ホームレス問題解決の糸口に?これからのタイニーハウスのあり方「Tiny-House Villages」
ホームレスが住むような場所はどこだろうか。ビニールハウス?ダンボール?もしくは一番多いのは路上かもしれない。いずれにせよ、ここから派生する問題は少なくない。
U.S. Department of Housing and Urban Developmentによれば、アメリカ国内で特定できるだけでもホームレスの数は610,042人。社会の闇の一つとも言える。しかし、彼らの住む場所がタイニーハウスだったらどうだろうか?もはやホームレスの定義から外れてしまうかもしれないが、一つの闇をなくせるかもしれない。その具体的な方法はタイニーハウスを合わせて、その周辺の土地、時間、スキルなどをシェアしてコミュニティーを形成していく、という考え方だ。
さて、ホームレスをホームレスたらしめる根本的理由は何であろうか?十中八九「金」であろう。高騰し続ける住居の値段に貯金は応えることはできない。
しかし、例えばポートランドのタイニーハウスコミュニティー「ディグニティービレッジ」では、月額35ドルからタイニーハウスを借りることができる。コストの安さはタイニーハウスの魅力の一つだ。上に述べたようにコミュニティーの力を借りれば、一人当たりの生活コストはさらに安くなるだろう。
タイニーハウスビレッジはホームレスのための一時的なシェルターになりえるかもしれない。そして、人口爆発や孤独死などの未来の問題に対するアプローチとしてもタイニーハウスは非常に有効だと言えるだろう。
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