デッキに暮らしたい・軽井沢町・浅間山ビュー
高台で見晴らし最高、しかも西側には浅間山もロックオン。このウッドデッキ、ただ者ではない。
エリア:長野県北佐久郡軽井沢町大字茂沢字 価格:1,200万円
建物面積:31.56坪 敷地面積:428.64坪
間取り:4LDK
郷愁に訴えかける三角屋根の家
北陸新幹線信濃追分駅から車で約5㎞。別荘の進入路から建物を見上げると、周囲の木立にカモフラージュされ、全容のわからない1軒の建物がある。山奥に隠された秘密の要塞みたいでドキドキしてしまう。
だが坂道を上って敷地に足を踏み入れれば、視線の先には三角屋根の可愛らしい家が。まっすぐに伸びる道の向こうに家が佇むこの感じ…。ああ、地元じゃないのにハンパない「国に帰ってきた」感!荷物を放り出し、ドラマの回想シーンみたいに笑顔で手を振り駆け寄りたくなる。
青空に伸びる銀色の煙突。きらきら光るロイヤルブルーの瓦屋根。庇の付いたウッドデッキ。庭の植栽や物干し竿といった、暮らしのパーツひとつ一つが何だか懐かしい。良い意味での生活感が、敷地を含む建物全体をあたたかい雰囲気で包み込む。
西は浅間山ビュー。朝も夕もここで過ごしたい!
この家の一番の売りと言えばやはりウッドデッキだろう。屋根付きなので暖かい季節はデッキで一日過ごせてしまう。
最近習い始めたヨガも、デッキの上だと大自然と一体になれる気がする。ヨガの後の朝食はテーブルを出していつもよりゆっくり味わう。浅間山の雄姿を眺めながら、挽き立てのコーヒーをすする時間は至福のひと時。自分はミニマリストじゃないけど、この景色と一杯のコーヒーがあれば、もう何にもいらないと思う。
そう言えばこのデッキ、能の舞台のようでもある。楽器を弾いたり、感情たっぷり歌ったり、躍ったりが妙に気持ちいい。いつも周りの目を気にして暮らしているとストレスたまるけど、そんな気遣いもここでは一切無用だ。
とりあえず寝る場所は多数確保。
現代の隠遁者を気取って、一人で泊まってみるのもいい。でも1晩たったら人恋しくなってきた…よし、みんな招集(笑)!そんなまさかの急展開にも、全部合わせて34畳もある4つの和室があるから問題ないだろう。
夏はデッキでバーベキューを囲み、肌寒い季節はウッディーな内装に癒されるLDKで鍋をつつくのがお決まり。冬が来たらしばらくここともお別れだけど、来年また訪れるのが今から待ち遠しい。
こちらの物件の難点は冬季に水道と敷地への進入路が使用不可となること。つまり冬季以外の季節限定の別荘になる。そんなデメリットもオンシーズンのデッキからの眺めでチャラにして欲しい。また近隣にはゴルフ場が多数存在するため、ゴルフ好きにはまたとない立地なのではないだろうか?