#05 角打ちのある酒屋「宮川酒店」|YADOKARI✕公社二宮団地

お酒が好きな人ならば、自分の好みにあったお酒を紹介してくれる、そんな酒屋さんが近所にあったらいいなぁ……と思う方も多いはずです。今回は、二宮団地の近くにある、頼れる酒屋「宮川酒店」さんのご紹介です。


お店の歴史は古く、店主の満洋さんで3代目。笑顔の素敵な奥様の綾さんとともに今の宮川酒店を切り盛りされています。

最近では満洋さんのシニアワインアドバイザーの資格を活かし、満月の夜に開催される“満月・宮酒ワインバー”など、お店の外に出張してお客様にお酒を紹介するイベントにも力を入れられています。

今年の1月にリニューアルオープンをしたのですが、実は私も店舗のカウンター制作やロゴのデザインお手伝いさせていただきました。

宮川さんご夫婦からのご依頼は、「自然と会話が生まれ、気軽にお酒選びの相談ができるような酒屋にしたい」とのことでした。そこで今回の工事では、お客様がゆったりと過ごせるように店内にバーのようなカウンターをつくり、時にはそこで試飲をしたり、イベントができるようにと”角打ちスタイル”へとリニューアルしました。

そして、リニューアルを機に、新月の夜に開催される“新月・宮酒場-角打ち-”がスタートしました。普段の夜は静かなお店ですが、新月の夜には多くの方がお越しになり、毎回たいへん賑わいます。

ちなみに、宮川酒店さんのお店のある辺り(二宮町一色地区~中井町井ノ口地区)は葛川によってできた谷戸(やと)と呼ばれる地形で、水が豊富で日当たりも良く、昔から田畑として活用されてきました。

今でも築100年の古民家が残っており、その田畑が人々が暮らしを支えてきたことがわかります。

そして、二宮町一色地区には、明治20年ころに建てられた古民家が保存されており、現在は“古民家ふるさとの家”としてイベントやサークル活動なのに活用されています。5/20(土)には「里山散策&古民家コンサート」が企画されています。ぜひ足を運んでみてください!

(2017年5月18日記事公開)