8歳の子どもたちが挑戦!ファンキーなタイニーハウスを作ってみた
子どもは小さな空間が好きだ。テーブルの下、押入れの中、階段の隅とわざわざ狭い場所を見つけては、縮こまって、本を読んだり、空想にふける。そんな時間が思う存分すごせそうな、かわいいハウスがある。
このカラフルで、ファンキーなハウスを作ったのは、アメリカ・マサチューセッツ州のカブスカウトの子どもたちだ。デンリーダーがたまたまタイニーハウスの専門家だったことから、資金調達のプロジェクトとして「牛乳パックで鳥の餌箱を作るのもいいが、どうせならずっと使える小屋を建てよう」という話になったという。
リーダーのDerek Diedricksenさんの指導のもと、子どもたちは設計から最後のペンキ塗りまで、全ての工程に携わった。材木やドア、窓などは全部リサイクル。それら資材の確保の方法なども教わったという。
大きさは2 m x 2 mだが、大人でも十分寝られるサイズのロフトがある。ハシゴをどかせば、下のベンチもベッドになるという。正面は、自然光がたっぷりと入るように、ポリカーボネート波板をはめ、外側の飾り棚がそれを支える構造になっている。
今回は、時間と資材切れで実現しなかったが、コンポストトイレとバスルームを追加する案もあったとか。木の上に載せれば、ツリーハウスにもなるという。
こんなスペースがほしいのは子どもだけじゃない。庭の隅に置いて、アトリエにするもよし、書斎にするもよし。好きな色に塗って、お気に入りの絵やオブジェを飾れば、そこは自分だけの世界だ。
手づくりの小屋にこもって、時を忘れる。これほどファンキーなあり方はないかもしれない。
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inhabitat.com