求していくための好例である。
(文=杉田真理子)