究極のミニマル宿!露天風呂付きの三角キャビン「GOZDNE VILE GLAMPING」

Via: sava-hotels-resorts.com/
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世の中のさまざまな狭小ホテルを見てきた「未来住まい方会議」。そのスタッフが「これが今までの中で最小かもしれない……」と思わず漏らした宿がスロべニアにある。

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それは、自然に囲まれた風光明媚な環境のリゾートヴィレッジ「GOZDNE VILE GLAMPING」内にあるこの三角キャビン。四角にせず、わざわざ一角削ってさらに小さな三角にしているあたり、潔さすら感じさせる。

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ドアを開けたら、まずベッドが見える。というよりも、ベッドしか見えない。ベッドの下に空洞があるので、その中に荷物は入れられそうだ。

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中に入って壁側を見るとベンチがあることに気付く。ここにも若干の収納が可能だ。しかし、ここに泊まろうとするなら、圧倒的に荷物をスリムにする必要がある。

シンプルなキャビンなので、エネルギー消費もスリム化している。発電方法は最新式で、各キャビンごとに太陽光パネルで電気を作っているので電灯も使える。でもドアと反対側の壁が全面窓なので、実は昼間は電灯要らずなのだけれど……。

ミニマリズムの極致のような、このシンプルなキャビン、実はとっておきのおまけがついているのだ。

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それが、各キャビン横にあるマイ露天風呂。しかも薪でお湯を沸かす昔ながらのシステムだという。昼間に開放的な気分でひと風呂浴びるのもオツだし、夜に満点の星を眺めながら長風呂も一興だ。冬なら、雪見風呂といったところか。お風呂大好き国民である日本人には最高の贅沢ではないだろうか。

キャビン内にトイレは無いけれど、数メートルごとに各キャビン専用のプライベートトイレがあるのでご安心を。
「無い物」ばかりに注目がいきがちな狭小キャビンだけれど、シンプルな旅を楽しむにはこれ以上の環境はない。都会の喧騒に疲れたら、こういった場所で命の洗濯をしたいものだ。

(文=倉田直子)

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